キャラクター紹介
帰宅部
主人公 (男)
虚飾の世界メビウスからの脱出を目指す通称
「帰宅部」の部長。帰宅部結成後に入部することになるが、
とある事情により笙悟から部長を譲られることになる。
結成以降、停滞気味だった帰宅部の活動は、
彼の入部を境に急展開を見せることになる。
言動や会話選択肢を察するに知的かつ学識も社会性もある割とマトモな人。
主人公の本当の使命とは「スパイ」と罵られることになろうが帰宅部とオスティナートの楽士たちの双方の抱える事情を知った上で、楽士たちと壊れたμを倒し、現実世界に帰還してメビウスの輪を断ち切ること。
さもなくばどうしようもなく歪んだ現実世界とそこから逃れたメビウスの住人たちのLoopを終わらせること。
主人公 (女)
虚飾の世界メビウスからの脱出を目指す通称
「帰宅部」の部長。帰宅部結成後に入部することになるが、
とある事情により笙悟から部長を譲られることになる。
結成以降、停滞気味だった帰宅部の活動は、
彼女の入部を境に急展開を見せることになる。
言動や会話選択肢を察するに知的かつ学識も社会性もある割とマトモな人。
主人公の本当の使命とは「スパイ」と罵られることになろうが帰宅部とオスティナートの楽士たちの双方の抱える事情を知った上で、楽士たちと壊れたμを倒し、現実世界に帰還してメビウスの輪を断ち切ること。
さもなくばどうしようもなく歪んだ現実世界とそこから逃れたメビウスの住人たちのLoopを終わらせること。
佐竹 笙悟
学園に通う高校3年生で帰宅部前部長。
既に何度かメビウス内のループを体験しているらしい。
達観した態度とだるそうな物腰、眠そうな目の奥に、
深い絶望と強い現実への帰還の意思を秘めている。
帰宅部に入部してきた主人公に部長の座を譲るが、
仲間たちからは依然兄貴分として頼られている。
自身の過去への贖罪のため、
思い通りに行かない現実と対峙しようとしている。
峯沢 維弦
学園に通う高校2年生。目も覚めるような美少年。
その容姿故知る人ぞ知る有名人だが、
本人は無口で表情に乏しく、他者と関わることを好まず
興味も関心もない。メビウスが偽りの世界であると
気付いているが、帰宅部の度重なる誘いを断り、
一人で帰る方法を探し続けている。
「人間の本質」とはなにかを考察し、
与えられた境遇と自身の在り方について、
本当に悩んでいる迷える子羊。
巴鼓太郎
学園に通う高校3年生。
大柄な体格に似合わずお節介で陽気な少年。
帰宅部のムードメーカー的な存在。
困っている人間を放っておけず、好きな言葉は友愛、
尊敬するのは父親、将来の夢はレスキュー隊員だと
公言してはばからない。一見明るく気さくなイイ奴だが、
問題を起こすこともしばしば。
自身の本意ではないものの、
過去の凄惨な出来事が身近な存在にまで類を及ぼしていると知り、
どうにもならない現実をどうにか変えたいと希求する。
損得に関しては一切考えない。
それが自身の悲劇に繋がるのだとしても・・・。
響鍵介
学園に通う高校1年生。
卒業式で答辞をした彼が、次の入学式で新入生として
入学してきたことが、主人公がメビウスが現実でないと
気づくきっかけとなる。
μに楽曲を提供するオスティナートの楽士カギPであり、
帰宅部の敵として現れる戦いの末、自らの在り方に
疑問が生まれ、帰宅部の一員として仲間になることになる。
Lucid以外に帰宅部と楽士双方に属する人々の「想い」を知り、
自らも本当はなにをどうしたいのかを模索する迷える子羊。
主人公の性別を問わずに強く慕う。
柏葉琴乃
学園に通う高校3年生。
清楚で大人びた雰囲気の美少女。
清らかなお嬢様のようでいて
どことなく大人の色気も醸し出し、
誰にでも分け隔てなく優しいため男子から異様にモテる。
帰宅部のお姉さん的ポジション。
だが、「現実」からのやむにやまれぬ逃避行動が
酷く残酷な結果を生んでいることについてはとても深く悩んでおり、
「自身の関係者たち」がメビウスに存在していることに次第に気づき、
現実世界に帰還してその本分を果たさねばならないという使命感を抱くようになる。
守田鳴子
学園に通う高校2年生。
メガネがトレードマークの小柄な少女。
好奇心旺盛で噂話やスキャンダルに目がないパパラッチ気質。
周りの人間と会話しながら全然違う内容を
SNSに物凄い速さで発信できるマルチタスク人間。
皆に注目されるセンセーショナルなニュースとして
帰宅部のことを調べていた。
しかし、自分本位で感情の赴くままやっていた行動が、
まわりまわって自分自身の可能性や未来を閉ざしているのだと気づく。
篠原美笛
学園に通う高校1年生。
サラサラショートに大きな目が特徴の
よく食べよく笑う女の子で、
好物は生クリーム、チョココロネ。
明るく物怖じのしない性格で、女性陣のムードメーカー。
同学年ということもあり鈴奈と仲が良い。
家族との確執に悩んだ挙げ句に摂食障害に陥ったことで、
現実の自分と真逆に非の打ち所のない充実した学生生活を謳歌。
「病院」を毛嫌いし、現実とメビウスでの在り方のギャップに悩む。
神楽鈴奈
学園に通う高校1年生。
いつも自信なげに心細そうな顔をしている物静かな少女。
人の目を見て喋るのが苦手。
打たれ弱いが、一度決心すると泣きながらでも
石にかじりつきやり遂げる芯の強さも持っている。
そういう時に出す声は、周りが耳を塞ぐほどの大声。
自分の悩んでいたことを他人の中にも見出す、
「共感性」に優れた資質を持つ。
「孤独」におかれ社会で「孤立」を味わった。
そのことが他人にも他人事だと思わないパーソナリティに繋がり、
それが膠着していた楽士少年ドールの頑なな態度も変える。
だが、一度生じてしまった「不信感」を拭うのに容易ではなく、
「拒絶」を怖れている自分の本質を見透かされる。
メビウスに来ても人の善良さを信じられずにいる。
天本彩声
学園に通う高校2年生。
可憐なビジュアルが目を引く美少女であり頭の回転も早く、
芯の強い性格だが男性の前では目を合わせることも、
ろくに会話をすることもできなくなる。
男性相手へは暴力的になることもしばしばあり、
帰宅部の男性陣もその対象として例外ではない。
主人公が男性の場合と、女性の場合で
大きく態度や反応が異なる。
男性への不信感が「暴力的で欲望に身勝手」だということにある。
なにも深く考えず、需要に対する供給として行っていた行動により、
大切にしていたなにかを喪う結果となったことで壊れる。
壊れてしまった自分は大切な家族さえ遠ざける結果となり、
それでも生じた「不信感」から逃れられず、新たな可能性を求めてみても、
結局はメビウスに囚われた。
「自分の想い」を伝えるために直筆の手紙を書く。
「書く」ことでしか本当に抱える葛藤を晴らせない。
そのことに気づいてくれた「主人公」に特別な感情を抱く。
琵琶坂永至
学園に通う高校3年生。
知的で紳士的な物言いや巧みな弁舌に加え、
端正な顔と人懐っこい笑顔をたたえる好青年。
学園トップの秀才でもある。
誰に言われるまでもなく、この世界が現実でないこと、
3年間がループしていることなどメビウスの秘密に
既に気づいている様子。
現実逃避の究極がメビウスでの生活。
自身を選ばれた特別な存在だと思う永至は、
「そろそろ戻る頃合いだ」と帰宅部に参加する。
しかし、因果応報の真理は永至を赦すことはない。
その筈だが・・・。
オスティナートの楽士
Lucid
『光』を意味するLucidの名の通り体が透明化している。
楽士ルートでは帰宅部部長であると共に、謎の楽士Lucidとしても行動をすることになる。
相争うべきではない双方にとっての「調停者」として敢えて「スパイ」という過酷な道を選択するか、
自身も現実世界に絶望した一人としてアリアとμに選ばれながら、破滅に向かう選択をするかになる。
スイートP
ゆめかわいい、を信条としたファッションを身にまとう
メビウス一のファッションリーダー兼オスティナートの楽士。
睫毛が長くパッチリした瞳が特徴的。
本人の見た目同様ガーリィでパステルでメルヘンチックな
少女趣味な楽曲を作り、
一部の女性層に熱狂的な人気を誇る楽士。
少年ドール
メビウス内にある巨大な図書館を住処に、
外界との接触を完全に隔絶している少年。
常に目深にフードをかぶっており、
その表情はうかがいしれない。
社会的な生活を営む人々を群れなければ何もできない人間と
嘲笑い、攻撃するような陰鬱かつ暴力的な楽曲を制作する。
ハードなコンセプトのクリエイターだが孤独を抱える人間に
とっては、救いの歌となっており一部に熱狂的な信者を持つ。
ミレイ
メビウス内のマリンリゾートを根城にし、
取り巻きの男をかしづかせて悠々自適な生活を送る
『クイーン』的な存在。
高慢でワガママ、世界の中心が自分であるかのように振る舞う
悪女だが(性格以外は)事実、すべてにおいて優れている。
音楽の才能にも長けており、美しい容姿もあいまって、
絶大な人気を誇っている。
自らがナンバーワンだというこだわりは異常なほどで、
メビウス内の絶対的アイドルμすら、
その対抗心の対象となっている。
イケP
主人公たちと同じ学園に通う高校2年生。
維弦のクラスメイトで、バンドマン風の男。
自らの容姿に自信を持っている生粋のナルシストで、
常にキメ顔を崩さない。ただ上には上がいるもので
女性人気は維弦に軍配があがっている。
その独特のセンスについてこられない人間も
一定数いるようだ。
ファンからの賞賛の声を何よりも求めており、自らの
人気っぷりを確認するためにもライブ活動に余念がない。
シャドウナイフ
メビウス内での反逆者を誅殺する正義のヒーロー。
影とナイフを自在に操る能力を駆使して悪を裁く。
楽士の中でも戦闘に特化した能力を持っているため、
μの護衛役としての役割も担う。
『奴は我々楽士の中でも最弱…』のような
どこかで聞いたような芝居がかった言動が多く、
周りが反応に困ることも。シャドウナイフという名前や外見、
その能力に至るまで、現実で数年前に流行った
アニメそっくりだという説もある。
ソーン
楽士たちのリーダー。
病的なイメージのある美しい少女で、神出鬼没としか
言いようのないタイミングで主人公たちの前に姿をあらわす。
μの楽曲制作者としては最古参のクリエイターで、
重く暗く激しいラブソングで絶大な人気を博している。
μとの間には他の楽士たちとは異なる強い信頼関係があり、
μはソーンの言うことに素直に従っている。
ソーンは「不確定要素」として主人公の存在に「光」(Lucid)を見出す。
それが壊れゆくメビウスを終わらせる「救済の光」なのか、
破滅に導く「破壊の光」なのかは関知しない。
どの道、メビウスにしか存在出来ないソーン自身は、
過去の出来事により「既に終わっている」。
ウィキッド
全てが謎に包まれた楽士。
一般には存在と楽曲のみが知れ渡っているが、
その姿を知るものはいない。
強烈な暴力性を孕み、全てをあざ笑うような楽曲は
聴くものに大きな衝撃を与える。
梔子
物憂げな表情の少女楽士。
肉声で喋ることはなく、口元の機械を通して発する音声に
よって会話を行う。常にテンションは抑えめ。
個性豊かで集まると騒がしい楽士達の中でも、
一歩引いた立場でいることが多い。
しかしメビウスの安寧と現実への忌避は人一倍であり、トラウマに関する物事を見ると体調を崩すほど。
故に帰宅部への敵視も強く、中でも琵琶坂には憎悪とも呼べる感情を向けている。
ソーンやウィキッド、ミレイ以上に「現実に帰る」理由を見いだせない人物。
楽士ルート経ての帰還EDの際、μとLucidはこの子も気にかけるべき。
Stork
個性豊かな楽士たちの中でも、飛び抜けて怪しげな姿の楽士。
その名の通りコウノトリのコスチュームに身を包み、
メビウス中の女性を虜にするラブソングを得意としている。
紳士的な物言いの気の良い男だが、ある特殊な性癖により、
楽士の仲間内での扱いは決して良くない。
『あらゆるものに擬態できる』という強力な能力で、
帰宅部の前に立ちはだかるのだが、
自分が欲求を満たすために「師匠」と磨いた擬態術も、
μに与えられた能力も帰宅部には全く通用せずに悩んでいる。
μとアリア
アリア
μと同時期に作られたバーチャルアイドル。
メビウス内ではμの力が強すぎるため、
元の姿を保てず小人のような姿になってしまっているらしい。
メビウスを創りだし、おかしくなってしまったμを止めるため
に現実に帰りたがっている主人公たちを見出し、
戦うための力を与える。
純粋無垢で可憐なμに対して、
陽気で明るく親しみやすい性格をしているが毒舌おチビ。
どうせメビウスに囚われるほどの「なにか」を抱えているんだから、
「思い切りなさい」と言わんばかりに誰の背中も押す。
そしてアリア本来の姿が見たければ、帰宅部殲滅する必要アリ。
μ
元々は、ユーザーが組み込んだ音声を
歌い上げるだけのボーカルソフト。
人々が作る楽曲を歌う内に少しずつ自我を芽生えさせていき、
現実へ苦悩する人間を救うために、
常若(とこわか)の世界メビウスを創りだす。
みんなを幸せにするために、
笑顔を絶やさずメビウス中を飛び回っている。
人の悪意を受け止めるためにアリアの心配をよそに次第に壊れていく。
それ以前に同じ存在の割にはアリアと比較して人の生きる上での苦悩を知らない。
自分が選んだオスティナートの楽士たちの抱える悩みとそれに対する処方箋も知らない。
早い話がド天然で、言葉を額面通りに受け止め、人間性の裏読みも出来ない。
楽士ルートで進めていてもタワー屋上戦の冒頭で主人公に「あなたのせい」とか言っちゃうダメっ子。
おいおい、もともとアンタの親友のソーンさんが勧誘して引っ張り込んだスパイなんだが・・・。
その他
歳三
ミレイにとり「見守る存在」。
ありのままの彼女を受け入れるためならば、
労苦を厭わない献身的な人物。
善悪を超越して「どんな姿であろうとも」
「理不尽とさえ言える要求にも」
誠実に対処しようという出来た人物。
見た目は若いが実際は・・・。
水口茉莉絵
メビウス内の学園に通う2年生。主人公の同級生。
物腰が柔らかく、模範的な優等生タイプだが誰にでも壁がなく
接しやすいタイプ。
帰宅部として怪しげな活動する主人公たちのことも
特に詮索するわけでもなく見守り、
時に友人としてサポートをしてくれる。
彼女もまた帰宅部と楽士との戦いの運命に
巻き込まれることになる。
南出日向
故人。享年20歳。
知る人ぞ知る地下アイドル『ウズメ隊』のセンター。
凄惨な暴行事件に巻き込まれ、一命は取り留めるが、
頭蓋骨陥没骨折と眼球破裂という非業に見舞われる。
その後、それを苦に投身自殺という非業の死を遂げる。
彼女の死はある人物に拭いがたいトラウマを植え付けた。
田所興起
周りの迷惑を顧みず、μを熱狂的に応援する狂信者の一人。
独りよがりな性格ゆえμや楽士のコントロールも効かず、身勝手な『エゴヘッド』と呼ばれ忌み嫌われている。
琵琶坂永至を極度に怖れ、「先生」と呼ぶ一方で極度に警戒している。
自身の犯した現実世界での「罪」への意識は薄く、
刹那的かつ享楽的にメビウスに生きている。
コメントフォーム
コメントはありません。 コメント/キャラクター紹介?
|
|