物語
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猫好きなら一度は行っておくべきと友人に勧められ、とある山荘にやって来た。
地域猫がよくある集まる展望台があるということで、ちょっと行ってみることにした。
案内板の通りにしばらく道を歩いていたが、どうも様子がおかしい……。
急に暗くなり、気温も下がってきた。
山の天気は変わりやすいというし、ひとまず山荘へ引き返そうか……。
来た道を戻りかけたところで何かに足を取られ、私は雪にまみれながらがけを転がり落ちた。
こんなところに崖なんか無かったし、雪なんて降ってさえもいなかったのに!?
何かに顔面をぶつけたところで、私の記憶は途絶えた——。
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更新日: 2021-02-16 (火) 19:35:41