高校最後の秋、 俺と彼女は運命的な出会いをした。
それから二人の距離は急速に縮まっていき、 文化祭の数日前には 恋人と呼ばれる関係になっていた。
残り僅かな高校生活。
そのかけがえのない日々を、 彼女と共に歩み始める――。
彼女が俺のプロポーズを受けてくれた日から、 いったいどれぐらい待たせてしまっただろう……。
ようやく俺たちは、 身内だけのささやかな結婚式を挙げ、 籍を入れた。
先の見えない新婚生活。 これからは夫婦として彼女と支え合い、 共に歩み続ける――。