ストーリー
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江戸末期、地方では飢饉が頻発していた。
そんな時代、金持ちから奪い、貧しい民に分け与える
『銀鴉衆』(ぎんがらす)なる義賊が東北地方で活躍していた。
銀鴉衆の見習い『海老三』(えびぞう)は、屋敷の幼子に見られてしまう。
屋敷の家人を集めた部屋へ娘を連れていくと
そこでは義賊であるはずの銀鴉衆が家人を殺していた。
「俺たちゃ義賊だったんじゃねえのか?」
このままでは娘も殺されてしまう……。
娘を抱え、追っ手から逃れ逃れて数十里、とある城下の港町へ辿り着く。
そして時はすぎ、海老三は大工として、娘はすずなと名乗り、
親子のように暮らしていた。貧しいながらも平穏な暮らしだった。
しかし、そんな幸せも束の間、すずなは重い病に罹ってしまう。
治すには高価な薬が必要だとか……。
娘の命、金の工面、葛藤する海老三は決断する。
再び盗人として、今度こそ義賊として、
娘を守るために日陰者となることを――
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更新日: 2022-10-09 (日) 23:07:32