巨神と機神 ―――
泡が弾けるかのごとく、突如として 世界に出現した二柱の神は、 己が存在のすべてを賭けて戦った。
二つの神が打ち鳴らす大剣の響きは、 海原を揺らし大気を震わせた。
両者の残された力を大剣の一閃に託し、 相打ち合い
――― やがて骸となった。