MHF-Zの舞台であるメゼポルタにて、独自の改良が行われたスラッシュアックス。
剣と斧への変形機構を有し、「スラッシュゲージ」を消費して攻撃を行っていくというスタイルこそ据え置き機のスラッシュアックスと同じだが、
「MHF流の全く新しいスラッシュアックス」をコンセプトに、別物レベルでの改修が行われている。
そのため、MHFにおける正式名称は「スラッシュアックスF」。
スラッシュアックスFの最大の特徴は、秘伝書スタイルの切り替えによって据え置き機のそれとは全く異なるアクションが可能な点である。
具体的には、
また、従前のアクションやビンの仕様についても大幅に変更されており、
据え置き機のスラッシュアックスの延長というよりは、全く新しい武器種であると考えたほうがよいだろう。
なお、ゲーム開始直後の時点では生産することができない。
MHF-Z全体で見たスラッシュアックスFは、攻防一体のメリハリの付いた狩猟ができる武器種となっている。
多彩な攻め方が可能であるが、その一方で真価を発揮するためにはその引き出しの多さを如何に活かすかにかかっているといえる。
なお、全ての攻撃アクションにスーパーアーマーが付くため共存は容易。
HR7で発生する「G級昇級試験」をクリアし、G級ハンターへと昇級することで、
スラッシュアックスFの生産が解禁される。
一応それ以前の段階である、HR5の時点で「体験クエスト」を1回だけ受注可能。
秘伝書スタイル:天ノ型と極ノ型のものがあり、上述した「全く異なるアクション」を体感できる。
なおスラッシュアックスFを1本でも生産すると、
ギルドマスターから「スラッシュアックスFのG級秘伝書」を受け取ることができる。
スラッシュアックスFは、仕様上最初から全4スタイル全てを任意で選択できるようになっている。
【地ノ型】
据え置き機(MH3Gがベース)のスラッシュアックスとほぼ同じアクションが使用可能なスタイル。
逆に言うと、これ以外の型はアクションが大きく異なる。
具体的に言うと、任意で変形できる「普通の剣モード」が使えるのはこの型のみ。
また、後述するが立ち回り面でも「スラッシュアックス」とは大きく異なり、
変形攻撃や属性解放突きを活用することで真価を発揮するものとなっている。
【天ノ型】
剣モードでの任意変形がオミットされ、斧モードをベースに立ち回るスタイル。
剣への変形は上で触れた「瞬間変形」で実現しており、技の一つとして「剣への変形攻撃」があると考えてよい。
回避・移動といった機動力に優れ、メリハリの付いた一撃を放つこともできる。
各モードの変形が自動的に行われるので、スラッシュアックスF初心者向けでもある。
【嵐ノ型】
斧モードは地ノ型と同じだが、この型ではガードが可能になっている。
このガードによって専用スラッシュゲージを溜め、最大まで高めることで「光剣モード」への変形が可能となる。
光剣モードと斧モードの活発な行き来は難しいが、ガードによって光剣モードを維持し続けられる。
総じて機動力は低いが、破壊力抜群のスタイルである。
【極ノ型】
地ノ型・天ノ型・嵐ノ型の3スタイルの特性が融合されたスタイル。
斧モードは天ノ型をベースにガードが可能になっており、光剣モードでは光剣のまま地ノ型・天ノ型の技を用いることが可能。
そして光剣モードを解禁していれば、斧と光剣を活発に行き来することもできる。
まさにいいとこ取りの秘伝書スタイルであるが、その分手軽にゲージを維持することが難しくなっており、
ある程度スラッシュアックスFに慣れておく必要があると言える。
秘伝書スタイル以外の、スラッシュアックスとの差異は以下の通り。
■斧攻撃でスラッシュゲージが溜まる
斧モードで攻撃を当てることで、スラッシュゲージが微量回復する。
これは嵐ノ型の専用スラッシュゲージも同様。
■抜刀時の移動速度
剣モードは大きな差はないが、斧モードは据え置きのスラッシュアックスよりも圧倒的に早く動ける。
概ね、片手剣並みの速度である。
■連続ステップが可能に
同じ方向に限るが、ステップが2連続で行えるようになった。
■斧モードのモーション値是正
スラッシュアックスの斧モードはモーション値の大小が激しいが、スラッシュアックスFではいずれも同等に引き上げられている。
これに関連してか、突進斬りが「突進突き」という名称になっている。
■回避後の攻撃派生追加
上述したようにスラッシュアックスFのベースはMH3Gのスラッシュアックスだが、
後シリーズで追加された「ステップ回避後の剣モード切り上げ派生」がある。
また、斧モードもステップ回避後に切り上げ、突進突きに派生可能で、素早い反撃が可能になった。
■一部ふっ飛ばし判定の削除
斧モードの切り上げ、属性解放突きの突き動作では味方を吹き飛ばさなくなった。
特に前者は回避後派生と合わせ、気軽に使っていけるようになった。
■リロードの高速化
地ノ型と天ノ型はリロードが使えるが、その速度が向上している。
■ビン補正の是正
詳しくは後述するが、強撃ビンの補正が約1.1倍となっており、強属性ビンの補正が増加している。
また、毒ビンや滅気ビンはオミットされ、独自の「強異常ビン」「スタンビン」となった。
これによって「強撃ビン一強」という状況が根本的に打破されている。
スラッシュアックスFは、2つ(厳密には3つ)の形態をクエスト中に切り替えながら狩猟を行うことができる。
上述したが秘伝書スタイルによって、形態変形の仕組み及び切り替えられる形態が異なる。
■斧モード
全スタイル共通のモード。
スラッシュアックスFにおいては「機動力」を担うモードであり、
片手剣並みの移動速度と、通常リーチの大剣や太刀をも上回る打点の高さを誇るアクション、
スタミナを消費しつつ集中攻撃が可能な「振りまわし」が特徴的。
また、地ノ型と天ノ型はこのモード中に特定条件を満たすと、スラッシュゲージを回復する「リロード」が使える
(上述したとおり、全ての型で斧による攻撃を当ててもゲージ回復が可能)。
天ノ型と極ノ型ではこのモードから「瞬間的に剣モードへ変形」することができ、機動力が更に高まる。
■剣モード
地ノ型・天ノ型・極ノ型にて使用可能なモード。
ただし天ノ型と極ノ型には「剣モード」自体はなく、上の「瞬間的に剣モードへ変形して攻撃」となる。
弾かれ無効効果が付与され、更にこのモードでは後述の「ビン」効果が適用される。
このモードでの攻撃アクションはスラッシュゲージを消費する。
地ノ型ではこのモードへの変形を行うことで、剣による連撃が可能となり、
更に高威力の「属性解放突き」が使用できる。
欠点としては移動速度が大剣並みに遅い事が挙げられる。
■光剣モード
嵐ノ型と極ノ型で使用可能なモード。
「光剣の構え」を行うことで初めて使用可能となる。
ビンから属性エネルギーが常時溢れ出し、刀身を形成するのが特徴。
攻撃力・リーチ共に剣モードを上回り、剣モード同様の連撃だけでなく、更に強力な連続攻撃や、
属性エネルギーをモンスターから吸収し炸裂させる「属性吸収大解放」が使用可能となる。
もちろん弾かれ無効効果や、ビン効果適用があり、攻撃時にはスラッシュゲージを消費する。
こちらも、移動速度は剣モード並み。
スラッシュアックスFのスラッシュゲージは、秘伝書スタイルによって形状・特性が大きく異なるものとなっている。
いずれも「剣形態」になるアクションで消費する。
また、クエスト開始時、及び力尽きて復活した後はどの型でもスラッシュゲージの初期値は総量の50%になる。
【地ノ型】
基本的な仕様は据え置き機の「スラッシュアックス」と同じ。
斧モードでは時間経過、もしくは斧による攻撃を当てることでゲージが回復していき、
ゲージ総量が40%を超えると剣モードへの変形が可能になり、
それを下回ると変形動作が「リロード」に置き換わり、ゲージが回復する。
剣モードでは時間経過でゲージ回復は行われないため、斧モードに変形しない限りはゲージが回復しない。
剣モードのままゲージが0になると、強制的に斧モードに戻る。
【天ノ型】
基本仕様は地ノ型同様だが、リロード可能タイミングが地ノ型よりやや遅い。
その代わり、一部アクションを除いて常に時間経過によるゲージ回復が適用される。
ゲージ量がどれだけ減っても剣による変形攻撃は可能だが、
それによってゲージが0になると「オーバーヒート」が発生し、排熱のために隙ができてしまう。
【嵐ノ型】
地・天とは全く異なるスラッシュゲージになっており、長さもそれらの2倍以上ある。
クエスト開始直後は赤色の状態になっており「光剣の構え」も行えないが、
斧による攻撃、時間経過、そして専用アクションの「ガード吸収」を成功させることでゲージが溜まり、
最大になると「光剣の構え」を行うことができるようになる。
光剣モードでは時間経過によるスラッシュゲージ回復は行われないが、光剣モードでもガード吸収を成功させればゲージを回復できる。
スラッシュゲージが0になると光剣の構えは再び封印され、もう一度ゲージを最大まで溜めないといけない。
【極ノ型】
天ノ型のスラッシュゲージと嵐ノ型のスラッシュゲージが独立して表示され、
斧モードでは天ノ型用ゲージ、光剣モードでは嵐ノ型用ゲージだけが消費される。
天ノ型用ゲージはリロードができなくなっており、ガード吸収でも補給されないが、斧による回復量がUPしており、
光剣モードでも時間経過でゲージが回復する。
嵐ノ型用ゲージは斧モードでも時間経過では回復しないが、ガード吸収による回復はモードを問わず可能。
一部アクションで光剣モードのゲージを使い尽くすと、天ノ型同様オーバーヒートアクションが発生する。
スラッシュアックスFには、武器ごとに「強撃ビン」「強属性ビン」「強異常ビン」「スタンビン」のいずれかのビンが設定されている。
これらは弓のビンと違い武器内蔵式で、「剣による攻撃」時に効果が発揮される。
■強撃ビン
他のビンに比べ、剣攻撃時のモーション値が約1.1倍される。
据え置き機のスラッシュアックスと違って攻撃力上昇値が緩やかな上に、武器本体の攻撃力または属性値がやや抑えられており、
強撃ビンの剣モードのモーション値と斧モードのモーション値に大きな差がない。
MHF-Zでは追加ダメージとしての属性も非常に重視されているため、どちらかと言えば属性・状態異常の効きにくいモンスター向け。
このような事情から、ラインナップ自体も強属性ビンに比べ少ない。
■強属性ビン
剣攻撃時の、状態異常以外の属性値を1.3倍するビン。
スラッシュアックスFにおいてもっとも武器レパートリーが多いビンとなっている。
属性を活かすために、多くの武器がビン補正なしで属性値1000以上に到達しており、
属性がそれなりに通るモンスターであれば強撃ビンを上回る威力が期待できる。
■強異常ビン
剣攻撃時の、状態異常値を1.2倍するビン。
MHF-Zには状態異常中に追加ダメージが期待できる「状態異常追撃」スキルがあり、
単に状態異常目的だけでなく、それを用いた追加ダメージも狙っていける。
状態異常自体の発動確率は変化しないが、MHF-Zには確定で状態異常エフェクトが出る「劇物取扱皆伝」スキルがあり、そちらとの相性が良い。
■スタンビン
剣攻撃をモンスターの頭部に当てると、確定で気絶値の蓄積が行われる。
蓄積値はアクションによってまちまちだが、G級特異個体モンスターに対してもスタンを狙うことは現実的に可能。
なおこのビンの剣斧は、攻撃力が他のビンに比べやや高い傾向がある。
状況に応じて様々なコンボの組み立て方が考えられるので、コンボはあくまで一例。
アクションは各スタイル毎に解説する。
【アクション】
全てのアクションにステップ回避の派生があり、嵐・極ノ型では振り回し以外にはガード吸収の派生もある。
■縦斬り
斧を唐竹割りの要領で振り下ろすアクション。
他のアクションに比べ攻撃の隙がやや大きいが、斧モードの中では最も一撃の威力が高い。
また、打点にも優れる。
使用後は斧モードでは横斬りにのみ派生可能。
■横斬り
斧を右から左斜め下方向に振り払うアクション。
リーチは短いが出が早い。
使用後は斧モードでは突進突きか切り上げに派生可能。
■切り上げ
若干飛びはねつつ、斧を振り上げるアクション。
跳躍していることもあって打点が非常に高い。
据え置き機と違いこれで味方を打ち上げることはなく、ステップからも使えるので斧モードの攻撃の軸となる。
使用後は斧モードでは縦斬りか、振り回しに派生可能。
■突進突き
前進しつつ斧刃を用いて正面の相手を突くアクション。
踏み込みながら攻撃できて隙も小さい。
据え置き機と異なり威力が大幅にUPしており、こちらも攻撃の軸となりうる。
使用後は斧モードでは縦斬りか横斬りに派生可能。
■振り回し
その場で腰を落として、片方の腕で豪快に斧を振り回すアクション。※単体では出せない。
連続で入力することで振り回し続けることができるが、1回振るごとにスタミナが減る。
ダメージ効率に優れたアクションだが、その場から動けず回避派生も遅いため使いどころに注意が必要。
使用後は縦斬りにのみ派生可能。
【コンボ例】※斧モードのみ
嵐ノ型以外は、これらコンボに変形アクションを組み込める。
斧モードだけで考えると、全てのアクションで次の攻撃に繋げられることを覚えておくとよい。
【アクション】
■変形
斧から剣、剣から斧への変形を行う。
刃の位置を変える関係で多少の隙ができてしまうため、地ノ型では極力↓の変形斬りが繰り出せるようにしたい。
スラッシュゲージ残量40%以下では剣→斧の変形はできるが逆はできず、その場合リロードになる。
■変形斬り
攻撃アクション中に変形を行うことで、変形時の隙をなくしたアクション。
据え置き機と違い、地ノ型の斧モードでは振り回し以外の全アクション、
剣モードでは属性解放突き:フィニッシュ以外の全アクションで変形斬りが可能。
また、変形斬りにも複数パターンが用意されている。
スラッシュゲージ残量40%以下では剣→斧の変形斬りはできるが逆はできず、その場合リロードになる。
また、納刀からの抜刀攻撃をこれにして「剣モード」で切りかかることもできるが、こちらはシステム上「変形斬り」とは見做されていない。
いずれも「剣」で切る際にスラッシュゲージが減る。
■リロード
スラッシュゲージ量が40%を切った後の斧モードでのみ使用可能。
使用可能になるとゲージの色が赤くなり「RELOAD」と表示される。
斧を斜めに傾けてビンを排出し、新しいビンと取り替えることでゲージ量を回復し、再度変形を可能にする。
スラッシュアックスに比べ隙は小さくなっているがそれでも一定の隙はあるので、
斧モードによる回復も含め、どのタイミングで使うかは吟味したい。
■剣:縦斬り
剣モードによる縦斬り。
その場を動かず、素早く切りかかる。
使用後は剣:横斬り、剣:切り上げ、変形斬りに派生可能。
■剣:横斬り
剣モードによる横斬り。僅かに後退しつつ振りぬく。
使用後は剣:縦斬り、剣:切り上げ、変形斬りに派生可能。
■剣:切り上げ
剣モードによる切り上げ。こちらは跳躍動作がなく素早く振り払うため、
隙は小さいが打点は斧のそれと比べ低い。
使用後は剣:縦斬り、剣:横斬り、変形斬りに派生可能。
■属性解放突き
地ノ型剣モード最大の大技。
突き動作を行い、入力を連打することで属性エネルギーを放出、最終的には巨大な爆発を発生させる。
爆発はガンランスの砲撃などとは異なり、純粋に斬属性ダメージが与えられる。
据え置き機のものと異なり、3hit(突き・属性放出・フィニッシュの爆発)しかしないが、
フィニッシュの爆発の威力は大剣の溜め斬り4すらも上回る、まさに必殺の一撃となっている。
また、動作時の硬直も減っており、転倒などの隙を突いて繰り出せる。
突き動作には味方の吹き飛ばしはないが、フィニッシュの爆発にはあるので乱戦時には注意。
なお始動の突き動作、及び属性エネルギーの放出中に中断したり、横斬りに派生したりすることができる他、
特定の入力を行うことで「威力の弱いフィニッシュ」へ派生することができる。
なお弱いといっても、大剣の溜め斬り3程度の威力はある。
フィニッシュまで派生させると、強制的にノックバックしつつゲージ残量を問わず斧モードに戻る。
一応硬直はステップで軽減可能。
【コンボ例】
【アクション】
■リロード
地ノ型同様だが、使用可能なスラッシュゲージの量は地ノ型よりやや余裕がない。
斧モードによる回復も含め、どのタイミングで使うかは吟味したい。
■受け身
ふっとばし攻撃を受けた際、地面に着地する瞬間に回避入力することで、
受け身を取って隙を減らすことができる。
受け身後はステップ、切り上げに派生できる。
なお、打ち上げ攻撃には受け身は使えない(打ち上げ→ふっとばしのコンボであれば可)。
使用時にはスタミナを25消費する。
■抜刀ダッシュ
剣モードに変形し、ビンの力を解放することで恐るべき勢いでダッシュできる。
穿龍棍や「極ノ型」の他武器種とは異なり、スタミナは消費しないがスラッシュゲージを消費していく
(走っている間は常時剣形態のため時間経過による回復・相殺はされない)。
また、剣斧をブースター代わりにしているためか小回りは効かないが、最高速度は全武器種中最速。
各種攻撃やステップから派生できるため、一気に距離を詰めたり、距離を離したりすることが容易に行える。
抜刀ダッシュからは回避のほか、「ダッシュ回転攻撃」「ダッシュ切り上げ」に派生可能。
■スラッシュ回避
各種攻撃後に剣を瞬間変形させ、ビンの爆発を利用してモンスターを切りつけつつ左右、もしくは後方に飛び退くアクション。※単体では出せない。
前転回避同様の無敵時間があり、スラッシュゲージを消費するがビン補正が乗り、スタミナは減らない。
使用後は突進突き、ステップ、溜め斬り上げのいずれかに派生可能。
突進突きの場合は斧刃を戻しつつ突き上げる。ステップの場合は斧に戻りつつステップを行う。
どちらも普通に放つ場合と隙は大差ない。
■移動溜め
ハンマーのように、溜めたまま移動することができる。
溜め中はスーパーアーマーが付き、スタミナを消費していく。
移動溜めからは縦斬り、溜め斬り上げ、無限乱斬に派生可能。
■溜め斬り上げ
スラッシュ回避、又は移動溜めから放たれる剣モードでの切り上げ攻撃。
軌道としては左斜め下→右斜め上となる(例外有)。
単発威力及び打点に優れ、隙も(溜めを除けば)殆どないという優秀なアクション。
ただしどちらの溜めを選択するかで、動作やスラッシュゲージの消費量が変わる。
使用後はスラッシュ回避、斧:縦斬りに派生可能。
■無限乱斬
移動溜めからのみ派生可能なアクション。
ビンの爆発を利用し、凄まじい速さでモンスターを何度も切りつける。
振り回しの剣バージョンといった趣だが、モーションは異なる。
また、打点も振り回しよりやや高く、スタミナは消費しないがスラッシュゲージを消費していく。
ダメージ効率は振り回しすらも上回るが、ピンポイント攻撃には向かない。
また、使用後はステップにしか派生できない。
【コンボ例】
斧モードのコンボを軸に、状況に応じて以下のものや、移動溜めからの無限乱斬を放っていきたい。
【アクション】
■ガード吸収
剣斧を斜めに向けてモンスターの攻撃を防ぐガードアクション。
ランスなどのガードと異なり、ガード状態を維持することはできずガード可能時間も極めて短いが、
ガードに成功した場合はノックバック・スタミナ消費が一切発生せず、
更にガード後の硬直をキャンセルして次の行動に移ることができる。
そして、ビンに属性エネルギーを吸収させることでスラッシュゲージを回復することができる。
回復量は攻撃の威力に関わらず一定で、集中スキルの有無にもよるが大体3回程度のガード成功でスラッシュゲージが50%→100%となる。
光剣モードでもガード吸収が使えるため、これで攻撃を防いでいけばスラッシュゲージを切らさずに立ち回ることも。
ガード吸収が成功した場合、嵐ノ型では斧モードの場合切り上げ、横斬り、光剣の構え、光剣モードの場合は光剣:切り上げ、光剣連続斬りに派生できる。
更に、ガード吸収が成功した場合はステップ、ガード吸収にも派生可能。そのため多段ヒット攻撃に対してもガード吸収を連発することで対応できる。
ガード吸収が失敗した場合は回避にしか派生できない。
ちなみに、風圧や咆哮、振動に対してもガード吸収が機能する。
■光剣の構え
スラッシュゲージがMAXになるとゲージが黄色になり、MAXの文字が表示される。
この状態で変形動作を行うことで、ビンにエネルギーをチャージし、切り下ろしと同時に光剣モードを解禁する。
一度光剣モードを解禁すると、スラッシュゲージが0になるか力尽きるまでは以下の「変形」になり、光剣の構えは行われない。
隙が大きいがガード吸収成功から派生できるので、活用したい。
光剣の構えを行ってからが嵐ノ型の本領発揮と言える。
ちなみに、地ノ型の「変形」動作とは操作方法が違うので注意。
■変形
光剣の構え後は斧→光剣、光剣→斧への任意変形が可能。
ただし、変形速度は地ノ型のそれと比べ若干遅い。
また、変形斬りは抜刀変形斬りを除き使用できず、そもそもガード吸収は光剣モードでも使えるため、
緊急時以外はあまり使わないだろう。
■光剣:縦斬り
光剣モードでの縦斬り。
剣モードのものと比べ、打点・威力が強化されている。
使用後は切り上げ、光剣連続斬りに派生可能。
■光剣:切り上げ
光剣モードでの切り上げ。
剣モードのものと比べ、打点・威力が強化されている。
使用後は縦斬り、光剣連続斬りに派生可能。
■光剣連続斬り
光剣モードでは横斬りが一部派生を除いて使用できず、その代わりに使用できる連撃。
光剣連続斬り1と光剣連続斬り2の二段階に分かれており、ゲージ消費量が激しく隙もあり打点が低いが、
その分非常に高い威力を有する。
ちなみにステップからも直接派生可能。
■属性吸収大解放
嵐ノ型、及びスラッシュアックスF最大の大技。
属性解放突きのような突き動作の後、体を反転させて剣を突き刺し属性エネルギーを吸収する「属性吸収動作」を経て、
十字に切りつけ、最後に予備のビンを剣斧に叩き付け、属性エネルギーを全て解放させ特大の爆発を発生させる、という流れになっている。
属性吸収動作は複数ヒットとなっており、モンスターに当たれば当たるほど属性の吸収量、つまり最終的な爆発の威力が上がる。
全く吸収していない場合は威力がかなり低いが、完全に吸収しきった場合は、属性解放突きを大幅に上回る爆発ダメージを叩き込むことが可能。
解放突き同様にフィニッシュの一撃に威力のほぼ全てが集中しているため、フィニッシュまで出し切れる状況で用いる必要がある。
また、爆発が大規模ゆえに味方を巻き込みやすい(ふっとばし)点にも注意を払いたい。
使用後は強制的に斧モードに戻るが、硬直はステップ、切り上げでキャンセル可能。
ちなみに属性解放突き同様、突きの時点、及びチャージ中に横斬りなどで中断できる他、威力が大きく落ちるが任意フィニッシュも可能。
【コンボ例】
【アクション】
■受け身
天ノ型と同じ。極ノ型では、光剣モードでも使用可能。
■抜刀ダッシュ
天ノ型と同じだが、極ノ型では光剣モードでも使用でき、その場合は光剣のスラッシュゲージが消費される。
抜刀ダッシュからは回避のほか、ガード吸収も可能となり、
光剣モードの場合は「光剣:ダッシュ回転攻撃」「光剣:ダッシュ切り上げ」に派生可能。
■ガード吸収
嵐ノ型と同じだが、ガード成功時の派生にスラッシュ回避が追加されている。
上述したようにガード吸収で回復するのは光剣のゲージのみで、天ノ型のゲージは補給されない。
■光剣の構え
嵐ノ型と同じ。
なお光剣の構えには天ノ型ゲージの量は関係ないため、天ノ型ゲージが0でも光剣のゲージがチャージされていれば使用可能。
そして一度光剣モードを解禁することで、「変形斬り」が使用できるようになる。
■変形斬り
攻撃アクション中に変形を行うことで、変形時の隙をなくしたアクション。
極ノ型の場合は、斧モードからの変形斬り条件は地ノ型と全く同じで、
「剣への瞬間変形」アクションからは光剣モードへの変形斬りは直接は使えない。
光剣モードからの変形斬りは、光剣:縦斬り(移動溜め派生の縦斬りも含む)、光剣:切り上げ(光剣スラッシュ回避後の切り上げも含む)、
光剣溜め切り上げ、属性突きキャンセルの横斬りから可能となっている。
極ノ型は嵐ノ型同様に光剣ゲージを維持しようと思えば十分可能ではあるが、ゲージ消費量は増加傾向にあり、
抜刀ダッシュが他武器種ほど小回りが効かないという点もあるため、変形斬りで形態を行き来してゲージを温存するのは有効。
斧モードは天ノ型準拠のため、そちらで立ち回っても戦力ダウンは起こりにくい。
■スラッシュ回避
天ノ型同様だが、光剣モードでは「光剣スラッシュ回避」となる。
また、斧・剣ともに使用後の派生にガード吸収が追加されている。
■移動溜め
天ノ型と同じだが、光剣モードでも移動溜めが可能になっている。
光剣モードからの派生は、縦斬り(溜め不足)、光剣溜め斬り上げ、光剣無限乱斬。
元々足が遅い光剣モードで移動溜めをすると更に遅くなるので注意。
なお、溜め不足の縦斬りは普通の光剣:縦斬りと同威力。
■光剣溜め斬り上げ
光剣モードでの溜め斬り上げ。
威力とリーチが更に強化され、ゲージ消費量も光剣スラッシュ回避派生ならそこまで大きくはない。
例によって、移動溜めとスラッシュ回避溜めでは仕様が異なる。
■光剣無限乱斬
光剣モードでの溜め斬り上げ。
威力とリーチが更に強化され、光剣ゲージの仕様上普通の無限乱斬よりも長時間放ち続けることができる。
■属性突き
極ノ型では属性解放突きと属性吸収大解放が使い分け可能。
始動モーションの突きから、入力によって出しわけられる。
隙が比較的小さい属性解放突き、隙が大きいが高威力の大解放と使い分けよう。
ちなみに光剣連続斬り2からの派生は強制的に属性吸収大解放となる。
【コンボ例】
地ノ型、天ノ型、嵐ノ型のコンボ例も参考に。