最初の奴隷を捕らえて苦難の輪につないだ。
やがて、君は忠実な奴隷で軍隊を作れるかもしれないと考えた。
だが、人には持って生まれた長所があり、さまざまな特技を持っている。
効率を考えると適切な奴隷を探し出す必要があるだろう。
ベッドを作り、今後もずっと眠れる場所を手に入れた。
地面から離れて眠ることにも利点があることは言うまでもない。
地面には蛇やクモがいて、いつ潜り込んでくるか分からない。
鉄の道具を生産できた。手に持った重みも感触も素晴らしい。
木も岩も待っていろ、鉄の道具の餌食にしてやる!
薬を一口飲んでみた。自分の体に効果が広がるような気がした。
もっともそれは君がそう思い込んでいるだけなのかもしれない。
たまには水以外のものを飲むのもいいものだ。
君は初歩的な信仰心を示し、祭壇で神々の好意の顕現を形ある物として作り出した。
神々の好意を十分に集めたとき、いったい何が起きるのだろうか?
鉄の鉱床を発見してそこから採掘した。
きっとこれからも多数見つけることができるだろう。
石から鉄の利用へと進む時が来たのだ。
君は新しいアイテムの色を眺めた。
染料が染み込んで、布は今まで以上に長持ちしそうに見える。
君の見栄えもよくなるだろう。
君が初めて捕らえた魚が足元に横たわっている。
死んだ魚の目が君をうらめしそうに見ている。
しかし自分が死ぬか、この魚が死ぬかだったのだ。
…違うかもしれないが、後悔は弱者がすることだ。
初めて植えた種子の上を軽く叩き、君は満足感を覚えている。
戦いで敵を倒した時のような栄誉とは違うが、自分の手で何かを育てるというのは楽しいものだ。
君が理解したことは、この世界で長く生存する上で役に立つと、君は確信している。
重大な局面で大きな優位性が得られることもあるだろう。
良い気分だ。