作戦行動中行方不明(Missing in action)の略称。
一応『行方不明』扱いなので脱走したり捕虜になっていたりする可能性はあるが、殆どの場合は『戦死したと思われるが遺体が見つかっていない』状況にある。
ただまあ本作では火星動乱の時期でもない限り敵はバイド、戦闘空間は宇宙なので生存の可能性は限りなく低い。
一般に、戦死(Killed in action)と同等に扱われる。
『ミスターヘリの大冒険』のラスボスであり、Z1.0に登場する敵の分類として扱われている。
R-TYPE を開発した会社。ゲーム事業を継承した「アイレムソフトウェアエンジニアリング」も略して呼ばれることがあり、R=TYPEシリーズでは概ね後者を略してこう呼ぶ。
『R-TYPE』、『Ⅱ』、『Ⅲ』の他、『Leo』や『GALLOP』、R-TYPEシリーズではない作品では『Mr.ヘリの大冒険』、『イメージファイト』、『Xマルチプライ』、『海底大戦争』など、Rの系譜に並ぶ機体の元ネタの殆どはこの会社が制作していた。
『R-TYPE ⊿』以降は「アイレムソフトフェアエンジニアリング」にゲーム事業を移管。こちらは『FINAL』、『TACTICS』、『TACTICSⅡ』を開発した。TYPERに馴染みのあるところでは『絶体絶命都市』もこちらが開発元。
三洋物産のパチンコやパチスロの製造を手掛ける他オンラインゲーム等の開発協力に携わるなど、自社からのソフトは提供していないものの現在も精力的に活動を続けている。
青色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
斜め方向に強いという触れ込みになっていて、実際斜めに攻撃するものが大半である。斜めということで正面の敵にも上下の敵にもある程度対応でき、クリスタルの配置数も多いことから特に復活時に主力になりやすい。
加えて本作においては他のレーザーと比べてやや威力が高めに設定されている傾向が見られる。正面に飛ぶ赤レーザーに比べて狙った敵に当てるのに慣れが必要だからであろうか。
赤色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
正面方向に強いという触れ込み通り、おおむね例外なく水平方向に攻撃する。全体的な傾向として判定が太く、自機を上下に動かしながら連射することで雑魚を一掃する使い方が想定されていると見られるものが多い。
一方本作においては火力そのものはやや低めに調整されている傾向にある。
(かつてのアイレムソフトウェアエンジニアリング本社と)グランゼーラが石川県にあるため
FINAL以降のR-TYPEシリーズには白山、浅野川、兼六園、松任市、野々市市と石川県ご当地ネタが多い。
石川県ネタをうけて、R-11B ピースメーカーは「石川県警」と呼ばれることがままある。
ちなみに元作品のGALLOPがリリースされたのは旧アイレム時代で、その頃は大阪の企業である。
R-TYPEシリーズにおける自機の兵器としてのカテゴリ。転じてFINALで急増したプレイヤー機体の総称としても使われる。略して次元戦闘機とも。
この意味で類義語としてはR戦闘機やRシリーズといった言い回しもあるが、Rと付かない型番の機体も多いことを考慮してか本作ではもっぱら次元戦闘機の呼称が用いられる。
R-9EシリーズやTW-2など明らかに戦闘機でなくともれっきとした次元戦闘機である。
R-9Aを開発した前身企業の子会社として圧倒的なシェアを誇る企業。
マクガイヤー社とクロスライセンス契約を結んでいた事があり、同社のR-11シリーズにはその技術が活かされ、ウォーレリック社のR-13と次世代量産型戦闘機の座を争った末に軍に正式採用されている。
しかし、再びバイドの活動が活発化すると性能面で見劣りするようになり、R-11S2をもって製造は打ち切られる事となった。
R-TYPE⊿にて所在が確認された軍事メーカーで、RX-12やR-13シリーズなどの製造・開発を行った。
本作の機体列伝では、軍の幹部にあの手この手で働きかけ、非合法な手段でRX-12の実戦テストを行っていた事が判明しており、目的の為には手段を選ばないマキャベリズム的な姿勢が窺える。
外伝作品 R-TYPE TACTICS にてインターミッションで提督(プレイヤー)がよく口にする台詞。
ワープ空間航行時に物思いに耽っていたり、バイドに関する考察を進めているとそれを遮るかのように決まってバイド襲来の緊急連絡が届くのがお約束となっていた。
かつてアイレムはやたらエイプリルフールのネタ企画に力を入れていた。
バイドバーガー、自家用R機販売、どきどきすいこでん、スペランカーHD、グランドフィナーレの野望、ブラックアイレム団etc…。
その体質はグランゼーラにも受け継がれる。
こうした結果、2019年4月1日に大真面目で制作発表したR-TYPE FINAL2はファンからもゲーム系メディアからも「エイプリルフールネタなのでは」と信じてもらえない事態となってしまった。
この事件から現在のグランゼーラのエイプリルフールへのスタンスは「嘘みたいな本当のこと」となり、2022年4月1日にR-9uso799のサプライズ配信へと繋がる。
スペシャルウェポンの一つ。その名の通りのTX-Tの他、R-9Bシリーズ、R-9Eシリーズ、OFシリーズで採用されている。
また、謎の究極互換機R-101もこれである。画面がネガ反転して黒い爆発が無数に発生するダークなエフェクトもエクリプスという名にふさわしい雰囲気といえる。
R-TYPEⅡの自機R-9カスタムに搭載された操縦システム。数あるR-TYPEの狂気的設定のうちで最も有名なものの一つ。
設定画では「パイロットユニット」と称して底部から無数のコードが生えた円筒形の物体が描かれていた。併せてパイロットの四肢は除去され、生体コンピュータとして機体に組み込まれていることが語られている。
別の資料では「実に脳だけになりながら」などといった表現も見られ実際パイロットがどんな状態なのかは定かでないが、設定画の件もあって人の姿を失っているというイメージが一般的なようだ。
有名かつショッキングな設定であるため曲解や勘違いも多く、さも初代由来の設定であるかのように語られることがあるが、初代のR-9は五体満足で乗ることができるタンデム複座型の2人乗りである。
R-9カスタムがモデルである本作のR-9Cについてはこの設定は描写されておらず、機体列伝においては長期間にわたる訓練やパイロットに合わせたコクピットの改造などどいった別の噂が語られるにとどまっている。
スペシャルウェポンの一つ。全てのバイド機体と、R-100に採用されている。
名前の通り画面全体にエンボスエフェクトをかけるような演出だが実際どういう攻撃なのかはよくわからないところがバイド系らしい不気味さを醸し出している。
R-TYPE TACTICSⅡのミッションNo.16「衛星オベロン動乱」において、敵旗艦「ミヒャエル」に対し多くの
母機や補助掘削ビットから広範囲に放たれる屈折式掘削レーザーは並のユニットであれば一撃で沈む程のべらぼうな火力を持ち、それでいてチャージも1ターンごとに行われる為、多くの提督を阿鼻叫喚に陥れた。
道中に出没する中型ユニットのバメラもミヒャエルと同じく採掘機であり、掘削ヒートスティックを伸ばして攻撃してくる。
このミッションはイメージファイトの演習ステージ3をモチーフとしており、奇しくも本作でもY2.0にてオマージュされている。そのためY2.0のボス「マイケル」に対してもこの言葉が使われることがあるが、本作においてマイケルは「レーザーを撃つ艦船」と表現されており、掘削機という設定ではなさそうである。
余談だが、R戦闘機は汎用作業艇R-3を祖先に持ち、波動砲は障害物粉砕用装備の発展型であるので同じ穴の狢であったりする。
R-TYPE TACTICSで初登場した大型水爆ミサイル「バルムンク」の俗称。その恐るべき性能は、これを運用できる機体であるストライダー自身がバルムンクと呼ばれてしまうほどであった。
R-TYPE TACTICSⅡにおいてはストライダーに搭載できるものが試作型になり弱体化したもののその重要度に変わりはなく、「とにかく拷問だ!!」をもじって「とに核バルムンクだ!!」などと言われることもあった。
本作においてSTGに逆輸入され、こちらでも猛威を奮っているのはご存知の通りである。
なお、ニュークリアカタストロフィーも核エネルギーによる攻撃であるが、こちらが核と呼ばれることはほぼない。
TACTICSの地球連合軍編最終ステージのボスの漆黒の瞳孔、TACTICS IIの後編最終ステージのボスの琥珀色の瞳孔を倒した際、直後に艦を襲った異常な振動に対する提督の反応。
R-TYPEシリーズにおいてお馴染みの要素とされている画面に収まりきらないほどの巨大な敵の総称で、多くの場合道中の障害物とステージボスを兼ねている。ステージ3に現れるのがお約束。
グリーン・インフェルノ | 初代R-TYPEのステージ3に登場する偉大なる元祖。本作でもX4.0でその勇姿を拝むことができる。 |
惑星爆撃戦艦 | R-TYPEⅡのステージ3に登場する小ぶりな巨大(?)戦艦。艦隊を組んで多数が登場し、ボスでもないため、この時点では「お約束」として確立していないことが窺える。 |
超巨大戦艦 | SUPER R-TYPEのステージ4に登場する、グリーン・インフェルノと惑星爆撃戦艦の遺伝子を継ぐ超巨大戦艦。ボスとなる機関部はプリズナーという名称。 |
ゲイツ | R-TYPE⊿のステージ3に登場する、シャトル運搬用巨大4足歩行トレーラー。戦艦どころか宇宙船ですらないが、そのステージコンセプトは巨大戦艦のそれを明らかに引き継いでいる。 |
巨大戦艦 | R-TYPE FINALのステージ3に登場する固有名不詳な巨大戦艦。元々は人類側の兵器であったことが明言されているが、ヘイムダル級などTACTICS以降に登場する地球軍の戦艦との関係は不明。 |
ディストラクション | 本作における巨大戦艦。やはりステージ3であるが、建造風景が描写されるなど新たな試みがなされている。 |
黄色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
上下方向に強いという触れ込みであり、実際上下に特化しただけのものもあるが、一方枠にとらわれない挑戦的、変態的なレーザーも多い。
おおむね汎用性の高い赤青と比べて状況を選ぶ性能でありながらも、本作では黄クリスタルの配置数が少ないことから適切な運用がしづらく役立たずのレッテルを貼られるものも少なくない。
ただし中には妙に高性能なものが紛れ込んでおり、黄レーザー重視の運用が強力なフォースも存在する。
R-TYPE FINALにおけるR-9AD3の不名誉な蔑称。
『最強』という触れ込みも機体説明のフレーバーテキストと言ってしまえばそれまでなのだが、必要とされる開発期間(プレイ時間)の割には今一つの火力に落胆したプレイヤーも多かったかもしれない。
だが、今作FINAL2では苦節17年の年月を経て汚名返上の活躍と名誉挽回の機体性能を見せてくれる。まぁプリンスダムでも充分だけど。
R-TYPE関連の俗語。R-TYPEに関連するものの頭につけたり、実にR-TYPE的な狂気を感じるものを形容したりする。
罵倒の意図はないはずだが、語感が語感なので使いどころに注意しよう。
この言い回しの元ネタはR-TYPE TACTICSに登場する腐れPOWアーマーなどのバイド汚染された機体群であろう。
2022年8月のアップデートにて腐れPOWアーマーもTP-2Bバッド・アップルに名を改め、めでたく自機として実装されることになった。
火星都市『グラン・ゼーラ』で蜂起したフォース兵装の維持に反対する組織。
TACTICSⅡでは地球連合軍とグランゼーラ革命軍の両勢力からいずれかを選択し、攻略を行っていく。
本作では『革命軍』と略された表記になっているが、革命軍の蜂起は『火星動乱』として扱われ、機体列伝で度々その影響が描かれている。
ご存じとは思われるが、本作を製作した株式会社グランゼーラの社名はここが元ネタ。
R-TYPEシリーズのフォースは不死身で有名だが、TACTICSシリーズのフォースは破壊されてしまう軟な存在となっていた。
本作ではステージ4.0、7.2に出没するバイド・システムαのバイド・フォースがTACTICSシリーズと同じく攻撃して破壊できる。
一部ステージに登場する敵R戦闘機もフォースを装備している場合があるが、こちらはフォースを直接攻撃して破壊する事はできない。ただし、機体を撃破するとフォースが射出され、壁にぶつかると消滅する。
また、ステージ7.0に登場する敵「フェンリル」はステージが進むとスタンダード・フォースH式のような球体を獲得し、各種ハニカムレーザーを撃ってくるが、この球体も破壊する事ができる。
更にこのステージのラスボスの名前は「エンドオブフォース」であり、詳細はいまだ不明だが、名前から察するにフォースそのものか、それに近しいものであろう。
前作R-TYPE FINALにおいてもフォースが破壊される演出はあり、ラストステージの一つ、ステージF-Aのラスボス「バイド」との戦いでは、バイドにフォースシュートするとフォースが取り込まれてしまう。そのフォースに波動砲を撃ちこむと破壊できてしまい、その余波で半壊した自機はファイナル波動砲で決着をつける事になる。また、ステージF-Bに登場するR戦闘機の中にはフォースを付けている機体もあるが、本作と違い機体を撃破すると即消滅する。
余談だが、敵のフォースはこちらの波動砲を防ぐのに対し、こちらのフォースは大半の敵の波動砲を防げない。ゲームの都合とはいえ若干理不尽。
なお、フェンリルの分裂波動砲のみ防ぐことが可能。……なぜ?
悪の秘密結社「ブラックアイレム団」の司令官。キャッチコピーは"放たれた地獄の番犬"。
R-13Aをそのまま頭部とした、威圧感とカリスマ性を両立させた御姿である。左腕のアンカーフォースがオシャレと評判。
フォースに打ち込まれている金属体。
名前通りフォースを制御するための装置だが、フォースによっては触手状だったり鉤爪状だったりで攻防に直接関与しフォースの個性を担うパーツとなっている。
攻撃を受けても機械部品であるコントロールロッドが破壊されないのは、フォース本体からの侵食・同化、つまりバイド化を受けているためである…とのこと。
バイド機用のフォースにはナマモノの付属物があるものが多いが、TEAM R-TYPEはそれらもあくまでコントロールロッドだと言い張っている。
ザイオンググラビティドライバとも言われる、R戦闘機が搭載している推進機関。
同時にパイロットをGから守ってもいるようである。
詳細は不明だが、R戦闘機が縦横無尽な軌道を取れるのも、戦車や潜水艦が空を飛んじゃうのもだいたいこいつのお陰であり、地味にチート性能のシステム。
フォースや波動砲に代わるR-TYPE LEOの自機・R-9Leoの特殊攻撃。
ショットボタンを押し続けることで、サイビットが敵をサーチして画面下のゲージを消費し切るまで自動的に攻撃し続けるというもので、耐久力のない敵や地形を貫通する性質がある。
R-TYPE FINAL以降に登場するR-9Leoおよびサイ・ビットで行えるこれをモチーフとした攻撃の俗称でもある。こちらの正式名称は「サイビットシュート」であるらしいが、この呼び名が使われることは殆どない。
R-TYPE FINALではゲームの仕様に合わせる形で攻撃方法が変更され、波動砲の発射と共にサイビットサイファが発動するようになっている。
しかしながら効果音の指定ミスがあり、サイビットが自機に戻る際のSEが何故か耐久力のあるザコ敵を倒した時のものが使われており、本作でも修正されないままとなっている。
本作の新規ゲーム開始にあらかじめ入力されているデフォルトネーム。英語表記はJade Ross。
初めてその名が使われたのはR-TYPE TACTICSⅡで、前作のセーブデータを引き継がずにゲームを開始した場合、後編にて現れる前作の提督にこの名が付く。
TACTICSシリーズや本作の一部のルートではそのまま未帰還となる事が多い為、あまり縁起の良い名前とは言えないかもしれない。
R-9Wシリーズの特徴的なキャノピー形状を表す。Wシリーズの設定も相まってTEAM R-TYPEの狂気の象徴としてプレイヤーからも恐れられるデザインである。
R-TYPEを知らないアイレムのデザイナーがラウンドキャノピーの設定を知らなかったがためにこの形状にしてしまったが、末端の機体としてこういうのもありとの判断で採用されたという経緯があるらしい。
「イメージファイトⅡ」の主人公。OF-1ダイダロス、後にOF-3ガルーダのパイロットを務める。中尉。日本出身で、漢字表記は沢村 翔。C.V.古谷徹
父のマサヤ・サワムラ(沢村 雅哉)もOF-1パイロットだったが、前作での戦い(ルナティック・ウォー)で出撃後未帰還となっている。
エイリアンフォースに襲われていた所を救助したファロン・レイと恋仲になるなど、何気にリア充である。
OFX-X MARIKO のDLC購入ページのスクリーンショットに彼の名前が使われている。
フリーメッセージには"We are looking for the young and strong brain!"(求ム!脳の丈夫な若者!)と書かれているが、これは説明書の裏表紙に記されていた言葉。
イメージファイトの実戦編の2面に登場するボス。後方から現れ、開幕と同時にパーツを前後に分離。前部パーツは高速で飛来する誘導弾(撃破可能)を放ち、後部パーツは左右に往復しながら2連のビームを放って攻撃してくる。弱点は後部パーツにあり、こちらに攻撃しないと倒すことができない。
ちなみにイメージファイトのボスの名称は東西の人名から取られており、シンジは言わずと知れた日本人の男性名である。
……本作でもそんな特徴のボスを見たことある?そう、ステージ6.2のボス「SIN-G」である。そのためイメージファイトを経験したプレイヤーの中にはSIN-Gをシンジと呼ぶ者も多い。
というかSIN(シン)-G(ジー)なのでおそらくオマージュ的な意味合いなのであろう。攻撃パターンも元ネタを踏襲しているが、誘導弾は低速になり、ダメージが蓄積すると発射間隔が短くなる点が異なる。
R-TYPEⅢの自機R-9Øのパイロットの名前。
設定資料において半ば消されたような表現であったため正確な綴りは不明だが、消されかけているそれがパイロットの名前であることは確からしい。
R-9Øのパイロットは、推定年齢14歳の少女に肉体固定された23歳の女性が生体ユニットとして機体に直結されている、という状態であるらしい。彼女の容姿は設定資料でも明かされていないが、ファンの間では大体合法ロリ的な姿でイメージされるようだ。人の姿を保っているだけエンジェルパックよりマシ、なのだろうか……。
本作におけるR-9Øは、機体列伝においてオリジナルからだいぶ調整されたバージョンであり、普通に搭乗することができると明言されている。併せてオリジナルにおいては生命維持のためパイロットに特殊な処置が施されていたと、ボカされてはいるがエンジェルパックと違ってスルーされずに言及されている。
フォースに蓄積されたエネルギーを増幅させて放つ特殊攻撃。初めて実装されたのはR-TYPE⊿だが、この時点では「⊿ウェポン」という呼称だった。
ドースゲージが100%(ドースブレイク)になることで使用可能となり、発動すると蓄積されたドースゲージと引き換えに敵弾を消去し、画面内の敵にダメージを与える言わばボンバーのような効果を持っている。
ただし、この間は自機は無敵にならず、激しいエフェクトにより視認性も悪くなるのでミスを誘発する危険性も孕んでおり、終了直前はエフェクトが発生中でも攻撃判定が消失しているので、倒しそびれた敵からの反撃にも注意が必要である。ちなみに発動するスペシャルウェポンは機体によって異なる。
R-TYPEシリーズの固有名詞において安定しないもの。代表的なものとして「ドプケラドプス(ドブケラドプス)」など。シリーズの顔ともいえる代表的ボスバイドですらこれなのであるからあとは推して知るべしであろう。
「ガスダーネッド(ダスターネッド)」のようにもはや濁音半濁音では済まされないやつも。
由来の分かりにくいバイド名に多いが、他の例では「スプレッドレーザー(スプレットレーザー)」なんてのもある。
R-TYPE TACTICS以降は流石に安定した……と思っていたら「パメラ(バメラ)」とかいうイメージファイトからの刺客が!
なんにせよ細かいことは気にしたら負けであろう。
極めて狭い界隈のR-TYPER達がバイドシステムα~γを揶揄する場合に用いられる語句。
記述どおりバイドシステム系は機体後部から誘導性能を持った波動砲を射出するため、20世紀の地球で出版された娯楽作品の似たシーンからR-TYPEネタへと転用された模様。
画面上に出せる弾の数に制限がある場合に、その制限に引っかかって弾が撃てない状態のことを指す俗語。
たとえば通常ショットは画面上に3発まで出せるようになっているため、連射ボタンを押していると3発撃った後に暫く撃たない「間」ができることになる。
R-TYPE特有の概念というわけではなく、シューティングゲーム一般で使用される。
初出はR-TYPE⊿におけるバックストーリー。
「26世紀の人類は銀河系中心域で観測された明らかに敵意を持った外宇宙生命体との接触に備えバイドを生み出した」とあるが、次回作であるR-TYPE FINAL1においてもその正体は伏せられたままであった。
だがR-TYPE FINAL2でのクラウドファンディングの一定額支援者機体であるエイプリル・フールの機体説明でその正体とおぼしき存在が小さくも露出された。USO800の名が示す通り真っ赤な『嘘』であるのか、はたまた予定されるR-TYPE FINAL3への布石であるのか、今は静観するのみである。
R-TYPE TACTICS IIでは、番外編で謎の文明(地球の兵器やバイドとは異なる体系の兵器を運用している)と超攻撃的文明(どういうわけか地球連合軍とグランゼーラ革命軍のユニットで編成されている)が登場しているが、一部のファンにはそれらなのではないのかという説を挙げる者もいる。
R戦闘機に標準搭載されている機銃である。大仰な名前だが、要するに通常ショットのこと。
出展元は旧アイレムのファンクラブ向け会報誌「DRAGONFLY」と思われるが、ゲーム本編では単に「バルカン」と呼ばれる場合が多い。ゲーム中はどう見ても機首から発射しているが、設定上は機首の下部ないしは両脇に備えられた砲身から発射しているようだ。
なお、R-Type Dimensionsの3Dモードでは両脇から交互に射撃エフェクトが出ていることが確認できる。
この設定を知る人は通常ショットをレールガンと呼ぶことがあるので初心者は注意が必要だ。
海軍で艦隊を統括する司令官を指す言葉。
本作では大佐から昇進できる階級となっており、その条件はR-TYPER以上でのステージクリアを50回、バイド総撃破数30,000、ノーミスでのステージクリア数を1,000回達成というまさに茨の道である。
この元ネタとなるR-TYPE TACTICSではプレイヤーのことを指し、転じて同作に登場するバイド「B-BS-Cnb 暴走戦艦 コンバイラ」の事も指している。
そこから更に元ネタである初代R-TYPEステージ4のボス「コンバイラー」も提督と呼ばれる場合がある。
なぜコンバイラが提督と呼ばれることになったのかはR-TYPE TACTICSのネタバレとなるため割愛する。
本作でも登場が望まれている人気バイドだが、今のところステージ7.2の背景にそれらしきものが見える程度の登場に留まっている。
R-TYPE TACTICSⅡでは、初回プレイ開始時に名前やアバター、好きな食べ物、出身地、提督の性別が設定可能で、男性提督は稲田徹、女性提督は前田ゆきえのボイスで喋るようになった(番外編ではボイスなし)。
地球連合軍・グランゼーラ革命軍の後編のとあるミッションでは、前作でバイド帝星へと旅立ったかつての提督と邂逅するのだが、その提督の旗艦ユニットのデータを参照すると、前作のプレイで入力した提督の名前が表示される(前作のデータを引き継がずにプレイするとジェイド・ロスという名前になる)。
アップデートで追加されたグランビア・Fが自機の『海底大戦争』、未参戦の『アイレム・エアデュエル』『アンダーカバーコップス』『ジオストーム』の総称。
共通している事が敵勢力がD.A.S.こと「デストロイ・アンド・サツジン」である事から。ただし、英語圏では"Dark Anarchy Society"(暗黒無秩序団体)に改められているようだ。
Z2.0に登場する敵の分類はバイドではなくD.A.S.となっている。
R-TYPE TACTICSⅡの発売時期に旧アイレムの公式サイト内に広報担当のケンケン氏が無断で作成した「ケンケンのR-TYPE TACTICSとアイレムファンのための裏ページ」にて名前が確認されたグランゼーラ革命軍側の企業。
R-9B1やREAW-1などを製造しているとの事。本作にもこの設定が取り入れられているかは不明。
デ・ハミルトン社があるのかどうかは兎も角、REAWシリーズは本作品でも機体列伝に存在が確認されており、R-9ERシリーズの原型機となっている。
R-TYPE⊿より取り入れられたシステムで、元々は(薬の)服用量、投与量などを意味する言葉。
フォースを敵に接触させたり、相殺可能な敵弾を吸収させると画面左下のドースゲージの数値が上昇。ゲージが100%に達するとドースブレイク状態となってフォースが赤い光を纏うようになり、攻撃判定の拡大ならびに接触時の威力が向上し、更にフォースで敵を倒した際のスコアもアップする。また、ドースブレイク時はスペシャルウェポン(⊿ウェポン)が発動可能。
本作ではドースブレイク時の攻撃範囲の拡大はオミットされている模様。マニュアルでも触れられていない。
難易度が高いほどゲージがたまりにくい。通しプレイの場合、意識して稼げばNORMALくらいまでは複数回ブレイクできるが、R-TYPERでは1回ブレイクするかしないかくらい。R-TYPER3ではもはやこのシステムはないものと思おう。当然1ステージ限り&機数3のスコアアタックモードでは更に空気である。
機体に貼り付けるデカールの1つで、パイロット情報画面で選択できる称号の中に「ゲイルロズの拷問官」というものもある。
元ネタは外伝作品 R-TYPE TACTICSⅡの前半ミッションの山場・ゲイルロズ要塞を陥落させた後のインターミッションにて副官から敵の捕虜の処遇について尋ねられた時の選択肢に由来。
開発中の画面では「とにかく拷問だ!拷問にかけろ!」だったが、製品版では「拷問だ!とにかく拷問せよ!」に修正されている。
当然のことながら敵味方双方から総スカンを喰らうばかりかインターミッション時において部下からの好感度が下がる一因にもなり、その後の選択肢で肯定的な意見を述べたり、部下を激励しても冷めた反応が返ってくるようになる。
プレイヤーと打ち解けたオペレーターが出撃時に時折みせるおちゃめなジョーク。
このフレーズのもっとも古い記録と初出は20世紀の地球(1977年)の極東の某国家であり、これはサタニック・ラプソディー騒乱時にモリッツGが降下した国だと述べれば地理的理解も早い。
発祥より200年近い時が流れ、国家枠も軍事バランスも激変したであろう世界においてこうした古典的ジョークの生き残っている様は人類の娯楽文化の継承もバイド並にしぶとく侮りがたいものであると感じられる。なーんちゃって!
スペシャルウェポンの一つ。直系たるR-9Aシリーズ、R-9A2から派生するサブシリーズ、そしてR-99で採用されているベーシックなスペシャルウェポン。
青い稲妻が画面上を駆け回るエフェクトが特徴的。ニュークリアの名の通り、核融合を引き起こし熱エネルギーによって攻撃するものであるらしい。
もしかしたらR-9Skシリーズの発想元はこの兵器だったりするのだろうか?だとすれば色物寄りのSkシリーズがAシリーズの末端に名を連ねているのも頷けるところ。
スペシャルウェポンの一つ。R-9F、RX-10、R11シリーズ、TLシリーズで採用されている。
異層次元航法システムの原理を応用して時空の歪みを生じさせるもの。時空歪曲の表現か画面も歪む上に激しく発光するので、敵や障害物に激突しないように注意。
スペシャルウェポンの一つ。TWシリーズ、TPシリーズで採用されている(B-5Cは違う)。
バイド砲と同様のバイドの光学イメージが無数に出現し画面上を横切っていくエフェクト。さながら百鬼夜行といった様相であるが、バイド砲共々なんでわざわざバイドのイメージを使用しているのかはよくわからない。
バイドはPOWアーマーと並ぶR-TYPEのマスコットだ、とでもいうのであろうか。
設定が固まって以降のバイドは有機物や無機物を問わず、更には空間さえも侵食し我が物とする性質があり、この言葉はそれによってバイドと化したものの事を指す。
機械系バイドは元々は人類が運用していた乗り物や兵器が殆どだが、R-TYPE⊿からはバイド汚染されたR戦闘機までもがプレイヤーに襲い掛かる。
バイドに汚染されたのが人間の場合、自身がバイドになったという自覚が全くなく、人間であると錯覚している。TACTICSシリーズではそれが顕著に表れている。
R-TYPEⅠ~Ⅱまではまだ世界観が定まっておらず、バイドは侵略性エイリアンというだけのフワッとした設定であった。
この言葉はその名残である。本拠地はバイド帝星と呼ばれていた。
バイド帝国の総帥……ではなく、アングルボダ級の発艦オペレーターによる変声器を使った悪戯から生まれた架空の人物。
ステージエディットでステージ1.0やX3.0以外のステージを最初のステージに指定すると低確率でこのやり取りが見られるようになる。
キャンサーなどの雑魚バイドが発射する、オレンジ色の自機狙い弾の通称。ミラーシールド・フォース等で跳ね返すことができる。
この語の初出は(多分)「R-TYPE TACTICS」で、各種バイド体やバイド機体の他、人類側のフォースの武装でもあった。
バルカンが敵ミサイルや体当たりを迎撃できるのに対し、こちらは反撃の手段として使用可能。
地球軍の対バイド戦における基本戦略。
最初はバイドの切れ端から作られたフォースの開発・運用を指していたが、やがて人類は機体にもバイド素子を利用し始める…。
歴代作品において、ラスボス戦でフォースをボス本体に直接打ちこむというお約束を表現した言葉でもある。
前作FINAL1では「バイドをもってバイドを征し、人類の叡知の力をもってバイドを討て」と付け加えられた。
これを体現したステージF-Aのラストバトルはまさに最後の最後にふさわしい演出となった。
R戦闘機に搭乗するパイロットが着用しているスーツで、ヘルメットとスーツの2種で構成されいる。ショップでは各種カラーバリエーションやエースパイロット専用スーツが取り揃えられているほか、水着、ビジネススーツといった物までもが購入可能。
Pilot & War recordにて着替えることができ、スーツの左胸の部分にはこれまでに獲得した勲章、上腕部には階級章が付き、出撃シーンでも服装がしっかりと反映されているのがわかる。ただし、ヘルメットを脱いだ素顔の状態にする事はできない。
後にバイド系列機専用のスーツが追加されたが、生命維持装置やレギュレーターの付いた無機質的なマスクが威圧感を放っている。
初出はR-TYPEⅡ。ステージ2の地底湖に登場した半機械の体躯に軟質のコア部分を持った大型バイド。
第二次バイド戦役で遭遇・観測されたこのバイドはその独特の形状から情報を開示をするにあたりにかなりの物議をかもし出した。
平たく言えば人体、特に男性側のとある器官とその機能・挙動に酷似していたのである。
これらにより倫理的・公序良俗的に民間人へ不要な混乱と不安を招きかねないと懸念され、一時はバラカスの情報そのものが隠蔽・抹消されるのではないかと危ぶまれたが、とある高官の鶴の一声により(一部地域にフィルターが用いられたものの)民間への情報公開は決定された。
以下はその音声および議事録を引用したものである。
「──バラカスとはああいう形に生まれてきた"魔物(バイド)"なのだ。遠い宇宙から来襲した未知の生命体がたまたま(地球の人類にとって)卑猥なカタチをしていただけなのである」
ステージY7.0では難易度をR-TYPER以上に設定し、道中にある培養カプセルを一定数破壊することで対エラストス・ゴマンダー戦の最中にワープアウトして出現する「あるまじき逢瀬」が発生するが、攻撃はしてこない。
スペシャルウェポンの一つ。R-9Dシリーズ、RX-12、R-13シリーズで採用されている。
フォースのエネルギーによって次元隔壁を破壊し、異層次元を発生させる。赤いラインが画面上を回転するスクリーンセーバーみたいなエフェクトで比較的地味だが、うっかりミスを誘発する危険性も低い安心安全なスペシャルウェポン。
ビットの制御を担う装置。だいたいは機体の後部側面に配置されている。
同じようにフォースコンダクターも存在する。こちらはキャノピー下部に配置されているが、機体によってはフレーム内部に組み込まれている模様。
R-TYPEⅢの時点で設定されていた、R-9Sの固定武装。ちなみにこの時点では波動砲は拡散波動砲が装備されていたという。
ただし、R-TYPE FINALで実際に登場したR-9Sは他の機体と同様のショットとなっており、本作も同様のまま。
R-9A3 レディラヴのプレイヤー側からの愛称。
前作R-TYPE FINALでエンディングソング「PROUD OF YOU」を歌った声優/アーティストの椎名へきるがカラーリングとマークデザインを担当したことに由来。
旧アイレムの会報誌「DRAGONFLY」で公開されていたR-11Aのオプション兵装の1つ。
機体前方を広範囲に攻撃可能な複合電磁ショットシステムであり、ユニットは機体両サイドに装備される。
しかしながら射程距離の短さ故にパイロットからは不評であり、ミサイルランチャーに換装して出撃することが多かったと言われている。
R-TYPE⊿にて所在が確認された航空機メーカーで、RX-10などを製造。
かつて無許可で旧アイレムの公式サイト内に作成されたケンケン氏の裏ページによれば、Rwf-9Dも同社が製造を手掛けた事になっているが、本作にもその設定が適用されているかは不明。
火星での動乱に巻き込まれた事でR-9シリーズに代わる次世代量産型戦闘機の開発入札には不参加となったが、ウィスラー・スペース社が開発したR-11Aにはクロスライセンスを結んだマクガイヤー社のフォースコントロールロッドならびに衝撃波動砲の技術が活かされている。
本作と同じ株式会社グランゼーラが送るマンガ作成ツール&コミックアドベンチャーで、Playstation Storeにてダウンロード販売されている。
R-TYPEとはさっぱり関係がなさそうだが、DLCとしてR-TYPE FINAL2の素材を追加でき、数は少ないもののR戦闘機やガウパーやドプケラドプスなどの3Dモデルを堪能できる。プレイ動画を作成する際に幕間とかに使うのもいいだろう。
はっきりとは言えないが、そんな気がする場合に文中に付与することで、文章のバイド係数を高めることができる(ような気がする)魔法の言葉。
B-1C3アンフィビアンⅢの機体解説文が元ネタ。TEAM R-TYPEの狂気を表すフレーズとしてファンの間で人気が高い。
『R-TYPE COMPLETE CD』のヒロイン。
複座式の試作型R-9のナビゲーターを務める民間人で、アメリカ人女性。C.V.は麻上洋子(現:一龍斎春水)。
序盤のゴマンダー戦後に負傷し、シャトルに収容された後にリョウと別れて治療を受けるが、既に頼るべき両親も帰る場所もない彼女はリョウと共にR-9に搭乗して無断出撃し、バイド帝星へと向かっていった。
『R-TYPE COMPLETE CD』の主人公。
複座式の試作型R-9のパイロットを務める民間人で、日系4世の男性。C.V.は神谷明。
フォース実験中の事故で父を亡くしているという過去があり、技術屋の身でありながら局長の推薦によりリィザと共にR-9に搭乗する羽目になる。
終盤にて無断出撃ののちバイドの掃討に成功するが、その結末は難易度によって異なる。
POWアーマー系列に搭載されているフォースの進化やレーザーの変更を行うためのパワーアップアイテム。これを運搬するPOWアーマー系列はレーザークリスタルの放つ特殊な波の効果によりバイドに狙われないという。
しかしながら、本作のステージ7.0に登場する腐れPOWアーマー、FINALのステージ6.2に登場するPOWアーマー・Dなどバイド汚染されたPOWアーマーがいくつか存在する。
外伝作品『R-TYPE LEO』のステージを再現したオマージュステージX2.0に限り原作に合わせる形でレーザークリスタルが変更されており、時間の経過で赤→青→黄→赤…と変化するようになっている。
R-TYPEⅢの箱裏に書かれたキャッチコピー。たまにBYE×2 BYDOと紹介されることがあるが、実際はBYEは二乗、バイドは「BYDE」表記である(こまけぇことは気にするな!)。バイドにとどめを刺す時に使おう。
R-TYPE TACTICSⅡ後編の「バイドと同化してゆく宇宙」でもミッションの解説文に用いられているが、記述は「オヤスミ Bye Bye Bydo!」と若干異なっている。
本作でも「ヲヤスミ、ケダモノ」というトロフィーが獲得でき、解説も「10,000体以上のバイドを撃破した。BYE×2 BYDO。」である。ヲイ公式!と言いたいところだが、BYDEは今となっては誤字だし、解説に二乗表記を入れるのもアレなのでこれでいいのだろう。