用語集
アルファベット
A型
ヨルハ機体の型の一つ。
近接戦闘を主に得意とする。Attackerが由来。
プロトタイプには運用されていたが現在のヨルハ機体には運用されていない。
Bモード(バーサーカーモード)が搭載されているがコストなどの問題で後のタイプには搭載されていない。
後にA型は廃止されB型に移行される。
B型
ヨルハ機体の型の一つ。
戦闘を主に得意とする。Battlerが由来。
複数の武器を扱うことができる。
D型
ヨルハ機体の型の一つ。
防衛を主に担当する。Defenderが由来。
E型
ヨルハ機体の型の一つ。
脱走兵や規律を犯したものを処刑するのが主な任務。Executionerが由来。
機体のタイプを偽って任務に同行することがある。
FFCS
遠距離攻撃管理システムのこと。Far Fire Control Systemの略。
射撃攻撃を制御する。
G型
ヨルハ機体の型の一つ。
遠距離戦闘を主に得意とする。Gunnerが由来。
ポッドによる支援射撃が実装されたため廃止される。
H型
ヨルハ機体の型の一つ。
回復を主に担当する。Healerが由来*1。
Ho229
ヨルハ機体が装備できる飛行ユニットの名称。
フィールド発生による単機での大気圏突破と再突入が可能な、汎用性の高い戦闘型飛行ユニットである。
武装は近接攻撃用のブレードの他、随行するポッドの装備に準じる(バルカン、レーザー、ミサイル)。追加で小型ミサイルユニットを装備可能。
バンカーから地上への侵攻作戦、地上からバンカーへの帰還の他、地球上での対地対空攻撃任務、長距離移動、偵察や諜報作戦など多岐に渡り使用される。
ただ、運用コストがかなり高いため、ユニットの使用については可能な限り損失をしないよう言い渡されている(ハンガーでのメンテ担当者の愚痴に垣間見られる)。
それもあってか、飛行ユニットの必要性が乏しい地上作戦時には、ヨルハ機体単独による作戦遂行が圧倒的に多い。
また、バンカーと地球間の移動では必須の装備だったが、9Sの会話にもあったように長距離移動におけるリスクもあったため、転送ユニットが本格稼働してからはその機会も減ることになる。
原型は、第二次世界大戦でドイツ軍が開発したものの敗戦により試作に終わった、ジェット戦闘機ホルテンHo229に由来。
こちらは双発の全翼型戦闘爆撃機で、完成時には30mm機関砲2門にロケット弾、500kg爆弾2発を装備する予定だった。
IFF
敵味方識別装置(identification friend or foe)。
この装置により敵味方の区別をつける。
仕組みとしては、いわゆる「山」「川」「谷」「海」の合い言葉と同じで、対象に対して特定の信号を発信した後、
一定時間内に対応した信号が返信されれば、対象を「味方」と認識する。
IFFで得られるのは、あくまで「合い言葉に対する正しい返答が一定時間内にあったから、味方と思われる」という事実だけであり、
返答が無い、または間違った返答が来た場合でも、「相手は味方だが、通信不調や無線封鎖中」という可能性もあるため、必ずしも敵とは限らない。
また、敵側へIFFに関する情報や技術が漏れていれば、IFFの偽装も論理的には可能。
よって、通常はIFFだけでなく複数の情報から敵味方の識別が行われる(レーダー上や目視による形状や機動などの確認、味方との
データリンクによる情報共有、敵勢力の事前情報など)。
N2
機械生命体ネットワークの全体を指揮していた「赤い少女」の事。NはNetworkの略。
NFCS
近接攻撃管理システムのこと。Near Fire Control Systemの略。
近接攻撃を制御する。
O型
ヨルハ機体の型の一つ。
地上のヨルハ機体との通信を担当する。Operatorが由来。
ヨルハ部隊員で唯一地球への降下を禁止されている兵科。
そのため、パワー等にリミッターがかけられており戦闘タイプと同じ事をすると体への負担はとても大きくなる。
S型
ヨルハ機体の型の一つ。Scannerが由来。
情報の収集や解析、電脳空間へのハッキングを得意としており、
作戦前に目的地へ単独で投入され、事前に諜報活動(時には破壊活動)をする事が多い。
戦闘においても、物理戦闘よりも電脳戦闘を主に得意とする。
敵ユニットに対してハッキングを行う事ができる。
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あ行
アウグスト
Cルートの遊園地廃墟の資源回収ユニットで戦うボスの名称。
名前の由来は各国語の文学作品の翻訳を行いシェイクスピアの翻訳で知られるドイツの文学者、アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルと思われる。
弟は思想家のフリードリヒ・シュレーゲルであり19世紀のドイツ文学界に多大な影響を与えた。
アクセスポイント
バンカー、および地球の各地に点在する端末。
ここからメールを確認したり、記憶をアップロードできる。
端末内に義体を作成する為の素材を用意しておき、記憶データを目的地の端末へ転送することによって、
あたかも「移動した」かの様に転送が行われる。
Eエンディングでポッド達が運んでいる義体も、転送装置で生成されたものであると考えられる。
イマヌエル
人間の赤子を思わせるような小さな機械生命体。
森の王と呼ばれ、ゆりかごのような箱に入れられ森の城の兵士たちに手厚く守られているが、突如現れたA2によって破壊される。
先代・森の王であるエルンストのチップを移植されている。
名前の由来はドイツの哲学者イマヌエル・カントと思われる。
エミール
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントから登場。
性別:男性。年齢:不詳。身長:人間の姿 145cm、実験兵器7号 132cm。*2
ゲシュタルト/レプリカントでは、人間から魔法実験兵器に改造され見た物を石化させる能力を与えられる。また、このときはオートマタのエミールとは違い、少年の姿をしていた。
その石化能力を制御するため、彼を魔法実験兵器に改造した施設にニーアと共に侵入するが、その時に魔法実験兵器へと改造された時の、彼の過去が蘇る。
施設の最深部に到達すると、彼らを待っていたのはエミール同様に魔法実験兵器に改造させられた彼の姉、ハルアであった。力を得るために、エミールはハルアを吸収しようとするが、逆に取り込まれてしまう。
ニーアの手により救出され、ハルアの力を得ることにも成功するが、ハルアの魔力吸収の影響で、骸骨のような姿になってしまう。エミールは自身の醜く変わり果てた姿に絶望するが、ニーアとカイネの信頼に支えられ、その後は魔法を使いニーアをサポートする。
本作では、当初は機械生命体の体で登場するが、後にオート三輪のボディーに乗り換え、商魂逞しくエミールショップを開いて行商している。
なお、絵本「せんそうのきおく」で先頭に立っているエミールが、オリジナルエミールの姿である。
本編のエミールは、エミールコピーのひとつで、度重なる分裂により記憶の一部が欠如あるいは思い出しにくくなっている。また、分裂のおかげで「エミールとしての存在」は不死身だが、個々の分裂体としては確実な死が存在する。
エルンスト
初代・森の王。森の城の奥で朽ち果てている。
機能停止する前に彼のコアチップがイマヌエルに移植された模様。
名前の由来はドイツの哲学者、エルンスト・カッシーラーかエルンスト・ブロッホだと思われる。
エンゲルス
本作で何度も戦うことになる超大型兵器の名称。
名前の由来は、労働運動の発展に貢献したドイツの思想家、フリードリヒ・エンゲルスだと思われる。
なお腕パーツの名前元であるカール・マルクスとは親友であり、「資本論」の完成などに大きく寄与した。
大型剣
武器のカテゴリの一つ。
威力は最も高いが、武器4種の中で最も攻撃速度が遅い。
オフライン義体
フィールド上に存在する調べることができる義体。
調べることでプラグイン・チップを入手することができる。
オリジナル・ゲシュタルト
前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』のラスボス「魔王」の正体であり、主人公ニーアのゲシュタルト体。
唯一崩壊体にならないゲシュタルトで、他のゲシュタルトは彼の魔素を取り込むことで崩壊体の進行を抑止する事に成功する。
しかし、彼の妹のゲシュタルト・ヨナはその仕組みができる前に崩壊体となってしまったために進行を止めることができなかった。
ヨナの崩壊体治療の術が見つからず業を煮やした彼は、ヨナを人間に戻すためにレプリカント体を連れ去る。
オンライン義体
オンライン接続時にフィールド上に現れる義体。
調べることで「黙祷」「回収」「修理」の何れかを行うことができる。
義体の位置は死亡した位置を示しており、メッセージは手動で設定したりランダムで選ばれたものを送信している。
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か行
回収(義体システム)
義体システムの一つ。
オンライン義体が装備していたチップからランダムで3つの効果が一定時間付与される。
一定時間付与されるだけなのでプラグイン・チップを入手できるわけではない。
回収した際、自身の回復が行われる。
カイネ
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントのヒロイン。
性別:両性具有。年齢:17歳。身長:172cm。罵言雑言が酷くゲーム中ではよく規制音(ゲシュタルトでは英語音声の為か規制音は入らない。)が入る。
その性別から「崖の村」では差別に遭い疎まれていた。ある事件を機会にマモノ憑き(身体にマモノが付いている状態。失った体の一部をマモノで補っており身体能力も上がっている。)となる。露出度の高い恰好をしているのは憑いているマモノからの浸食を鈍らせるためであり、包帯を巻いてるのは憑いているマモノ・テュランへの彼女なりの配慮である*3。双剣と魔法を使いニーアをサポートする。DLCの2B専用衣装「露出の多い女性の服」は彼女の服である。
格闘
武器のカテゴリの一つ。
威力は最も低く攻撃範囲も狭いが、武器4種の中で最も攻撃速度が速い。
キェルケゴール
工場廃墟の地下でコロニーを成している機械生命体達から教祖と呼ばれていた個体。
しかし彼に会った時には既に機能停止していた。彼を崇める機械生命体によると死んで「カミ」になったのだと言う。
名前の由来は実存主義の先駆けと言われるセーレン・キェルケゴールと思われる。なおキェルケゴールの著書として有名なのは「死に至る病」であることや、彼が創始者と言われる実存主義は後に神の否定へと発展していく事を考えると、かなり皮肉なネーミングと言える。
機械生命体
異星人によって作り出された兵器で、本作に登場する敵。
人間の文化を模した個体や、まるで感情を持っているかのような個体、言葉を口にする個体がいる。
ネットワークから切り離された者は平和主義を掲げたり、神を信仰するなどの非戦闘的な行動に出たりすることがある。
義体システム
プレイヤーが死亡するとその場に義体が残るシステム。
この義体を回収しないと、経験値や死亡時に装備していたプラグイン・チップが無くなってしまう。
回収する前にもう一度死亡した場合や、回収しないまま長時間プレイした場合、義体は消滅してしまう。
九号
朗読劇「ヨルハ計画」のネタバレになるため以下反転↓
朗読劇「ヨルハ計画」の登場人物で機体「ヨルハ」の素体となるベースモデル。
その振る舞いは9Sを連想させる。ジニアがヨルハ計画を立案するがリスクや情報封鎖のことを考え廃棄しようとする。
しかしどこかで九号がブラックボックスの構造とヨルハ計画の事を知り暴走。ヨルハ計画を強制実行した。
月面に人類会議を置いたのもバンカーにバックドアを仕掛けたのもヨルハが組織されたのも九号が行ったということになる。
最期は二号によって刺され機能を停止する。_
グリューン
水没都市で戦うことになる超大型機械生命体。
名前の由来はドイツの哲学者、カール・グリューンだと思われる。
ゲシュタルト/レプリカント
前作、「ニーア ゲシュタルト(Xbox360版)」「ニーア レプリカント(PS3版)」の略称。
両作は本筋はほぼ同一になるが、シナリオの解釈などが一部異なっており、主人公ニーアと肉親ヨナの関係がゲシュタルトでは父娘、レプリカントでは兄妹となっている。
ゲシュタルトは心理学における「基本概念」という意のドイツ語。レプリカントは「人造人間」の意(由来は映画「ブレードランナー」に登場する人造人間の総称)。
また、ニーア ゲシュタルト/レプリカントおよび今作は、PS2のゲーム「ドラッグオンドラグーン」のEエンド後の世界であるが、作中では武器や記録の一部に登場する程度で、ほとんど触れられない。
ゲシュタルト計画
2014年頃に行われた計画。
世界に蔓延した病(白塩化症候群)から逃れる計画で「人間から魂と肉体を引き離す」というもの。
2000年代初頭に新宿に出現した「赤い竜」と「巨人」(『ドラッグオンドラグーン』Eエンド)を研究して発見された「魔法」と呼ばれる技術により可能となった。
引き離された魂は「ゲシュタルト体」と呼ばれ、器となる肉体は「レプリカント体」と呼ばれる。
白塩化症候群の治療法を発見、そして根絶された際に、ゲシュタルト体をレプリカント体に戻して人間を再生することで計画の完了・・・となる予定だった。
ゲシュタルト体
ゲシュタルト計画によって肉体から切り離された人間の魂。
前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』世界の住人からは「マモノ」と呼ばれていた。
姿は人間とかけ離れているが、その自我は人間そのものである。
時間経過と共に、「崩壊体」と呼ばれる自我喪失状態となる欠陥を抱えている。
攻撃(プラグイン・チップ)
プラグイン・チップのカテゴリの一つ。
攻撃性能を上げるチップの他に特殊な攻撃を発動できるようになるものがある。
コウシ
事実上のラスボスの片割れの名称。
名前の由来は言わずと知れた中国の哲学者、孔子だと思われる。
小型剣
武器のカテゴリの一つ。
威力はそこそこで、武器4種の中で槍と同じ位に攻撃速度が速い。
黒文病
レプリカント体に発生する不治の病。全身に天使文字のような黒い紋様が現れることからそう呼ばれる。
対応するゲシュタルト体の崩壊体化に伴って発生する。
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さ行
サブクエスト
メインクエスト以外に発生するクエスト。
サブクエストをクリアすることによって報酬を得られる他、本作の世界を知ることができる。
サルトル
パスカルの村にいる機械生命体。
実存主義について考えている。
名前の由来はジャン=ポール・サルトルと思われ、こちらも実存主義で有名なフランスの哲学者である。
システム(プラグイン・チップ)
プラグイン・チップのカテゴリの一つ。
ヨルハ機体の中枢システムであるOSチップとHUDが分類される。
ジニア
朗読劇「ヨルハ計画」のネタバレになるため以下反転↓
機体「ヨルハ」の開発者でアンドロイドと思われる。ヨルハ計画を立案するがリスクや長期の情報封鎖のことを考え廃棄しようとする。
しかしブラックボックスの構造とヨルハ計画のことを知って暴走した九号の手により命を落とす。_
自爆
プロトタイプで搭載されていたBモードのかわりに搭載された機能。
自爆すると2Bのスカートが無くなる他、9Sでも短パンがさらに短くなる。
追加DLCのコスチュームでも同様のギミックがある。
自爆すると周囲に大ダメージを与える代わりに、HPが1になって
一定時間自由が利かなくなり(いわゆるピヨり状態)、
その間に追加ダメージを受けると死亡する。
「オートアイテム」のチップを装備していると、自爆と同時に回復剤を使用する。
主な用途は、意図的な義体回収ポイントの作成、意図的な敵への広範囲大ダメージ攻撃、
意図的なスカート吹っ飛ばしor短パン剥き取りなど。
従属化
ヨルハ機体S型が機械生命体のハッキングに成功した際行える処理。
ハッキングした機械生命体を従え、敵に自動で攻撃をさせる事ができる。
修理(義体システム)
義体システムの一つ。
義体を仲間として最大一体まで連れて行くことができる。
白の書
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントの主人公をサポートする本。
人語を喋り、ニーアからは「シロ」と呼ばれる。魔法を使うための媒介となり、「封印されし言葉」を集めることで使える魔法が増える。
実は、「白の書」はゲシュタルト計画によって生み出された技術で、別の封印の書である「黒の書」と同化することで、ゲシュタルト体が一斉にレプリカント体に入るのに使われる予定であった。
だが、ニーアが白の書の封印を力任せに解いてしまったため、ゲシュタルト計画の記憶を失っている。
本作では、ポッドの追加要素(外観変更)として登場。残念ながら、変わるのは外観だけで、攻撃は魔法弾では無くポッド武器そのまま。
真珠湾降下作戦
11941年12月8日に実施された、ハワイオアフ島カアラ山のサーバー破壊、および太平洋の機械生命体の活動停止を目的とした作戦。
レジスタンスキャンプの主要メンバーは参加している模様。
なおこの作戦で当時新型のヨルハ部隊が実験も兼ねて投入されている。
因みに一万年差し引くと、アジア・太平洋戦争の真珠湾攻撃と同じ年月日になる。
ソウシ
工場廃墟ボスの名称。
名前の由来は中国の哲学者、荘子だと思われる。
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た行
第14次機械兵器戦争
人類と機械生命体との戦争の名称。11945年に勃発している。
主人公達である2B,9S,A2なども参加しており、ヨルハ部隊が初めて投入される戦争でもある。
また、本戦争を以てどちらかが生き残る最終決戦でもあった。
因みに1万年差し引くと、第二次世界大戦開戦の年である。
釣り
ほとんどの水場で行うことが出来るアクション。
普通の魚だけでなく、魚っぽい機械生命体や雑多なアイテム、場所によっては武器やポッドまで釣れる。
魚はそこそこの価格で売れるので、金策にもなる。
デボル・ポポル
レジスタンスキャンプにいる、赤い髪が特徴の双子のアンドロイド。
元はゲシュタルト計画の監視・監督者として造り出されたが、同型モデルが暴走事故を起こしたために計画は失敗。
殆どの同型は処分されたが、彼女達だけがサンプルとして残され、厳しく監視されている。
彼女たちのせいでは無いとはいえ、同胞が人類滅亡の原因を作ってしまった事で、深い罪の念に苛まれている。
レジスタンスキャンプでは、主に使い走りのような仕事をさせられているが、アンドロイドに対する高度な修復技能を持つ希有な個体でもあるため、救急も担当している。
前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』にも同型の別個体が登場。こちらの双子は村の管理運営を担っていた。
だが、彼女たちの本来の任務は、ゲシュタルト計画達成の為に、配備された管理区域での「ゲシュタルト体の適切な監視と監督、それに伴うレプリカント体の管理(複製、維持、処分)」だった。中でも計画遂行に沿わせるべき特別対象が、唯一崩壊体とならず、他のゲシュタルト体崩壊阻止の鍵ともなっていた、オリジナル・ゲシュタルト=魔王(=ニーアのゲシュタルト体)であった。
しかし、「ゲシュタルト体ヨナの崩壊」に対する魔王の焦りへの対応として、デボルとポポルは本来なら「魔王を(計画に基づく)意思に沿わせる」べきところを「魔王の意思に沿う=ヨナと魔王(=ニーア)の復元に協力する」という、逆の行動を決断した。その為に、魔王のレプリカント体であるニーアやその仲間達との度重なる接触を行い、ニーア達が気づかないように注意しながら、魔王の意思に沿う方向へと導いていった。
ところが、ニーア達の想定外の成長がきっかけで最終局面において計画が狂い、結果的に暴走事故を起こしてゲシュタルト計画は破綻、ニーアによる魔王=オリジナル・ゲシュタルトの消滅による人類滅亡をもたらした。
更なる詳細は、前作および関連情報を参照のこと。
ちなみに、アーカイブ「ゲシュタルト計画」にある一連の流れは、ニーア達の時代を挟んだ前後の記録であるが、その中の「ゲシュタルト計画11」にあるデボル・ポポルモデルの処分とは、上記の事例から暴走事故の再発を危惧し、他の管理区域に配備されていた同型に対して下された処分命令の事。
実際にどの程度の同型モデルが配備されていたのかは不明。
天使文字
旧世界で使われていた文字。
『ドラッグオンドラグーン』シリーズや前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』でも登場。
今作では機械生命体が使用しているが、その理由は詳しく明かされていない。
なお、架空のものではなく実在する文字である。12~13世紀ごろに書かれた『ラジエルの書』が有名。
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な行
ナインズ
9Sの愛称、主に9Sと親しい人がこう呼ぶらしい。
ニーア
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントの主人公。
レプリカントは性別:男性。年齢:ストーリー前半 16歳、ストーリー後半 21歳。身長:ストーリー前半 157cm、ストーリー後半 183cm。*4
ゲシュタルトは性別:男性。年齢:ストーリー前半 39歳、ストーリー後半 44歳。身長:185cm。*5
肉親であるヨナが黒紋病にかかりその病気を治すために旅が始まる。しかし彼を待っていたのは自身が人間が元に戻るための器、レプリカント体であるという事実であった。そのことに気を留めず魔王に連れ去られたヨナを救出するために魔王、ゲシュタルト・ニーアと戦い見事勝利する。
本編ではあまり語られないが魔王であるゲシュタルト・ニーアを失うということは人類滅亡を意味する。武器は小型剣、大型剣、槍を使用する。
DLCの9S専用衣装「素朴な少年の服」はレプリカントの彼の少年期の服、A2専用衣装「世界を滅ぼした男の服」はレプリカントの彼の青年期の服である。
ニーア界の狂犬
ポッド042役の安元洋貴とパスカル役の悠木碧のこと。
その狂犬っぷりはSTORIAで行われたトークショーで確認することができる。
公式生放送はコチラ→超ネタバレ!「NieR:Automata」ディナートークショウ@STORIA
余談だがポッド042役の安元洋貴は人類会議の声*6も当てており
ニーアレプリカントの郵便屋とP33の声も当てている。
二号
朗読劇「ヨルハ計画」のネタバレになるため以下反転↓
朗読劇「ヨルハ計画」の登場人物で機体「ヨルハ」の素体となるベースモデル。
その振る舞いは2Bを連想させる。ブラックボックスの構造とヨルハ計画の事を知り暴走した九号を止めるため彼に刀を刺すことになる。_
人形達ノ記憶
2017年4月23日に大阪の大阪・堂島リバーフォーラムと同年5月4日と5日に東京のよみうりホールで公演されたコンサートのこと。
全部で5回公演されておりその回ごとに朗読劇の内容が違う。また、「朗読劇台本」付きのチケットが販売されており
会場ではパンフレットやオペラグラスなどが販売された。
朗読劇の内容は カッコ内は朗読劇の内容でネタバレ防止のため白文字にしています。
4月23日 繰リ返サレル祈リ(2Bが2Eとして9Sを抹殺することに苦悩する物語。ゲーム本編より前の時間軸となる。)
5月4日昼 ヨルハ計画(機体「ヨルハ」の開発者・ジニアとヨルハ計画が実行されるに至るまでを綴られた物語。)
5月4日夜 殺シ合イノ獣(A2がゲーム本編より前に2Bや9Sと戦闘を行い森の国で再開するまでを綴られた物語。)
5月5日昼 大切ナモノ(ゲーム本編の9Sが「塔」に入ってからの心境を書かれた物語。)
5月5日夜 フェアウェル(ゲーム本編Eエンド後のストーリー。再起動した2Bは9Sの再起動を試みるがその運命は。)
また、攻略設定資料集の世界年表で黒塗りにされた部分は朗読劇の「フェアウェル」にあたる。
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は行
白塩化症候群
2000年代初頭より世界中に蔓延した致死率100%の病。この病にかかった人間は、全身が塩の柱になって死亡する。
感染経路も治療法も全く不明。ゲシュタルト計画はこの病から人類を救うために発案されたが、それが結果的に人類滅亡の原因となった。
正体は2003年に新宿に出現した謎の「巨人」(『ドラッグオンドラグーン』Eエンド)よりもたらされた、魔素による神の呪い。
この呪いを受けると、「人間を滅ぼす」という神との契約を強制的に結ばされ、それに従うとレギオン化、従わないと白塩化症候群によって死亡する。
上記の事情により治療が不可能と判断され、原因となる魔素ごと異次元へ放出することで根絶に成功する。
前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の本編開始約1000年ほど前の出来事で、本作の約3000年ほど前の出来事となる。
ハッキング
ヨルハ機体S型やポッドが有する機能。
機械生命体をハッキングすることによって「爆破」「従属化」「リモート操作」が行える。
ハッキング(プラグイン・チップ)
プラグイン・チップのカテゴリの一つ。
ハッキング成功時に付与される効果が多い。
パスカル
アンドロイドとの共存を望む、平和主義の機械生命体。
同じくネットワークから切り離された平和主義の個体と共に、機械生命体の村を作っている。
名前の由来は「人間は考える葦である」の言葉で有名なフランスの哲学者・数学者ブレーズ・パスカルと思われる。
バンカー
1.軌道衛星として配備されているヨルハ部隊専用の軍事基地。
月面人類会議との通信中継サーバーとしての役割も担っている。
2.NieR:AutomataのセーブデータをバックアップしたUSBなどのストレージや
PS Plusのオンラインストレージのこと。
飛行ユニット
ヨルハ機体に装備できる支援ユニット。
斬撃やミサイル、ポッドによる射撃が可能。
高価な為あまり使用されることが無い
プラグイン・チップ
ヨルハ機体の性能を向上させるハードウェア。
装備することによって様々な効果を得ることができる。
「システム」「攻撃」「防御」「補助」「ハッキング」の5つに分類される
ブラックボックス
ヨルハ機体に装備されている融合炉。
ブラックボックス同士をぶつけて反応させることによってブラックボックス反応というものが起こる。
以下ネタバレ防止の為反転→ブラックボックスは機械生命体のコアを流用した物であり、ヨルハ機体は機械生命体と同じ意識構造を持つと言える。ヨルハ機体は最終的にヨルハ計画で破棄される予定で、アンドロイド兵器に通常のA.I.を搭載するのは人道的見地から許されない為採用された。_
ブラックボックス反応
ブラックボックス同士をぶつけて反応させることによって起こる反応。
広範囲の物を巻き込んで消失させる。
ヘーゲル
Cルートの砂漠地帯で戦うことになるボスの名称。
名前の由来はドイツの哲学者、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルだと思われる。
崩壊体
人間としての自我が崩壊し、狂暴化したゲシュタルト体。
オリジナル・ゲシュタルトの発見までは、全てのゲシュタルト体は崩壊体となってしまっていた。
崩壊体が発生すると、対になるレプリカント体は黒文病となってしまう。
防御(プラグイン・チップ)
プラグイン・チップのカテゴリの一つ。
防御性能を上げるチップの他にHPを回復させる効果を付与するチップがある。
ボーヴォワール
遊園地廃墟のボスの名称。
名前の由来は、女性解放運動に大きく貢献したフランスの人物である、シモーヌ・ド・ボーヴォワールだと思われる。
なお、シモーヌ・ド・ボーヴォワールはフランスの哲学者、ジャン=ポール・サルトルの事実上の妻である。
欧米版では版権の都合から、シモーヌに名前が変更されている。
ボクシ
レジスタンスキャンプ前で戦うボスの名称。
名前の由来は中国の哲学者、墨子だと思われる。
補助(プラグイン・チップ)
プラグイン・チップのカテゴリの一つ。
移動速度を上げたり敵を倒した際に得られる物を増やしたりするチップがある。
また難易度EASYのみ装備できるチップもここに含まれる。
ポッド
ヨルハ機体の随行支援ユニット。
ガトリングやレーザー、ミサイルを装備した機体が存在。
高価な為ヨルハ機体1体に配備されるのは1体まで。
ポッド・プログラムを搭載することで特殊な支援を行うことができる。
ポッド・プログラム
ポッドに搭載できる能力。
使用するとポッドにクールタイムが発生し一時的に能力を発動できなくなる。
Rは「Replicant」時代、Aは「Automata」時代にあった能力と推察される。
また、ポッド・プログラム使用時に天使文字が現れることから魔素を利用した技術と思われる。
ホワイト司令官
バンカーの司令官の事。*7
また、彼女はヨルハ機体ではなく通常のアンドロイドである。
ゲーム内でも3周目の9Sで旧知の仲であるジャッカスと会話すると、この名前を呟く。
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ま行
マルクス
最初に戦うことになるボス。超大型兵器かと思われたが、後に一部であったことが判明する。
名前の由来は、世界で最初の共産主義社会の提唱者として有名な、ドイツの哲学者、カール・マルクスだと思われる。
黙祷(義体システム)
義体システムの一つ。
「黙祷」を行うことで義体を残したプレイヤーにアイテムが送られる。
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や行
槍
武器のカテゴリの一つ。
威力はそこそこで、武器4種の中で2番目に攻撃速度が速いが、横の攻撃範囲が狭い。
ヨナ
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントの主人公の肉親。
性別:女性。年齢:ストーリー前半 7歳、ストーリー後半 12歳。身長:ストーリー前半 132cm、ストーリー後半 160cm。*8
レプリカントではニーアの妹、ゲシュタルトではニーアの娘である。
ストーリーが進行すると黒紋病を発症。その病期を治すためにニーアが旅をするのだが、ストーリー中盤で魔王によって連れ去られてしまう。
ヨナもそうおもう
前作、ニーア ゲシュタルト/レプリカントの登場する主人公の妹(娘)のヨナが書いた日記に書かれている言葉。
「8がつ31にち」と「9がつ21にち」に書かれている。ネットでは主に同意の意味で使われる。
ヨルハ
アンドロイド兵器の新たなモデル。スペルは「YoRHa」。
本作で操作する2Bや9Sがこのモデルである。
ロード画面で表示される「For the Glory of Mankind」は「人類に栄光あれ」の意。
ヨルハ部隊
モデル「ヨルハ」で組織された部隊。
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ら行
リモート操作
ヨルハ機体S型が機械生命体のハッキングに成功した際行える処理。
ハッキングした機械生命体を乗っ取り、遠隔操作ができる。
レジスタンス
地球で機械生命体と戦闘を行っているアンドロイド兵器のことを指す。
ヨルハは含まれない。
レジスタンスキャンプ
廃墟都市、にあるレジスタンスの拠点の名称、略してレジキャンと呼ばれることもある。
砂漠地帯、森にも拠点を構える(森はあるサブクエストをクリアする必要がある。)
砂漠地帯ではアイテムショップのみだが、廃墟都市では武器屋、メンテナンス屋があり、レコードを聴くためのジュークボックスがある。
レプリカント体
人類が白塩化症候群に遭い窮地に立たされた結果、ゲシュタルト計画によって生み出された技術の一つ。
人間を魂と肉体に一度分け、白塩化症候群による危機が去ったあと魂を入れる器であるが、長い年月がかかった結果予定とは異なりレプリカント体に自我が芽生えてしまう。
ロウシ
事実上のラスボスの片割れの名称。
名前の由来は中国の哲学者、老子だと思われる。
論理ウィルス
機械生命体側が開発したコンピューターウィルスに近いウィルス。
これに感染したアンドロイド、ヨルハ部隊員は機械生命体と同じく目が赤くなり他のアンドロイドを襲い、ウィルスを撒き散らす。早急に対処しないと最終的には感染者を破壊しなければならない。感染力はアンドロイド1体レベルから1拠点を壊滅させるまでとに非常に幅広く強い
論理ウィルスワクチン
人類側が開発した対論理ウィルス用ワクチン
これにより体内に侵入した論理ウィルスを駆除することが可能。
しかし、機械生命体側が又はウイルス自身も進化、耐性を備えるため、いたちごっこに陥っている。
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わ行
DODの登場人物であるカイム、アンヘル、アコールのことを書ける方はお願いします。
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