字は文若。名門出身で、若い頃から評判が良かった。同じく名門の袁紹に仕えていたが、その器に疑問を持ち、彼の下を去る。のちに曹操に惹かれて、彼の軍師となった。「王佐の才」と称された賢士で、数々の献策により曹操の覇業を支えたが、曹操の魏公即位に反対したことにより、軋轢が生じる。