後日談/アネット
FE風花雪月、アネットの後日談をまとめていきます。
完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
花開く努力
アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。
のちに彼女は指導者として大成し、後世に名を残すほどの大魔道士を幾人も育て上げた。
彼らの誰もが、アネットの明るい人柄と、才能に驕らぬ姿勢を敬い、その教えに感謝していたという。
寡黙なる忠義×花開く努力
終戦からしばらく経った頃、ドゥドゥーとアネットはささやかな婚儀を催して夫婦の誓いを交わし、王都フェルディアに居を構えた。
だが、家庭を持った後も二人の生活は変わらず、ドゥドゥーは王位に就いたディミトリの従者として、
アネットは王都の魔道学院の講師として、それぞれの業務に励んだ。
彼らにとっては、仕事こそが楽しみであり、人生に欠かせないものだったのだろう。
彼らは互いを何より尊重し、相手の生活に口を挟まなかったが、
たまの休暇には夫婦二人での料理や家事を楽しんだという。
盾の名を継ぐ者×花開く努力(蒼月)
戦争の終結後、亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、アネットと婚儀を催した。
父の跡を継いで件名に領地の復興に取り組む若き公爵と、
その明るさで夫を、そして領民たちを励ました公爵夫人は、人々から広く愛されるようになる。
のちにアネットは作曲の才能を開花。自作の歌を数多く披露していった。
フェリクスが彼女を積極的に支援したこともあり、アネットの曲は後世に歌い継がれていく。
親しみやすい旋律は人気を博したが、歌詞のほうはどこかの時代で変わってしまったという。
正義の一矢×花開く努力
戦後、アッシュは騎士の位に叙され、後継者のいなかったガスパール家の
家督相続を認められた。そして彼の妻となったアネットは、夫の施政を懸命に支える。
二人はさまざまな困難に直面するが、互いの勇気と知恵をもって一つずつ乗り越え、
やがてガスパール領は驚くほどの発展を遂げた。
孤児の身分から、誰もが認める立派な騎士となったアッシュ。彼の人生を綴った物語は
後の世で熱烈な人気を博した。また、その物語が、アッシュの死後に妻アネットが
綴ったものであることもまた、有名な話である。
慈愛の微笑み×花開く努力
アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。
一方、メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となった。
二人は毎日のように手紙を交わし、嬉しいことも悲しいことにも、
自らの身に起きた出来事のように喜び、悲しんだという。
数十年の後、アネットは教師を辞してガルグ=マクへと移り住む。
メルセデスは親友との再会を喜び、気ままに晩年を過ごす。
それは決して裕福な暮らしではなかったが、
二人の間には最後まで明るい笑顔が絶えなかった。
花開く努力×護国の老騎士
偽りの名を捨てたギルベルトは、王家の騎士ギュスタヴとして、再び国王ディミトリに忠誠を誓った。
王都フェルディアに戻ったギュスタヴは、ドミニク男爵の元に身を寄せていた妻と、
そして王都の魔道学院で教師として働き始めた愛娘アネットと、かつてのように3人で暮らすようになる。
初めこそ、どこかぎこちなかった家族の会話にも、時と共に笑顔と朗らかさが戻っていった。
戦乱の陰が去った王国で、3人はこれまでの日々を取り戻すように、穏やかで幸福な日々を送ったという。
花開く努力×紋章学の父
戦いの終結後、アネットはハンネマンと共にフェルディアの魔道学院へと赴いた。
そして二人は、魔道の講師として教え子たちを教導する傍ら、魔道と紋章学の研究に
没頭する。師弟として、同僚として、また志を同じくする無二の相棒として、二人は
いかなる時も共に歩み、共に学び続けた。
やがて、魔道の歴史に名を残す数々の偉業を成すに至った彼らの元には、共同研究を
申し込む者や教えを乞う者たちが訪れて後を絶たなかったという。そんな二人の研究室は、
常に塵一つなく磨き上げられていたという。
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