ストーリー
提供:【るい智】るいは智を呼ぶ 攻略Wiki
るいは智を呼ぶ[編集 | ソースを編集]
運命はいつだって問答無用にやってくる。
自分たちをお構いなしに自分勝手に巡っていく。
皆元るいは、家なし子だった。
花城花鶏は、奪われたものを取り返すためにやってきた。
鳴滝こよりは、消えた婚約者を探していた。
茅場茜子は、父の不始末のとばっちりを受けていた。
白鞘伊代は、ひとりぼっちだった。
そして。
猫かぶりの優等生、和久津智は断末魔だった。
言語道断な呪われた青春と対峙するために、
一心でもなく同体でもない、六人の少女が同盟を結ぶ。
いつか来る平穏無事な日々を夢見て、
全身全霊で疾走するでこぼこだらけの少女たちは、
いつしか固い絆で結ばれていく。
けれど。
和久津智は仲間にもいえない秘密を隠し持っていた。
彼女は「男の子」だったのだ——。
明日のむこうに視える風[編集 | ソースを編集]
僕らはみんな呪われている。
和久津智には秘密があった。
持って生まれた〈呪い〉のせいで、初めて得た“同類”たちにも、
自分が“男”であることを告げられないでいた。
禁忌を破れば死をもたらす〈呪い〉の痣。
呪われた少女たちは、お互いの抱えたトラブルに立ち向かうため———〈同盟〉を結ぶ。
ある時は賭けレースに出場し、
ある時は地元のギャングたちと渡り合い、
力をあわせて平穏を勝ち取った“少女”たちの前に、
7人目と8人目の〈呪い〉の痣の持ち主が現れる。
騒がしくも楽しく、少し後ろめたい日々の中。
智は死んだ筈の姉、真耶が生きているという手掛かりを得る。
だが、身の回りに不可解な出来事が起き始め……。
それは、いまだ語られざる“可能性”。
————そして僕らはまた出逢う。


