キャラクター紹介
彩[編集 | ソースを編集]
古来から暗殺業を生業としていた「忌血」の一族を継ぐ美しき女剣士。天性のずば抜けた剣術の才能を持つ。
幼き頃より剣術の達人である父親「朧」と二人で暮らし、日々厳しく鍛えられてきた彩は若くして父親と同等の力を得るまでに成長した。
そんなある日、別れて暮らす継母「椿」が何者かに虐殺されたと知った父「朧」は姿を消し、行方知れずとなった。
1人残された彩は、屍霊討伐の情報屋だという「レイ」と名乗る女からの接触を受け、屍霊ハンターとして活動を開始する。屍霊を倒し続けていれば、いつかは父「朧」に、さらには腹違いの妹「咲」に辿りつけるのではと考えたためである・・・。
咲[編集 | ソースを編集]
彩の異母妹。幼き頃、父「朧」が彩をつれて家を出たため、母一人子一人で育った咲にとって、優しい母親の「椿」だけが唯一の心の支えであった。しかし、ある日、母は何者かに命を奪われ、咲は心のよりどころを失ってしまう・・・。
最愛の母を殺したのは自分と母を捨てた父親、そして腹違いの姉「彩」であると知った咲は、復讐を決意し剣の腕を磨く。
さらに咲は、太古の秘法を使えば、母を蘇らせる術があることをも知る。そのためには母と血のつながった忌血族の生きた心臓が必用であった。咲は屍霊を呼び起こし使役する能力を用いて、彩をおびきだそうと画策する・・・憎き彩の心臓を奪い母を蘇らせるために。
レイ[編集 | ソースを編集]
屍霊ハンターの同業者であり、情報屋として彩にコンタクトしてきた女性。
彩に屍霊発生の情報を与えて討伐させる代わりに、彩の家族の情報を提供する間柄で、いわゆるビジネスパートナーである。彩に対して通信でいろいろと指示をする。
素性についてはほとんど不明で謎の多い人物。
ただし、レイにも姉妹はいるらしい。
朧[編集 | ソースを編集]
彩と咲の父であり剣術の達人。暗殺を生業とし、幼き彩に剣を教え鍛えた。
忌血を利用する組織を壊滅するため、妻の「椿」と活動していた時期もあったらしい。
椿の死を知り姿を消した朧は、愛娘の彩と再会を果たした際、
尋常ではない様子で椿の仇であると言い出し、突然襲い掛かる。
エヴァ[編集 | ソースを編集]
咲を言葉巧みに煽り、彩と朧に対峙するよう差し向けた椿殺害事件の黒幕と思しき人物。
忌血族の心臓を取り込み、突出した能力を持つようになった。
椿の仇討をすべくエヴァを追う朧。そして娘二人がその後を追う。
泥武陀[編集 | ソースを編集]
謎の組織が、体格の大きい一般男性から作り出した屍霊。5メートルほどの巨大な体を持つ。
元は人間から作成しているため稀に言葉を発することもあるが、自我は完全に崩壊している。
欠陥部分に度重なる改良を施されており、身体には組織のシンボルが刻印されている。
さやか[編集 | ソースを編集]
元々は忌血族の少女で杏の姉。黒幕とされる「エヴァ」の秘術により屍霊として蘇った。
エヴァの命令に忠実に従い、彩を亡き者にしようと閉鎖病棟で待ち構えている。
忌血族の中でも怪力をほこり、巨大な鉄球を好んで武器とする。
責任感が強く妹思いで、杏からは「アネキ」と慕われる。
杏[編集 | ソースを編集]
さやかの妹。さやかと同じく「エヴァ」の秘術によって蘇った忌血族の少女。
巨大な鉤爪両腕に備え、素早い身のこなしで敵を切り刻む。
お姉ちゃんっ子の甘えん坊で、さやかの怪力に憧れ、「アネキ」と呼んで慕っている。
ウビー[編集 | ソースを編集]
組織「ウロボロス」の女性研究員と屍霊を掛け合わせた受精卵から、屍霊と人間のハーフとして、母体の腹部を食い破って誕生した怪物。
生まれた当時は通常の新生児と同じく50cmほどの大きさであったが、わずか数日で数倍以上の大きさに巨大化していった。まるでおもちゃで遊ぶような感覚で研究員たちを襲い始め、次々と屍霊化させていった。そのため病棟の地下に封印され、病棟ごと閉鎖された。性別は不明。
自分も鉄球も扱えるようになりたいと思っているが、非力ゆえ上手く扱えたことは一度もない。
デスベアー[編集 | ソースを編集]
動物園から脱走し、ゾンビに噛まれて屍霊化してしまった熊。
元々とあるサーカス団の「のんびり屋の熊さん」として有名だった人気者。しかし、本性は決してのんびり屋ではなく非常に凶暴で、サーカス団員からの熾烈な調教によって暴れる気力すら失っていただけである。屍霊として蘇り、かつての記憶も既になくなっているが、人間たちの悲鳴や歓声で餌が貰えることだけは体に染み付いているようだ。


