植物の繊維を寄せ集めて作った粗末な衣服でも十分役に立ったが、君はもう少し保護を得られるものを手に入れるべきだと考えている。
何を生産するか、どこかで見つけられないだろうか。
動物を殺すことは生きるために必要不可欠だ。
だが君は今まで、動物の皮を剥ぐという面倒な仕事を避けてきた。
しかし防具の生産には皮が必要なのだ。
そして、これまで追放の地を見てきた限り、君には鎧が必要だ。
あのダルファル人も腕輪を付けていた。
つまり、彼らも捕らえられてここに連れて来られたのだろう。
いったいどこの誰が、あれだけ大勢のダルファル人を捕えてこの地に閉じ込めるなどという力を持っているのだろうか。
シェムの都では、こういう食人種を奴隷として使うのは珍しくもないが、ここにいるダルファル人がムチに従うとは思えない。
君の手元には鉄の延べ棒がある。
石器時代を抜け出す道へのおぼつかない一歩を踏み出したのだ。
あとはこれを数百個手に入れる必要がある。
今まで出会った人間はみな敵対的だったが、どこかに君と話をしてくれる人もいるに違いない。
そういった人たちを探す必要がある。
頭をたたき潰したり、腕を切り落としたりという野蛮な行為が追放の地で生きていくためには必要になる。
だが君は最近、敵を遠くから殺す方がいいと考え始めた。
特にレイヨウは狩るのがずっと簡単になるだろう。
君は遠距離武器を手に入れて試すことにした。
君は祭壇を使った。神の業によってのみ作れるものがあるということが分かった。
これは将来役に立つだろう。
頭を手に入れた。だが、これは血がにじんでいる上にひどく臭い。
剥製を作って保存する方法をちゃんと覚えていられるかどうか自信がなくなってきた。
その上君はひどく孤独な気持ちになった。
君は以前、錬金術師の腰にぶら下がったガラス玉を見たことがある。
その中には何らかの奇妙な混合薬が入っているようだった。
中身が何であれ空気に触れると反応が起こり、興味深い効果が生じるらしい。
樹皮を集める方法が分かり、いくつか集めることができた。
これからは他の道具でも何ができるのか色々試してみるのがいいだろう。