キャラクター紹介

ウィルフレド

俺はもう、後戻りできない―― CV：日野 聡

兵士である父、母、妹と慎ましやかながら幸せな暮らしを送っていたが、
十歳の頃、父の死をきっかけに一家の家計は困窮し、
ウィルフレドが十四歳の時に、栄養不足で妹が死亡してしまう。

更に、わが子の死に責任を感じた母は記憶に障害をきたし、
意識が父と出会った頃の年齢に退化してしまったためか、
息子をなくした夫だと思い込むほどに病んでしまった。

彼は父が無くなってからの不幸の連続を、
父を連れ去った戦乙女のせいと思い込み、復讐を果たすべく、
病んだ母を置いて親友であるアンセルと共に村を出ることを決意する。

優しく一本気な性格の持ち主だが、それを表に上手く出せないため、
他人にはぶっきらぼうな印象を与える。
現在は「戦乙女への復讐」のみのために心を閉ざし、他人に対してはわざと冷たく接している。

レナス

冥界の力を手放し、今すぐここから立ち去りなさい。 CV：冬馬 由美

運命を司る三女神の次女。この時代のヴァルキリーを務めている。
長い銀色の髪を持ち、蒼穹の鎧をまとう美しい女神で、
人間の魂と共存し、人々の記憶の中を感じることができる能力を持つ。

英雄達の魂を集めるようオーディーンから人間界ミッドガルドへ遣わされた。
戦場で命を失ったもの達の中から魂を選定し、
ヴァルハラへと導く役割を果たしており、人間は死後、
その行く末を彼女の手に委ねられることになる。

自らが勇者達の魂を率いて戦う姿から、
いつしか人々に「戦乙女」と呼ばれるようになった。

アンセル

――ともに戦おう、親友よ。 CV：寺島 拓篤

幼い頃に両親をなくし、その後は祖母と二人で貧しい暮らしを送っていたが、
十六歳の時に祖母は逝去している。ウィルフレドの家とは家族同然の付き合いをしており、
ウィルフレドとその妹、そしてティルテという少女の四人で小さな頃から遊んでいた。

遊び仲間のリーダー格で、おせっかいな面もあるが非常に明るく仲間想い。
戦乙女への復讐を誓い、傭兵となって村を出るウィルフレドを心配し、
強引に同行するが、内心では彼の無謀な挑戦を止めたいと願っている。

エーリス

さあ、ウィルフレド様、私と一緒に復讐を果たしましょう。 CV：生天目 仁美

冥界より「ヘルからの使い」として、ウィルフレドの望みを叶える手助けをするために
人間界ミッドガルドに姿を現した謎の女性。
世話人のような形で旅に同行し、突然手に入れた力に戸惑うウィルフレドを導き、
様々な助言をくれる。

ウィルフレドに対してはとても優しく、上品な女性だが、
時折見せる表情や言葉の端はしに全く別の顔を覗かせるなど、
美しさの中に影を持った人物で、自らのことは決して多くを語らない。
彼女の導く先には一体何が待ち受けているのだろうか…？

フレイ

我が名はフレイ。主神オーディン様に使える者。 CV：川村 万梨阿

豊穣神と人々に崇め奉られる女神。
あらゆる生命の誕生を司り、それ故、同時に強力な破壊の力を
その華奢な身体に秘めた存在。
神格はオーディンに次ぐ第二級神格に相当する。

主神オーディンには絶対の忠誠を誓い、オーディンの傍らに付き従う。
カノジョの任務は広範囲に及び、人間界ミッドガルドに
邪悪な動きがあればそれを牽制することもある。
透器という目に見ることのできない武器を使用する。