#contents *帰宅部 **主人公 (男) 虚飾の世界メビウスからの脱出を目指す通称 「帰宅部」の部長。帰宅部結成後に入部することになるが、 とある事情により笙悟から部長を譲られることになる。 結成以降、停滞気味だった帰宅部の活動は、 彼の入部を境に急展開を見せることになる。 **主人公 (女) 虚飾の世界メビウスからの脱出を目指す通称 「帰宅部」の部長。帰宅部結成後に入部することになるが、 とある事情により笙悟から部長を譲られることになる。 結成以降、停滞気味だった帰宅部の活動は、 彼女の入部を境に急展開を見せることになる。 **佐竹 笙悟 学園に通う高校3年生で帰宅部前部長。 既に何度かメビウス内のループを体験しているらしい。 達観した態度とだるそうな物腰、眠そうな目の奥に、 深い絶望と強い現実への帰還の意思を秘めている。 帰宅部に入部してきた主人公に部長の座を譲るが、 仲間たちからは依然兄貴分として頼られている。 **峯沢 維弦 学園に通う高校2年生。目も覚めるような美少年。 その容姿故知る人ぞ知る有名人だが、 本人は無口で表情に乏しく、他者と関わることを好まず 興味も関心もない。メビウスが偽りの世界であると 気付いているが、帰宅部の度重なる誘いを断り、 一人で帰る方法を探し続けている。 **巴鼓太郎 学園に通う高校3年生。 大柄な体格に似合わずお節介で陽気な少年。 帰宅部のムードメーカー的な存在。 困っている人間を放っておけず、好きな言葉は友愛、 尊敬するのは父親、将来の夢はレスキュー隊員だと 公言してはばからない。一見明るく気さくなイイ奴だが、 問題を起こすこともしばしば。 **響鍵介 学園に通う高校1年生。 卒業式で答辞をした彼が、次の入学式で新入生として 入学してきたことが、主人公がメビウスが現実でないと 気づくきっかけとなる。 μに楽曲を提供するオスティナートの楽士であり、 帰宅部の敵として現れる戦いの末、自らの在り方に 疑問が生まれ、帰宅部の一員として仲間になることに。 **柏葉琴乃 学園に通う高校3年生。 清楚で大人びた雰囲気の美少女。 清らかなお嬢様のようでいて どことなく大人の色気も醸し出し、 誰にでも分け隔てなく優しいため男子から異様にモテる。 帰宅部のお姉さん的ポジション。 **守田鳴子 学園に通う高校2年生。 メガネがトレードマークの小柄な少女。 好奇心旺盛で噂話やスキャンダルに目がないパパラッチ気質。 周りの人間と会話しながら全然違う内容を SNSに物凄い速さで発信できるマルチタスク人間。 皆に注目されるセンセーショナルなニュースとして 帰宅部のことを調べていた。 **篠原美笛 学園に通う高校1年生。 サラサラショートに大きな目が特徴の よく食べよく笑う女の子で、 好物は生クリーム、チョココロネ。 明るく物怖じのしない性格で、女性陣のムードメーカー。 同学年ということもあり鈴奈と仲が良い。 **神楽鈴奈 学園に通う高校1年生。 いつも自信なげに心細そうな顔をしている物静かな少女。 人の目を見て喋るのが苦手。 打たれ弱いが、一度決心すると泣きながらでも 石にかじりつきやり遂げる芯の強さも持っている。 そういう時に出す声は、周りが耳を塞ぐほどの大声。 **天本彩声 学園に通う高校2年生。 可憐なビジュアルが目を引く美少女であり頭の回転も早く、 芯の強い性格だが男性の前では目を合わせることも、 ろくに会話をすることもできなくなる。 男性相手へは暴力的になることもしばしばあり、 帰宅部の男性陣もその対象として例外ではない。 主人公が男性の場合と、女性の場合で 大きく態度や反応が異なるようだ。 **琵琶坂永至 学園に通う高校3年生。 知的で紳士的な物言いや巧みな弁舌に加え、 端正な顔と人懐っこい笑顔をたたえる好青年。 学園トップの秀才でもある。 誰に言われるまでもなく、この世界が現実でないこと、 3年間がループしていることなどメビウスの秘密に 既に気づいている様子。 *オスティナートの楽士 **Lucid 『光』を意味するLucidの名の通り体が透明化している。 楽士ルートでは帰宅部部長であると共に、謎の楽士Lucidとしても行動をすることに。 **スイートP ゆめかわいい、を信条としたファッションを身にまとう メビウス一のファッションリーダー兼オスティナートの楽士。 睫毛が長くパッチリした瞳が特徴的。 本人の見た目同様ガーリィでパステルでメルヘンチックな 少女趣味な楽曲を作り、 一部の女性層に熱狂的な人気を誇る楽士。 **少年ドール メビウス内にある巨大な図書館を住処に、 外界との接触を完全に隔絶している少年。 常に目深にフードをかぶっており、 その表情はうかがいしれない。 社会的な生活を営む人々を群れなければ何もできない人間と 嘲笑い、攻撃するような陰鬱かつ暴力的な楽曲を制作する。 ハードなコンセプトのクリエイターだが孤独を抱える人間に とっては、救いの歌となっており一部に熱狂的な信者を持つ。 **ミレイ メビウス内のマリンリゾートを根城にし、 取り巻きの男をかしづかせて悠々自適な生活を送る 『クイーン』的な存在。 高慢でワガママ、世界の中心が自分であるかのように振る舞う 悪女だが(性格以外は)事実、すべてにおいて優れている。 音楽の才能にも長けており、美しい容姿もあいまって、 絶大な人気を誇っている。 自らがナンバーワンだというこだわりは異常なほどで、 メビウス内の絶対的アイドルμすら、 その対抗心の対象となっている。 **イケP 主人公たちと同じ学園に通う高校2年生。 維弦のクラスメイトで、バンドマン風の男。 自らの容姿に自信を持っている生粋のナルシストで、 常にキメ顔を崩さない。ただ上には上がいるもので 女性人気は維弦に軍配があがっている。 その独特のセンスについてこられない人間も 一定数いるようだ。 ファンからの賞賛の声を何よりも求めており、自らの 人気っぷりを確認するためにもライブ活動に余念がない。 **シャドウナイフ メビウス内での反逆者を誅殺する正義のヒーロー。 影とナイフを自在に操る能力を駆使して悪を裁く。 楽士の中でも戦闘に特化した能力を持っているため、 μの護衛役としての役割も担う。 『奴は我々楽士の中でも最弱…』のような どこかで聞いたような芝居がかった言動が多く、 周りが反応に困ることも。シャドウナイフという名前や外見、 その能力に至るまで、現実で数年前に流行った アニメそっくりだという説もある。 **ソーン 楽士たちのリーダー。 病的なイメージのある美しい少女で、神出鬼没としか 言いようのないタイミングで主人公たちの前に姿をあらわす。 μの楽曲制作者としては最古参のクリエイターで、 重く暗く激しいラブソングで絶大な人気を博している。 μとの間には信頼関係があり、 μはソーンの言うことに素直に従っている。 **ウィキッド 全てが謎に包まれた楽士。 一般には存在と楽曲のみが知れ渡っているが、 その姿を知るものはいない。 強烈な暴力性を孕み、全てをあざ笑うような楽曲は 聴くものに大きな衝撃を与える。 **梔子 物憂げな表情の少女楽士。 肉声で喋ることはなく、口元の機械を通して発する音声に よって会話を行う。常にテンションは抑えめ。 個性豊かで集まると騒がしい楽士達の中でも、 一歩引いた立場でいることが多い。 **Stork 個性豊かな楽士たちの中でも、飛び抜けて怪しげな姿の楽士。 その名の通りコウノトリのコスチュームに身を包み、 メビウス中の女性を虜にするラブソングを得意としている。 紳士的な物言いの気の良い男だが、ある特殊な性癖により、 楽士の仲間内での扱いは決して良くない。 『あらゆるものに擬態できる』という強力な能力で、 帰宅部の前に立ちはだかる。 *μとアリア **アリア μと同時期に作られたバーチャルアイドル。 メビウス内ではμの力が強すぎるため、 元の姿を保てず小人のような姿になってしまっているらしい。 メビウスを創りだし、おかしくなってしまったμを止めるため に現実に帰りたがっている主人公たちを見出し、 戦うための力を与える。 純粋無垢で可憐なμに対して、 陽気で明るく親しみやすい性格をしている。 **μ 元々は、ユーザーが組み込んだ音声を 歌い上げるだけのボーカルソフト。 人々が作る楽曲を歌う内に少しずつ自我を芽生えさせていき、 現実へ苦悩する人間を救うために、 常若(とこわか)の世界メビウスを創りだす。 みんなを幸せにするために、 笑顔を絶やさずメビウス中を飛び回っている。 *その他 **水口茉莉絵 メビウス内の学園に通う2年生。主人公の同級生。 物腰が柔らかく、模範的な優等生タイプだが誰にでも壁がなく 接しやすいタイプ。 帰宅部として怪しげな活動する主人公たちのことも 特に詮索するわけでもなく見守り、 時に友人としてサポートをしてくれる。 彼女もまた帰宅部と楽士との戦いの運命に 巻き込まれることになる。 **南出日向 故人。享年20歳。 知る人ぞ知る地下アイドル『ウズメ隊』のセンター。 凄惨な事件に巻き込まれ、非業の死を遂げる。 **田所興起 周りの迷惑を顧みず、μを熱狂的に応援する狂信者の一人。 独りよがりな性格ゆえμや楽士のコントロールも効かず、身勝手な『エゴヘッド』と呼ばれ忌み嫌われている。