後藤又兵衛

執心流浪 後藤又兵衛

声:三木眞一郎　　武器:奇刃　　属性:雷　　
タイプ:テクニカル　　移動速度:普通

黒田官兵衛の配下として豊臣軍に仕える武将。
功名心が強く、手柄となる獲物を求めて戦場を駆ける。
プライドも高いため自分の誇りを傷つけた者に対しては強い恨みを持ち、異常なほどの執着を持つ。

• 初期パラメーター

体力:2500
攻撃力:240
防御力:50
バサラゲージ:17000
ガマン値:100
ガード耐久値:250
失神耐久値:200

• 特徴

ブーメランのような武器“奇刃”を装備した状態と、
奇刃を投げた際の“素手”状態（ガード不可）で、それぞれ攻撃が異なる。
奇刃装備時は主にそれを投げる技を使い、素手状態時は素早い動作で引っ掻くものに変化する。
必然的に異なる2つのモードを使いこなす戦い方が要求されるテクニカルなキャラクター。
回避ステップは入力中常に発動する(レバー入れっぱなしで連発可能。)

武器

第一武器	執行刃 （しっこうば）
第二武器	血祭刃 （ちまつりば）
第三武器	断末刃 （だんまつば）
第四武器	粉骨刃 （ふんこつば）
第五武器	円鬼刃 （えんきば）
第六武器	執行刃・無銘 （しっこうば・むめい）
第七武器	執行刃・山吹 （しっこうば・やまぶき）

衣装

其の壱	デフォルト
其の弐	1000文銭
其の参	1000文銭
其の四	1000文銭

『4』からの変更点

• 「固有技・改」が追加された

専用型 【怨刃】

奇刃を投げている間の攻撃が全てクリティカルになるが、
受けるダメージが1.5倍になる。

通常攻撃

奇刃…8段攻撃（8段目に奇刃を投げる）
爪　…6段攻撃
ダッシュ時…奇刃、爪共に少し前進しながら1段目を繰り出す。

奇刃5段目の始め（奇刃を思いっきり曲げる辺り）で「○○の奇刃」を発動すると、予備動作無しで投げる。
軽量級の武将には全段連続ヒットする。

固有技

技名	コマンド	説明
ないぞうのうめきごはいちょうのけい 内蔵の呻きご拝聴の刑	□長押し	奇刃で敵をガリガリと削る。素手状態時は左右に動き、前方を引っ掻く。 追加入力可能。
てんじゅんのきば 天巡の奇刃	△	奇刃を上空に投げ、敵を浮かせる。 素手状態時は自らが飛び上がり、敵を打ち上げる。
しょうかんのきば 正還の奇刃	十字キー＋△	奇刃を前方一直線に投げ、敵を切り刻む。素手状態時は高速で前転しながら突進。 投げた奇刃に前転で突進しキャッチすると、地面に奇刃を力一杯突き刺す。
せんかいのきば 旋廻の奇刃	R1	奇刃を弧状に投げ、敵を引き寄せる。 素手状態時は前方に広範囲攻撃。空中発動可能。
くびきりしたきりなきさけびのけい 首切り舌切り泣き叫びの刑	L1＋△	前方へ走り、相手の背面に素早く回り込んで奇刃で斬りつける。 素手状態時は敵を拘束し、奇刃が戻るのを待つ。固有技ボタン入力で蹴り飛ばす。
こゆうわざ・かい 固有技・改	L1＋□	地上発動時は、その場に毒霧をまき散らしてバックステップで距離を取る。 奇刃を持った状態で空中発動すると、地上に向かって奇刃を投げる素早い攻撃を行う。

内蔵の呻きご拝聴の刑

『ないぞうのうめきごはいちょうのけい』

敵一体を捕え奇刃をこすりつける。ガードブレイク効果あり。長押しで長時間削り続ける。
素手時は左右に横跳びを繰り返しながら前方を引っ掻く。

天巡の奇刃

『てんじゅんのきば』

奇刃を上方向に投げる。
素手時は錐もみ回転をしながら飛び上がる。

正還の奇刃

『しょうかんのきば』

前方に奇刃を投げる。
その軌道から奇刃を雷撃を伴って地面に突き刺す派生技を出しやすい。
素手時は回転しながら前方に飛び込む。

旋廻の奇刃

『せんかいのきば』

前方へ弧を描くように奇刃を投げる。空中発動可能。
奇刃が当たった敵は、自分の前方にかき集められる。
内蔵の呻き～で敵を拘束中に発動すると、敵を拘束したまま投げることが可能。
素手時はバック転と同時に前方を引っ掻く。

首切り舌切り泣き叫びの刑

『くびきりしたきりなきさけびのけい』

敵一体を捕え、斬りつけて投げ飛ばす。ガードブレイク効果あり。
素手時は敵一体にしがみつく。この状態で奇刃が戻ってくると投げ飛ばす。
また、しがみついた状態での追加入力で蹴り飛ばす。

固有技・改

『こゆうわざ・かい』

地上発動時は前方に毒霧を放ち、後方へ飛び上がる。
空中発動時は奇刃状態の時のみ下に向かって奇刃を投げる。
この時、投げてすぐに固有技ボタンを押せば即座に突き刺し攻撃に移行できる。
空中版は低空で発動すると正面に向かって投げる。地上版のバックステップ中に再度発動した場合も同様。

固有奥義

奥義名	説明
ざんねんむねんこうかいさきにたつのけい 残念無念後悔先に断つの刑	奇刃で敵を挟み、拘束する。 固有技ボタンの入力で追加ダメージ。空中発動可能。
えんまかみがくれ 閻魔神隠れ	奇刃を軸にグルグル回り土煙で煙幕を張り、敵から身を隠す。 通常技ボタン入力で煙幕の発生速度が上昇。
ぎゃくじょうゆうげのろうごく 逆上遊下の牢獄	檻で敵を閉じ込める。一定時間経過か、固有奥義ボタンで奇刃を投げて檻を壊す。 通常技ボタンで檻に入り攻撃。追加攻撃も可能。

残念無念後悔先に断つの刑

『ざんねんむねんこうかいさきにたつのけい』

奇刃で敵を打ち上げたのち、敵一体を奇刃ではさみ込みダメージを与える。
空中で発動すると打ち上げが省略され拘束攻撃が当てやすくなる。

閻魔神隠れ

『えんまかみがくれ』

土煙を張って身を隠す。
土煙には攻撃判定があり、侵入した敵にダメージを与える。

逆上遊下の牢獄

『ぎゃくじょうゆうげのろうごく』

正方形の檻を発生させる。
通常技ボタンで檻へ飛び込み滅多切りにする。
△で檻に電撃を流し攻撃。
R1で檻に沿うように奇刃を投げ、巻き込んだ敵を檻の中へ放り込む。
固有奥義ボタン・一定時間経過で奇刃を突き刺すか、敵の攻撃により檻が破壊されると終了する。

基本テクニック

素手状態時は通常攻撃・□長押し・△・R1、「首切り舌切り泣き叫びの刑」の予備動作（前方へ走る最中）、回避・挑発の途中では奇刃をキャッチしない。
キャッチされなかった奇刃は又兵衛の周りを一周ほど旋回（攻撃判定あり）した後、また戻ってくる。
上手くやればずっと奇刃を自身の周りに旋回させつつ引っ掻き攻撃を継続可能。
また、素手状態時にL1を長押しすると奇刃がすぐ手元に戻ってくる。
これは攻撃動作中であっても奇刃をキャッチすることができる。
素手状態の内臓の呻きから奇刃での固有技に繋ぎたい時などに便利なテクニック。

雑魚は基本的に、奇刃を用いて一箇所にかき集め素手で滅多切りにしていくのが手っ取り早い。

奇刃が又兵衛に戻ってくる瞬間に素手時の空中特殊攻撃と十字キー+△を発動中であった場合、
キャッチした奇刃を雷撃を伴って地面に突き刺す派生技を繰り出す。
かなり広範囲かつ高威力で、戦闘スタイル故に繰り出す場面は多い。
一定高度以上の空中で条件を満たした場合は、数回奇刃を回転させてから突き刺しを行うものになる。
回転は高度に関わらず一定数で、戻ってきた奇刃に絡め取られていた敵をそのまま巻き込んで突き刺し攻撃を浴びせる。

敵別対処法

• 対雑魚

• 対武将

おすすめコンボ

• 対雑魚

• 対敵武将（軽量級）

『首切り舌切り泣き叫びの刑』→空中『残念無念後悔先に断つの刑』→空中特殊（長押し）→～以下ループ
簡単に覚えられ、かつ難易度「三途之河」でも通用するループコン。ただしタイマン限定。
『首切り舌切り泣き叫びの刑』ヒット後は空中に浮き、相手は特殊ダウンになるので、そこから直接『残念無念後悔先に断つの刑』に繋げば、ほぼ確定で入る。
空中特殊は当てる場所が悪いと相手を吹き飛ばしてしまうので、しっかりと位置確認してから攻撃したい。
なお、技説明欄には記載されてないが、『首切り舌切り泣き叫びの刑』はダウン中の敵も拾える。

・正還の奇刃コンボ
正還の奇刃(十字キー+△)→素手時△→素手時空中R1→素手時空中通常攻撃1段目→(着地)素手時□長押し
壁までが中、遠距離用のコンボ。更に追撃可能

・壁際コンボ
固有技・改(L1+□)→(着地)前方ダッシュ正還の奇刃(十字キー+△)
壁際でのコンボ。着地キャンセルでは予備動作が発生するのでダッシュ投げにする事。ここから『正還の奇刃コンボへ』

・固有奥義コンボ(簡易版)
首切り舌切り泣き叫びの刑(L1+△)→空中残念無念後悔先に断つの刑(R2)追加攻撃→正還の奇刃(十字キー+△)
固有奥義はほぼ右斜め前に吹き飛ばすので右斜め前に正還の奇刃を投げる事。ここから『正還の奇刃コンボへ』

・敵武将(軽量級)ループ
通常攻撃6段目→内蔵の呻きご拝聴の刑(□長押し)長押し→正還の奇刃(十字キー+△)→素手時△→素手時空中R1→素手時空中通常攻撃1段目→(着地)素手時□長押し→素手時L1+△(奇刃キャッチまで待つ)→(着地)正還の奇刃(十字キー+△)→素手時△→～以下ループ
正還の奇刃を出す際、壁が近い場合は『壁際コンボ』へ、奇刃をキャッチしてしまい素手時L1+△が首切り舌切り泣き叫びの刑(L1+△)になった場合は『固有奥義コンボ(簡易版)』へ経由して修正する。難易度「三途之河」でも有効。

バサラ技

通常　　　「絶痛悶苦（ぜっつうもんく）、処刑執行ぉッ！　　ねぇ、痛かったぁ？」
武心伝心　「キィヤァーッ！烽火連三月（ほうかみつきにつらな）れぇッ！　　国破れて山河（さんが）のみ…キケッ！」

乱舞ののち、敵を空中に打ち上げて奇刃で斬り刻む。
範囲・威力ともにそこそこで、雑魚戦はもちろんのこと高難易度の武将戦でも逃げられにくい。
しかしメインダメージが空中での奇刃攻撃に集中しているため、浮かない重量級の武将が相手だと威力が激減してしまう。

小ネタ

• 奇刃を投げる「○○の奇刃」系の技には多少の隙を生む予備動作があるが、戻ってきた奇刃をキャッチした瞬間に発動すると予備動作が発生せず、スムーズに投げることが出来る。

ダッシュからの発動でも同様に隙が消える。
通常攻撃5段目の奇刃を地面に叩きつける予備動作中（奇刃を思いっきり曲げる辺り）で
「○○の奇刃」を発動すると、予備動作無しに各固有技の投げ方に変えて投擲する。

• 挑発は素手状態、『逆上遊下の牢獄』発動中で変化する。

• 2人同時プレイの相性はあまり良くない。
  相手を拘束して攻撃する（内蔵の呻きご拝聴の刑など）は2p側の攻撃が当たらなくなり、逆上遊下の牢獄は2pが中に入れない場合が多く、2p側が挑発以外何もできないという状況を招きやすい。（バサラゲージはたまるが・・・）

• 閻魔帳に名前が乗っている上位三名は、それぞれ史実で又兵衛が晩年に出陣した大阪の陣に関係している。
  三位の徳川家康は、大阪の陣で対した相手だから
  二位の上杉謙信は家臣の直江兼続の鉄砲隊に傷を負わされたことから（ただし、謙信自身はその時既に亡くなっている）
  そして、伊達家家臣の片倉重長（片倉小十郎の息子）に討ち取られた事から一位が伊達政宗となっている。