作者不詳の日記
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このページはウルフェンシュタインの文書「作者不詳の日記」について記載しています。
【文書】
作者不詳の日記
(日記は破れ、その端は焦げている)
ナチスがこの送水路にある建物の焼却を計画しているとの噂がキャンプに広まっている。
ヤツらは我々をここに閉じ込めて全てを焼き尽くすつもりかもしれない。
我々を生きたまま殺し、まとめて穴に放り込んで埋めるつもりだろう。
パトリスがいうには信頼できる情報源からの話らしい。だからこそ恐ろしい。
以前にも、彼の話が的中したことがあったからだ。
ここの小屋を形作る壁や、屋根の木も、それを作り上げた人間の血や骨も、ヤツらの目には全て同じに見えるだろう。
ヤツらの目にはただのゴミなのだ。
残虐に一生を過ごしてきた人間にとっては、もう一度そんなことをしても何も感じないのだろう。
我々がここを出ようとすれば射殺される。だがここにいても焼き殺される。
絶対にわれ――
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更新日: 2019-08-21 (水) 19:17:26