官軍や義勇軍の活躍により、太平道の教祖・張角は倒れた。 ここに黄巾の乱は一応の終息をみる。 だが、世の乱れが収まることはなかった。 都の洛陽では、十常侍ら宦官と帝の外戚の一派が対立。外戚に味方した袁紹らが宮中に乗り込み、十常侍を討った。 この騒動に乗じて上洛したのが、西涼の豪族・董卓である。 董卓は帝の身柄を奪うと、自らは太尉の座に就き、権力を独占。暴虐の限りを尽くした。 諸侯は、この状況に強い危機感を抱いていた。
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