ブロックチェーンゲームの仕組みや特徴、稼げる理由までわかりやすく解説!

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  • ブロックチェーンゲームの仕組みについて知りたい
  • どういった仕組みや特徴があるの?

この記事では、そうした悩みを解決します。NFTを使用したブロックチェーンゲームは、日本の企業が参入するなど、改めて注目されています。

この記事では、ブロックチェーンゲームの仕組みや特徴はもちろん、稼げる理由や稼ぎ方、危険性までをわかりやすく解説しています。

最後までご覧になれば、ブロックチェーンゲームのことがまるっとわかりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ブロックチェーンゲームの仕組み

ブロックチェーンゲームの仕組みを紹介します。

  • ブロックチェーンとは?
  • 分散台帳管理による各自でのデータ管理
  • オンラインゲームの違い

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは分散化台帳と呼ばれ、ネットワーク内の多数のコンピューターで情報を共有します。

また、中央機関や管理者を必要とせず、データを保管・同期します。

記録されたデータは、ブロックに収められ、鎖(チェーン)のようにつながるため、ブロックチェーンと呼ばれているのです。

なお、過去のブロックを改ざんするにはネットワーク全体の合意が必要です。そのため、データの不正や改ざんはほぼ不可能とされており、セキュリティの安全性、信頼性が高い点が特徴と言えるでしょう。

このような特徴により、個人間での仮想通貨のやり取りが容易になりました。

分散台帳管理による各自でのデータ管理

ユーザーは、分散型台帳管理によって、ブロックチェーンゲーム内アイテムのNFTや仮想通貨の所有権があり、各自で管理できます。

例えば、NFTやゲーム内トークンの仮想通貨は、基本的にユーザーがいつでも売買でき、他のプレイヤーと交換もできるため、自由に取引が楽しめます。

ゲームを開発する運営は存在しますが、プレイヤーのアイテムや仮想通貨を管理することはできません。

また、ゲームによっては、プロジェクトの意思決定に参加できるシステムもあり、ユーザー主導の新しいゲームの形も展開されています。

オンラインゲームの違い

これまでのオンラインゲームとの大きな違いは、報酬がもらえる点です。仮想通貨やNFTが報酬としてもらえるため、プレイするほどユーザーは稼げます。

また、受け取った報酬は、ゲーム内キャラクターのレベル上げや、アイテム購入などに消費されるため、ゲーム内経済が作られます。

報酬を再投資すると、さらに稼げる仕組みを採用しているゲームがほとんどですので、ユーザーはゲームに夢中になるでしょう。

ブロックチェーンゲームでは、ゲームプレイによる達成感や爽快感のほかに、報酬を得るという快感が加わりました。

「ゲームをするとお金が稼げる仕組み」は、これまでにない、まったく新しいシステムなのです。

ブロックチェーンゲームの仕組みが分かる特徴

ブロックチェーンゲームの仕組みが分かる特徴を解説します。

  • スマホやPCでプレイできる
  • 仮想通貨を使用するゲーム
  • 遊びながら稼げる~Play to Earn~
  • 無料で始められる
  • 稼げる金額に幅がある
  • 不正やチートプレイに強い
  • 日本発のゲームもある
  • 稼ぐには初期投資が必要

スマホやPCでプレイできる

これまでのオンラインゲームと同じように、スマホ1つで遊べるため、だれでも気軽に始められます。

PCに対応したものもあるため、本格的なシューティングゲームやRPGも大画面でプレイすることも可能です。

ネット環境とデバイスさえあれば、基本的に世界中のどこにいてもプレイできます。

また、ゲームに必要な仮想通貨やNFTも24時間365日取引できます。このように、時間や場所、環境に縛られず、自由で手軽にプレイできる点も人気の秘密でしょう。

始めるハードルは低く、爆発的にユーザーが増える可能性があるため、今後のブロックチェーンゲームにも目が離せません。

仮想通貨を使用するゲーム

ブロックチェーンゲームには、仮想通貨を使用します。ゲームトークンとも呼ばれ、用途はさまざまです。

例えば、

  • ゲームキャラクターやアバターなどの購入費用
  • ゲームプレイのための手数料
  • ゲームアイテムのレベル上げ
  • NFTガチャの費用

など、ゲームによってさまざまです。

また、ゲームトークンは1種類とは限らず、2つ以上存在する場合もあります。

仮想通貨ではないゲームトークンもあるため、ブロックチェーンゲームをプレイする際は、ルールやシステムをよく理解しましょう。

遊びながら稼げる~Play to Earn~

ユーザーのゲームプレイが「お金・資産」に変わります。そのため、ブロックチェーンゲームやNFTゲームは、「Play to Earn(遊んで稼ぐために)」とも呼ばれています。

これまで、遊びながら稼げるのは、一部のプロゲーマーのみに許された特権のようなものでした。

しかしブロックチェーンゲームでは、プレイすれば基本的に誰でも稼げます。映画『レディ・プレイヤー1』のような世界は、もはや現実のものとなりました。

プロゲーマーでなくても、ゲームでお金が稼げる、そんな夢のような体験ができるのが、ブロックチェーンゲームなのです。

無料で始められる

NFTが必要なゲームもありますが、基本的にブロックチェーンゲームは無料でプレイできるものがほとんどです。

「Free to Play」と呼ばれ、従来のオンラインゲームのように、お試しで気軽に始められるのは嬉しいポイントです。

ただし、「無料でプレイできる=無料で稼げる」ワケではありませんので、注意してください。

そのため、初心者の方は、まず無料プレイで体験してみましょう。ルールやシステム、自分に合うかなどを見極めたうえで、本格的にプレイするのがおすすめです。

流行りに飛びつき、いきなり大金を課金して稼ごうとすると痛い目に遭います。注意しましょう。

稼げる金額に幅がある

AXSのチャート

引用元:CoinMarketCap

ブロックチェーンゲームは誰でも気軽に始められますが、稼げる金額は、プレイヤースキルや、課金する金額に依存する場合が多いのが現実です。

稼げる金額はピンキリで数円~数十万円とゲームによって変動します。また、仮想通貨やNFTの価格も常に変動します。

これらは仮想通貨の大きな特徴であり、メリットまたは、デメリットです。

需要と供給でのみ、価格が決まる仮想通貨は、外部環境の影響を大きく関係します。

例えば、上記画像は、有名ブロックチェーンゲーム「アクシーインフィニティ」のゲームトークンAXSのチャートです。

過去の最高値は24,000円台ですが、現在600円台とピーク時の1/40です。極端な例ではありますが、大流行すればゲームトークン価格は高騰し、流行が去れば下落します。

稼げる金額には、価格変動リスクがあることも忘れてはいけません。

不正やチートプレイに強い

ブロックチェーンゲームは、不正やチートプレイに強いのが特徴です。

なぜなら、コストの支払いや、報酬の受け取り、ゲームプレイは、スマートコントラクトで管理されているからです。

スマートコントラクトは、ある条件が満たされると、契約が自動で実行されるブロックチェーンの仕組みで、よく自動販売機に例えられます。

お金を入れて、商品を選びボタンを押すと、商品が排出される、このような一連の流れがプログラムによって自動で管理されています。

つまり不正があった場合、取引契約は実行されません。これにより、ユーザーは安全で快適なプレイを楽しむことができるのです。

日本発のゲームもある

日本発のゲームもあります。これまでブロックチェーンゲームは海外製が主流でしたが、日本のゲーム会社も本格的に参入してきました。

例えば、スクウェア・エニックスの『シンビオジェネシス』や、セガの『三国志大戦』など、続々と発表されています。

既存タイトルのブロックチェーンゲーム化や、完全新作タイトルまで、さまざまなパターンがあります。

こうしたブロックチェーンを利用したゲームやコンテンツは、新たなビジネスチャンスとして注目され始めているのです。

稼ぐには初期投資が必要

本格的に稼ぎたい場合は、ある程度の初期投資が必要となります。

また、注意点として、お金が絡む以上はただのゲームではなく投資と心得たほうがよいでしょう。

費用はピンキリで数万円〜が相場です。例えば、プロジェクトゼノのゼノNFTの最低価格は1.2万円~です。

ロックマンとの最新コラボガチャNFTは、1回約2万円、10連ガチャが20万円でジェネシス(特典がつくことが多く特別なNFT)が確定でもらえます。

このように、初期費用がそれなりにかかりますので、余剰資金の範囲内で頼むようにしてください。

生活資金を賭ける、借金をしてまで行うものではありません。資金管理もユーザー次第となりますので、自己管理を徹底しましょう。

ブロックチェーンゲームのおすすめ5選

ブロックチェーンゲームのおすすめ5選を紹介します。日本発のプロジェクトを中心に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. Eternal Crypt – Wizardry BC(ウィザードリィ)
  2. コインムスメ
  3. SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)
  4. SleeFi(スリーファイ)
  5. Brilliant crypto(ブリリアントクリプト)

Eternal Crypt–Wizardry BC-(ウィザードリィ)

Eternal Crypt–Wizardry BC

引用元:Eternal Crypt–Wizardry BC

ゲーム名 Eternal Crypt–Wizardry BC-(ウィザードリィ)
リリース予定日 2023年10月19日に先行リリース)
ブロックチェーン Polygon
ゲーム内通貨 BC
ゲーム内容 放置系RPG
日本語対応 OK
スマホ対応 OK
無料プレイ OK
公式サイト https://wiz-eternalcrypt.com/

ウィザードリィは、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストに影響を与えたとされている元祖RPGです。

そのウィザードリィがブロックチェーンゲームとして生まれ変わりました。

特徴
  • 中毒性の高いクリッカーゲーム×戦略バトルが楽しめる
  • タップを連打するほどバトルが有利に!自動で放置プレイも可能
  • 先行販売NFTの申込が100倍以上を記録

    中毒性が高く、放置プレイも可能な新感覚のブロックチェーンゲームですので、今後の展開に注目が集まりそうですね。

    放置系RPGゲーム

    コインムスメ

    コインムスメ

    引用元:コインムスメ

    ゲーム名 コインムスメ
    リリース予定日 2023年末
    ブロックチェーン Oasys
    ゲーム内通貨 MSM
    ゲーム内容 カードバトル
    日本語対応 OK
    スマホ対応 OK
    無料プレイ OK
    公式サイト https://coinmusme.com/

    コインムスメは、仮想通貨の擬人化アイドルによるNFTカードバトル。廃校寸前の学園を再生するために、アイドルユニットをプロデュースするストーリーです。

    特徴
    • キャラクターNFTを育成・強化してのカードバトル
    • ガチャの売り上げの大半を高還元する仕組みがある
    • 実際の仮想通貨の価格変動を予想して楽しむ、騰落率ライブレース

    「美少女NFTキャラ×カードバトル×仮想通貨騰落予想」という斬新なシステムを構築しているコインムスメ。

    リリース前ですが、続々と新キャラクターが追加発表されているので、気になる方は今すぐチェックしてみてくださいね!

    仮想通貨の擬人化NFTゲーム!

    SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)

    SYMBIOGENESIS

    引用元:SYMBIOGENESIS

    ゲーム名 シンビオジェネシス
    リリース予定日 2024年(2023年10月現在とレジャーハンティング実施中)
    ブロックチェーン Polygon
    ゲーム内通貨 Matic
    ゲーム内容 ストーリー開放型ゲーム
    日本語対応 OK
    スマホ対応 OK
    無料プレイ OK
    公式サイト https://symbiogenesis.app/

    シンビオジェネシスは、スクウェア・エニックスの初ブロックチェーンゲームタイトル。浮遊大陸に隠された謎を解く、ストーリー解放型ゲームです。

    特徴
    • さまざまなキャラクターから得られる情報をもとに、ミッションやストーリーが進展
    • スクウェア・エニックスらしい壮大なファンタジーストーリー!マルチエンディングを採用
    • 最後のミッションは特定条件を満たした3名だけが挑める斬新な仕組み

    1万個限定のNFTアートキャラクターを使用するとよりストーリーを楽しめるようです。

    もちろん無料プレイも可能ですので、気になる方は、まずはお試しで始めてみましょう

    スクエニ初のNFTゲーム!

    SleeFi(スリーファイ)

    SleeFi(スリーファイ)

    引用元:SleeFi

    ゲーム名 SleeFi(スリーファイ)
    リリース予定日 2023年11月(現在クローズドβテスト中)
    ブロックチェーン AVAX
    ゲーム内通貨 SLFT、SLGT
    ゲーム内容 Sleep to Earn
    日本語対応 OK
    スマホ対応 OK
    無料プレイ NG
    公式サイト https://sleefi.com/

    眠って稼げるブロックチェーンゲーム「Sleep to Earn」のSleeFi。

    毎日規則正しく寝るだけで、仮想通貨が稼げるため、 ゲームが苦手な方でも安心してプレイできます。

    無料プレイはありませんが、寝るだけで稼げる魅力的な睡眠ゲームです。

    特徴
    • 4つのベッドNFTから睡眠時間に応じた最適なものを選んで購入、あとは眠って起きるだけで報酬ゲット。
    • NFTはレベル上げなどの育成・強化要素あり。複数所有でさらに稼げる効率アップ。
    • アプリ1つで気軽にプレイ!メタマスクやOpenSeaなどの外部サービスが不要。

    リリース延期が心配されていたSleeFiですが、2023年11月にはオープンβがリリース予定。

    ゲームスキルに自信がない方でも、睡眠習慣を整えれば、毎日コツコツ稼げそうですね。

    眠って稼げるNFTゲーム

    Brilliant crypto(ブリリアントクリプト)

    Brilliant crypto

    引用元:Brilliant crypto

    ゲーム名 Brilliant crypto(ブリリアントクリプト)
    リリース予定日 2024年1月~
    ブロックチェーン 未定
    ゲーム内通貨 未定
    ゲーム内容 アクション
    日本語対応 未定
    スマホ対応 未定
    無料プレイ OK
    公式サイト https://brilliantcrypto.net/

    ブリリアントクリプトは、つるはしNFTや探索ツールを駆使して宝石NFTを探し当てる、宝石発掘アクションゲーム。

    将来的にはメタバース内で本物の宝石と同じように取引できるようです。

    特徴
    • 宝石が眠る鉱山を探し出し、レアリティが異なる宝石NFTを獲得しよう。
    • つるはしNFTはレンタルできるため無料で稼げる。
    • AIによる非中央集権システムで、運営すら予想できない完全ランダムの宝石のありか。

      運営会社は、人気ゲーム『白猫プロジェクト』などを開発したコロプラですので、期待がもてそうです。

      現在第3回のクローズドβテストを終え、順調にロードマップを進行中。

      2023年内にオープンβテスト開催予定。誰でもプレイできるようになりますので、続報を待ちましょう!

      宝石探しのNFTゲーム

      ブロックチェーンゲームが稼げる理由と稼ぎ方

      ブロックチェーンゲームが稼げる理由と稼ぎ方の基本的な流れを解説します。各ゲームで仕様は若干異なりますが、おおまかな流れとして理解しておきましょう。

      • 仮想通貨やNFTが報酬としてもらえる
      • ゲーム内キャラクターやアイテムが売買できる
      • NFTアイテムを他のプレイヤーに貸し出す
      • ガバナンストークンの売却益で稼ぐ

      仮想通貨やNFTが報酬としてもらえる

      クエストやバトルに勝利するなど条件を満たすと、仮想通貨やNFTが報酬としてもらえます。

      スタミナ性や、コストがかかるものまで、ゲームによってさまざまですが、コツコツ毎日プレイするのが基本的な流れです。

      成績のよいプレイヤーは、さらに多くの報酬がもらえる傾向があり、eスポーツとしても注目されています。

      そのため、プレイヤースキルを磨けば、稼げる効率が上がるでしょう。ゲームを楽しみ、キャラクターやNFTとともにさらなる高みを目指しましょう。

      ゲーム内キャラクターやアイテムが売買できる

      ゲーム内のキャラクターやアイテムがNFTの場合、ゲーム内外のマーケットプレイス(売買所)で売買ができます。

      ブロックチェーン技術により安全に取引が行えます。そのため、マーケットプレイス上では、「取引したのに代金が支払われない」といったことは起きません。

      ゲームプレイの報酬としてもらえるNFTや仮想通貨はユーザーが自由に取引できます。報酬はさらにNFTを強化するためにも、使用できますし、すぐに売却も可能です。

      資産は自分で管理し、状況に応じて使い分けることが大切です。

      NFTアイテムを他のプレイヤーに貸し出す

      ブロックチェーンゲームには、スカラーシップというNFTをレンタルするシステムがあります。

      これにより、初期費用がなくても稼げます。

      例えば、貸す側(オーナー)は、報酬の何割かを、貸出先のユーザー(スカラー)からもらえるといった仕組みです。

      報酬の程度を決められるものから、あらかじめゲームで決められているものなど、さまざまなルールがあります。

      スカラーシップは、ゲーム内で安全に取引ができるため、お試しでプレイしたい方には重宝しそうですね。

      ガバナンストークンの売却益で稼ぐ

      GMTの価格

      引用元:CoinMarketCap

      ガバナンストークンは、ゲームプロジェクトの意思決定に参加できる権利を持つトークン(仮想通貨)です。株のような役割があります。

      ゲーム人気が出ると価格が高騰する傾向があり、ゲームプレイをせずに値上がりの売却益で稼げる可能性があります。

      また、ブロックチェーンゲームでは、ゲームトークンとガバナンストークンの2つがある傾向が多いです。

      ゲームトークン

      NFTアイテムのレベル上げや強化、ゲームの報酬として受け取れる場合が多い。

        ガバナンストークン

        プロジェクトの意思決定、投票権の機能を持つ。ゲーム報酬としてもらえる場合もある。

        例えば、STEPNでは$GMT、アクシーインフィニティでは$AXSが、ガバナンストークンです。

        人気が出れば上記のチャートのように価格は高騰します。ただし、衰退とともに価格は下落するので、注意が必要です。

        ブロックチェーンの危険性・課題5選

        ブロックチェーンゲームの危険性・課題5選を解説します。しっかりと理解しておきましょう。

        1. ハッキングによる資金流出
        2. 詐欺が後を絶たない
        3. プレイヤーの確保
        4. ゲームの寿命・持続性
        5. ゲームが面白くない

        ハッキングによる資金流出

        多額のお金が集まるブロックチェーンゲームはハッキングの危機に常にさらされています。

        仮想通貨は、まだ発展途上で完璧なシステムではありません。そうした状況を利用したハッキングが後を絶ちません。

        例えば、2022年3月にアクシーインフィニティなどで利用されるRonin Networkは、ハッキングの被害にあい、約750億円が流出しました。

        このように、有名ゲームだからといって、ハッキングがゼロなわけではありません。

        むしろお金が集まる流行しているゲームは常に狙われている可能性があります。

        こまめに利益を確定して日本円に換金するなどして、自己防衛策を取った方がよいでしょう。

        詐欺が後を絶たない

        ゲームプロジェクト自体が詐欺で、お金を持ち逃げする事件が後を絶ちません。ちなみに持ち逃げはラブプル、詐欺はスキャムと呼ばれます。

        ブロックチェーンゲームでは、エアドロップと呼ばれるNFTやゲームトークンの無料配布がよく行われます。

        SNS上でエアドロップを行い、ユーザーは抽選に当選するとNFTを受け取るといった具合です。

        この際、当選を装った詐欺師が、DMなどを通じて、偽のサイトへ誘導したり、ウォレットのパスワードを聞き出したりします。

        詐欺は巧妙化していますので、注意が必要です。

        ゲームをプレイする場合は、公式サイトからアクセスする、おいしい儲け話はすべて無視するなどの対策を取ることが重要です。

        プレイヤーの確保

        プレイヤーが増加傾向にあるものの、まだ既存のゲームに遠く及ばないのが現状です。

        従来のオンラインゲームとは仕組みが違うため、一概に比べることはできませんが、プレイヤーの確保はブロックチェーンゲームの課題の一つです。

        例えば、有名ブロックチェーンゲーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』では、ピーク時の月間アクティブユーザー数は100万人を超えたとされています。

        しかし、2023年10月現在のアクティブユーザー数は8,000人程度に減少。現在トップの『Farmers World』でも約63万人です。

        ウォレットの作成や仮想通貨の自己管理が必要など、最低限、仮想通貨の知識がいるブロックチェーンゲームは、プレイヤーの継続的な確保ができていません。

        ゲームの寿命・持続性

        サンドボックスの価格

        引用元:CoinMarketCap

        ゲームプロジェクトの成功例がまだないのが現状です。

        プレイヤーが減り、流行のピークや短命化する傾向が多く見受けられます。稼げなくなるとプレイヤーが離れ、ゲームトークンやNFTが暴落、損する可能性があります。

        爆発的に流行するほど衰退も早いため注意しましょう。

        例えば、過去に、アクシーインフィニティやサンドボックス、STEPNなど、ゲームトークンが数十%下落しました。

        稼げているうちはよいですが、それが長期で続く保証がどこにもありませんので、注意してください。

        ゲームが面白くない

        運営もプレイヤーも利益が出せて、かつ面白いゲームは開発が難しいようです。これらは、ブロックチェーンゲーム登場時からずっと言われ続けています。

        ただし、既存の有名ゲーム開発企業が増えてきているため、今後に期待できそうです。

        「ブロックチェーンゲームは、面白くなくても稼げるから我慢してプレイする」といった流れが多い傾向にありました。

        最近では、既存の有名ゲームを開発したメンバーが制作に加わるなど、改良が重ねられている最中です。

        世界中が熱狂する代表的なブロックチェーンゲームの登場に期待しましょう。

        ブロックチェーンゲームの仕組みによくある質問

        よくある質問をまとめました。

        ブロックチェーンゲームのランキングを教えて?

        最新リリース予定をまとめた記事を参考にしてみてください。

        無課金でも稼げますか?

        稼げます。本気で稼ぎたいプレイヤーは初期投資が必要ですが、初期費用がいらないNFTをレンタルできる「スカラーシップ」などもゲームによっては利用できます。

        ブロックチェーンゲームを作っている会社は?

        スクウェア・エニックスやセガ、ドリコム、DMM.comなど、既存のゲームに定評がある会社が参入してきています。

        日本語対応している?

        しています。日本発のゲームも多くなってきているため、日本語対応が増えてきています。基本は英語のみの場合が多く、理解しにくい場合は、翻訳しながらプレイするしかありません。

        ブロックチェーンゲームは稼げないって本当?

        稼げる、稼げないは、プレイヤースキルや投資金額によって変わりますが、原資回収できるかどうかもプレイヤーや外部環境によっても異なってきます。

        ブロックチェーンゲームの始め方は?

        ブロックチェーンゲームの始め方は下記の手順となります。

        1. ゲームに使用するトークンの購入。仮想通貨取引所の開設。
        2. ブロックチェーンゲームをダウンロード、またはブラウザでアクセス。
        3. アカウント作成。場合によってはウォレットの設定も必要。
        4. 必要に応じて、NFTを購入しプレイスタート。

        NFTゲームによって、若干の違いはあるものの、基本的な流れは上記のようになります。

        【まとめ】ブロックチェーンゲームの仕組みについて

        ブロックチェーンゲームは、基本的にネットとスマホがあれば、無料でプレイできます。ただし本格的に稼ぐ場合は、初期投資を検討するとよいでしょう。

        そして、ブロックチェーンゲームには、まだまだ課題があります。ハッキング被害や投資詐欺の危険はゼロではありません。自己管理が必要な場合があるので注意しましょう。

        また、ゲームプレイで稼ぐことはできますが、稼ぎ続けるのはそれなりに戦略が必要です。お金が絡む以上、ただのゲームではなく、投資としての側面があるためです。

        そのため、絶対に損をしたくない人には正直おすすめできません。ある程度リスクを負って、切り抜けた先に利益が訪れると、個人的には思っています。

        必ず余剰資金で行い、できる範囲でプレイを楽しんでみてください。

        目次