用語集
あ行
エボニー&アイボリー
ダンテが愛用する二丁拳銃。名のあるガンスミスが設計し、後にダンテの手によって完成した。対悪魔を想定し、かつダンテ本人の使用に耐え得ることを考慮したからか、拳銃にしてはあまりに大きい。速射性に優れ、本作では機関銃に勝るとも劣らない連射が可能。
か行
カリーナ=アン
レディが愛用するロケットランチャー。追尾式のマイクロミサイルを放ったり、銃剣による接近戦、フックの付いたワイヤーの射出など、多彩な機能を持つ。銃器の名は、レディの母親から取られた。
幻影剣
バージルの魔力によって生成された、浅葱色の剣。射程が非常に長く、通常の銃器と違って射出の際に本人が専用の動作を取る必要がないため、攻撃、移動など、あらゆる行動と組み合わせることができる。敵を打ち上げる烈風幻影剣や、敵に向けて一斉射を行う急襲幻影剣、広範囲の敵を拘束する五月雨幻影剣など、バリエーションも豊富。初出は『DMC1』。ネロ・アンジェロとの最後の戦いで、彼が使ってきた。
さ行
サンクトゥス
魔剣教団の教皇であり、フォルトゥナの指導者。民衆から篤い信頼を寄せられているが、今の地位を手に入れる際、先代の教皇を毒殺するなど、冷酷な一面も持つ。かつてはクレドと同様、魔剣教団の騎士団長を務めていた。教皇に即位した日の夜、城へ忍び込んでいたバージルと出会っている。
スパーダ
二千年前、魔帝ムンドゥス率いる軍勢を裏切り、危機に晒されていた人間界を救った伝説の魔剣士。ダンテとバージルの父でもあり、ムンドゥスや魔界もろとも自身の強大な力を封じてからは、人間界を見守り続けていた。ある日を境に失踪しており、消息はわかっていない。魔界では裏切り者、人間界では英雄として扱われていることが多い。世界各地に彼の伝説が残っており、フォルトゥナにおいては神として崇められている。
衝撃鋼ギルガメス
篭手と具足の形状をした魔具。装備者の肉体と同化し、一部を鋼に変化させる。範囲は狭いが、高い攻撃力を誇り、1対1の接近戦で真価を発揮する。
た行
ダンテ
悪魔も泣き出す最強のデビルハンター。大剣・リベリオンと、自作の二丁拳銃・エボニー&アイボリーを手に、数多の悪魔を狩ってきた。銀色の髪に、赤いロングコートが特徴で、悪魔と人間の間に生まれた半人半魔でもある。どのような相手を前にしても余裕の態度を崩さず、隙あらば軽口や皮肉を言い放つ。『DMC3』では、死闘の末に兄・バージルに勝利し、『DMC1』では魔帝ムンドゥスを封印した。その力は、伝説の魔剣士である父・スパーダをすら越えていると言われる。
デビルブリンガー
悪魔化したネロの右腕。『DMC4』本編の一ヶ月前に悪魔の攻撃で負傷して以来、徐々に変化し、今の姿となった。魔人のものと思しき腕を伸ばすことで遠く離れた敵を引き寄せたり、近くの敵に対して強烈な投げ技をくり出すこともできる。
トリッシュ
ダンテの相棒。『DMC1』で初登場した時は、ムンドゥスによって造られた悪魔であり、ダンテの敵だった。一度は協力を申し出るも、途中で裏切る。裏切ったにも関わらず自分を助けてくれたダンテを見て改心し、ムンドゥスの封印に貢献した。
挑発
敵を挑発する。『デビルメイクライ』シリーズお馴染みの要素で、『DMC3』以降はスタイリッシュランクに応じて内容が変化する仕様に。単に戦闘の見栄えを良くするだけでなく、成功すればデビルトリガーゲージが回復する。
な行
ネロ
フォルトゥナに住んでいる少年で、本作の主人公。魔剣教団に所属しているが、信仰心は薄い上、協調性に欠けるものの、実力は非常に高く、教団でも一目置かれている。『DMC4』の本編が始まる一ヶ月前、悪魔に襲われて右腕を負傷。以降、腕が変質し、現在の“デビルブリンガー”になった。ダンテの兄・バージルの息子でもある。
ネロ・アンジェロ
魔帝ムンドゥスに仕える悪魔の1人。禍々しい鎧に身を包み、身の丈を超える大剣を軽々と振るう。ほかの悪魔たちとは違い真っ向勝負を好み、ダンテにも気に入られていた。ダンテと同じ剣術、格闘技を使うが、その正体は、ダンテの兄・バージル。『DMC3』でダンテとの決戦に敗れた後、魔界でムンドゥスに挑むも敗北し、改造・洗脳を施された。『DMC4』では、彼の魔力の破片がフォルトゥナに流れ着き、後にビアンコアンジェロやアルトアンジェロが製造されることとなった。
は行
バージル
スパーダの息子であり、ダンテの双子の兄。父の形見である閻魔刀をつねに携え、青色のコートに身を包んでいる。オールバックだが、髪を下ろすとダンテと見分けがつかない。邪魔をするなら協力者でも殺すことをいとわない、残忍な一面を持つ。『DMC3』ではダンテに敗北後、魔界に残り、魔帝ムンドゥスに戦いを挑んだ。『DMC1』ではムンドゥスの配下のネロ・アンジェロとしてダンテの前に再び立ちはだかるも、激闘の末に敗れる。『DMC4』のスペシャルエディション版では、本編の十数年前に彼がフォルトゥナを訪れるシーンが追加されている。
フォースエッジ
スパーダの形見の1つ。剣は仮の姿であり、ダンテとバージルが持つアミュレットをあわせた、パーフェクトアミュレットを組み合わせることで、魔剣スパーダに変化する。『DMC3』では、フォースエッジと閻魔刀を振るうバージルに、ダンテが最後の戦いに挑んだ。『DMC1』では、ダンテの初期装備となっている。『DMC4SE』では、バージルの初期装備の1つでもある。
フォルトゥナ
ある大陸沿岸に存在する城塞都市。魔剣士スパーダを神と崇める“魔剣教”が信仰されており、彼もまた、かつてフォルトゥナの城主だった。スパーダゆかりの地であること、そして地獄門が存在するからか、悪魔が度々出没しており、“魔剣教団”が討伐を担っている。
ブルーローズ
ネロが愛用する六連装の超大型リボルバー式拳銃。銃口が上と下の2箇所に備わっている。一度の射撃で、種類の異なる2発の銃弾をわずかな誤差のうちに連続で発射。1発目で敵の体表を破壊し、2発目で損傷を与えられるよう設計されている。
ま行
魔剣スパーダ
スパーダの名を冠した魔剣。フォースエッジの真の姿であり、攻撃に応じて、槍や鎌など、さまざまな形に変化する。
魔人化
自分の中に存在する悪魔の力を解き放つこと。ダンテやバージルが発動すると、一時的に魔人の姿に変貌する。
や行
閻魔刀
スパーダの形見のひとつである日本刀。その刀身は触れるものすべてを斬り裂き、意思を持つとすら言われる。スパーダが失踪した後は、バージルに受け継がれた。『DMC4』では、ネロ・アンジェロの破片とともに真っ二つになった状態でフォルトゥナに流れ着いており、アグナスによって回収される。ネロに眠る悪魔の力が解放されると同時に刀身が1つになり、かつての姿を取り戻した。なお、閻魔刀は“えんまとう”ではなく“やまと”と読む。
ら行
レッドクイーン
ネロが操る大剣。柄の上部に備わったスロットルを調節することで噴射口から推進剤が噴射され、斬撃の威力を高める。ネロの物は教団に支給されている武器に大幅な改造が加えられており、まともに使えるのは彼のみ。限界以上に出力を高めた影響で、推進剤を放出した際、時折刀身が炎をまとうことから、“レッドクイーン”と呼ばれるようになった。
レディ
人間でありながら悪魔を狩る女性。本名はメアリ=アン。ロケットランチャーのカリーナ=アンを始め、拳銃や散弾銃といった現代兵器を駆使する。『DMC3』で初登場し、父のアーカムを追って巨大な塔・テメンニグルを登る途中で、ダンテとは何度も衝突した。事件以降はダンテと絡むようになり、悪魔に関連した仕事を見つけてきては、莫大な仲介料をふっかけている。
わ行
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