用語集
あ行
○○
か行
カピロテ:
誰もがひと目見て驚く主人公「悔悟者/Penitent One」のとんがりコーン帽子、その本来の呼び方。
大元は中世スペインの道化師の装いで、その意味が転倒して「おろかもの」のシンボルと見られるようになった。
それがさらに転倒して、イベリア半島のカトリックびとの行者が「私は罪人です、罪をつぐなう修行の途中です」と自主的に示すためにかぶるようになった。
スペインが誇る大画家フランシスコ・デ・ゴヤの大作「ムチ打ち苦行者の行列」は、本作のイメージに影響を与えたと公式が認めている。
つまりカピロテをかぶっているのは、その人が「私は罪人です、罪をつぐなう修行の途中です」と自覚・自己主張していることを示している。
キリスト教の教えによれば、物質界に生きる全ての人間は罪人であるが…
本編では主人公を含めた『「黙する悲哀」同胞団』のメンバー全員、デオグラシアス、キルセ、クリサンタがカピロテをかぶっている。
奇跡:
クヴストディアに起きた異変の根源。「心の中に罪悪感を持つ人の身体が、その罪悪感にふさわしい姿に物理的に変化する」という現象。
三語の結び目を始まりとし、その後クヴストディアの住民にたびたび現れた。異形の髪のテンチュディアや「焦貌の聖女」もそのひとつである。
エスクリバー法皇の炎上事件によって多数の人が奇跡によって変異し、ゲーム本編の異常事態につながっている。
ティルソの経験では時間も歪ませているとの事なので、人数が集まると時空間にも影響があるらしい。
聖母教会はこれを神の意志の表れであるから否定してはいけないと教え、『黙する悲哀』修道院はその方針に反発した。
なお、ブラスフェマス全編を通して「これは神様の意思の表れである」と保証された現象はひとつもない。
さ行
三語の結び目:
万母の母の建物内部にあるが万母の母とは別エリア扱いの場所。
クヴストディアに初めての奇蹟が発現したその現場、聖地である。
いつかは分からない昔、この世の罪に苦悩する一人の若者が、丸太に座って天罰を求めて強く祈ったところ、その手足が丸太にねじれて絡み始めた。
若者は苦痛の声も上げず、この現象に身を任せた。結果、若者は丸太にねじりつけられて固定され、木そのものになった。
何年も経って、この丸太は大地に根付いて枝を伸ばして樹木となり、その幹の亀裂から黄金の液体を流すようになったという。
単音の心臓にあるように、この三語の結び目は「父なる神」として神格扱いになり、
クヴストディアの人々から信仰されているようだ。
クヴストディア各地で火炙りの刑が見られるが、そのくくり方は三語の結び目を模している。
「第一」と名付けられているように、クヴストディアにおける神の奇蹟の現実化の最初の事例だったのだと思われる。
人が樹木になるという現象は、エスクリバー法皇や慈悲を施す者などにも見られる「奇蹟」の典型例である。
た行
○○
な行
○○
は行
○○
ま行
『黙する悲哀』修道院:
本作の主人公「悔悟者/Penitent One」が所属した組織であり、本作における未説明点のひとつ。
エスクリバー聖下が率いる「聖母教会」と対立しているのは間違いなく、本作の前日譚コミック「The Kneeling」では
「悔悟者/Penitent One」が襲撃してきたクリサンタに敗北し、死体を蹴り捨てられるシーンがある。
だが、かなりの人数がいたらしい『黙する悲哀』同胞団がなぜまとまって聖母教会から離反したのか、
なぜ、『万母の母』には見られない、父なる神の像をでかでかと掲げる礼拝空間を造営することを決めたのか、
そしてなぜ、大いなる奇蹟「懺悔の剣」が『黙する悲哀』修道院の元に現れたのか。
その思想的な背景は各アイテムのフレイバーテキストにも言及がない。
や行
○○
ら行
○○
わ行
○○
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