黄巾党の将。黄巾決起に際し、宦官の封諝や徐奉に賄賂を贈り内応の手筈を整えるが、唐周の密告によって捕らえられ、車裂の刑に処された。後漢書によると、馬元義は太平道教団の大方で、荊州・揚州の信徒数万人を糾合する大幹部の一人である。