士燮の弟。司徒の黄琬に重用され、士壱もまた黄琬のためによく働いた。しかし彼を疎んだ董卓が「士壱を官に任用してはならない」と布告を出したため、昇進の機を失い、やがて官を捨てて帰郷。甥の士徽が反乱を起こした折に庶民の身分に落とされ、最後は法を犯したとして処刑された。