機体名称 | 開発条件 | 必要素材 | |||
R-9Sk PRINCIPALITIES プリンシパリティーズ | R-9AX2 開発済み | ソルモナジウム:300 エーテリウム:300 バイドルゲン:300 | |||
波動砲 | フォース | ビット | ミサイル | ||
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灼熱波動砲 | ファイヤー・フォース | ラウンド・ビット (※射撃補助あり) | 爆雷 | ||
シャドウ・ビット | 誘爆ミサイル | ||||
フォースショット | 赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー | ||
スタンダード4WAYショット (火炎弾) | チェーンファイヤ | ファイヤーボム | ファイヤバリア |
【 火炎武装専用機 】
火炎系の武装に特化した機体で、波動砲はもちろんのこと、フォースから発射される武器でさえも、炎系の武器という徹底ぶりである。
また、強力な火器が帯びる熱を効率よく放熱するためにほとんどの装甲が取り外されているのもこの機体の特徴である。
開発者たちには「スケルトン」の名で呼ばれている。
「バイドは消毒だぁぁぁ!!」と言わんばかりの機体である。
FINALではフォースショットは通常弾だったが今回はフォースショットまで炎の弾になっている。
灼熱波動砲は実質的にはR-9D系列の圧縮波動砲の亜種といえるが2チャージで同時に火球も飛んでいるため範囲が広くなる。
炎が広がるためか微妙な地形貫通能力があるようで、4.0面の殻を持った敵を正面から焼くことが可能。
この波動砲特有の現象として、波動砲の威力が直前に使用した際のループ数に依存して増減するというものがある。
特に1ループ未満で撃った直後は威力が激減するほか、ステージ開始時は威力最低値なので、開始直後に1ループを空撃ちしておくのが無難。
この謎仕様を除けば使い勝手は意外にもベーシックだが、炎のエフェクトがとにかく派手で敵弾が見え辛いという困った欠点を持つ。特に黄色はヤバい。
でも翼を模したロッドのフォースはフェニックスを想起させてカッコいいと思います。
機体列伝 | |
R-9AXの開発以降、特殊武装開発を推し進める動きが軍内部で盛んな中、ある開発者が提出した提案書が注目を集めた。 「超高熱の火炎を用いた新型へ移送の効果について」と題されたその資料では、小型トカマクに閉じ込めた超高温のプラズマを取り出して対象に吹き付けることによって攻撃手段へと転じるといった内容が論じられていた。 軍はその可能性を認め、提案書を提出した開発者をリーダーとした火炎武装機開発チームを結成し、R-9Skの開発を命じた。 | |
トカマクの兵器転用の際に最も問題とされたのが機体内部に蓄積される熱をいかに放熱するかについてであった。 開発チームは大型のラジエーターを複数搭載したうえで、機体の外装を可能な限り取り外すという対応によって放熱機能を確保した。 こうして開発は順調に進み、ロールアウトに向けての最終飛行試験が執り行われる運びとなった。 | |
テストパイロットを務めたのはサラ・オズモンド小委。 高い操縦能力と豊富な知識を兼ね備え、将来を嘱望される若手士官であった。 しかし、ここで悲劇が起こる。 火炎武装の過剰使用により放熱機能の限界を上回る熱が蓄積され、オズモンド少尉を乗せた機体が彼女ともども焼失するという事故が発生したのである。 このことを受けて火炎武装の火力は放熱機能の能力に合わせて制限することとなった。 | |
痛ましい事故は発生したものの火力の制限以降は事故が再発することもなくR-9Skは無事にロールアウトを迎えた。 リーダーを務めた開発者の資料に記されていた名から、R-9Skはプリンシパリティーズと呼ばれるようになった。 天使に由来するこの名は、バイドという悪魔を滅ぼすという強い意志表明だとも、オズモンド少尉に対する追悼の意を示しているとも言われたが、その真相は彼のみが知る。 |
機体名称 | 開発条件 | 必要素材 | |||
R-9Sk2 DOMINIONS ドミニオンズ | - | ソルモナジウム:300 エーテリウム:400 バイドルゲン:400 | |||
波動砲 | フォース | ビット | ミサイル | ||
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灼熱波動砲Ⅱ | フレイム・フォース | ラウンド・ビット (※射撃補助あり) | 爆雷 | ||
シャドウ・ビット | 誘爆ミサイル | ||||
フォースショット | 赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー | ||
スタンダード4WAYショット (火炎弾) | チェーンフレイム | フレイムスロワー | フレイムウォール |
【 火炎武装強化改良機 】
火炎武装で鳴らしたR-9Skの改良型である。
波動砲ユニット、フォースともに火力が大幅に上昇している。
ただし、炎系兵器の攻撃アップには限界があり、また運用面やメンテナンス性の面で光学系兵器に劣る事から、火炎系兵器に重点をおいたR-9Skシリーズは本機以降開発される事はなかった。
「アツクテ シヌゼエェェェ!」と言わんばかりの機体である。
前機体から波動砲もフォースもパワーアップした。だが敵弾の見え辛さは相変わらず・・・というか酷くなってる?
こっちが死んじまうぜ。
僚機から不評だという設定も納得の視界妨害っぷりである。
機体列伝 | |
R-9Sk2 ドミニオンズはR-9Skの弱点であった放熱機能を向上させ、火炎武装の火力を限界にまで引き出すという目的で開発された機体である。 ラジエーターを最新式のものに換装し、機体後部にはリザーバータンクを増設することで放熱機能の強化が図られた。 これにより火力を最大限に引き出した状態での火炎武装の連続使用が可能となった。 | |
強化された火炎はコントロールが難しく、周囲に飛び散ることによる僚機への被害が懸念されるという新たな問題は生じたものの、単機での運用に限ることによってその能力を発揮した。 R-9Sk2は広範囲への攻撃ができる強力な機体であるとしてパイロットたちから一躍評判を集めた。 | |
軍は攻撃範囲の広さによるバイドの同時殲滅能力を高く評価し、さらなる火力の増強や攻撃範囲の拡大を目的とした後継機の開発計画を立案した。 だが、計画が実行に移されることはなかった。 | |
軍が要求した火力水準は、当時の技術では実現が極めて困難だったのである。 また、運用面やメンテナンス面において火炎兵器は光学兵器に劣ると指摘されていた折に、R-9Wシリーズの開発が順調に進められたことも逆風となった。 R-9Skシリーズの開発打ち切りによってチームは解散となったが、リーダーであった開発者だけは火炎武装のさらなる可能性を信じ、密かに研究を続けていたとの噂もある。 |