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#contents
*メインシナリオ(ミステリー編)
>岩手県・遠野市。
作家志望の主人公、坂巻快人(さかまきかいと)は、
小説の題材を探しに、遠野のペンションを訪れる。
宿泊予定者は10人だったはずなのに、
宿泊客は、なぜか11人……。
そのうちの1人が露天風呂で殺される。
快人は、偶然再会したかつての友人・立花京香とともに、
事件の真相を探りはじめる。
しかし、ひとつ、またひとつと死体が増えていき……。
*サイドシナリオ(ビンゴ編)
>僕、坂巻快人は昔から作家志望だ。
書くのが好きで、これまでも長編小説を7本書いてきたが、すべての作品が完成直後に「消えてしまった」のだ。
電車の中に原稿を置き忘れてしまうとか、パソコンが壊れて、データがまるごとなくなるとか。
携帯電話で執筆していたケータイ小説なんかは、完成した直後、トイレにケータイごと落としてしまった。
確かに不注意なところもある。しかし、不運としかいいようがないものも多々あるのだ。
けれども大学を出て3年。今度こそ最後まで書ききろうと、背水の陣を敷く思いで遠野を訪れた。
ペンションへ向かう途中、神社でお参りしているとどこからともなく「ビンゴ!」という声―――。
そこから、思いもかけぬ不思議な体験がはじまる―――。
*サイドシナリオ(妖怪編)
>何かに怯えた様子の雪乃が走ってきた廊下を確認すると、
そこには奇妙な着ぐるみを来たオーモリの姿があった。
オーモリの様子がおかしいので話を聞いてみると、彼の溺愛するアニメキャラ「ボッコちゃん」が、
部屋の片隅に出現したという。
皆が呆れていると、いきなり食堂の中に
「あたしボッコちゃん」という声が響き渡る。
「ボッコちゃん」を名乗る座敷わらしの登場をきっかけに、妖怪が次々と登場する奇想天外な物語。