仮想通貨初心者でも分かる始め方や危険性・仕組みを徹底解説!

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  • 仮想通貨を始めたいけれど、何から手をつけていいかわからない
  • 危険性や仕組みを知って安全な取引がしたい
  • 初心者におすすめな儲け方が知りたい

そのような悩みを解決します。

「仮想通貨」は怪しい、詐欺など悪いイメージをお持ちでしょうか。

もしそうなら、この記事が役に立つでしょう。

仮想通貨の正しい知識を知れば、新しい資産形成や投資の手段としても幅が広がります。

初心者の方にも分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧になって仮想通貨を始めてみてください。

目次

仮想通貨(暗号資産)とは

仮想通貨(または暗号資産)は、デジタル形式の通貨で、中央銀行や政府による中央管理を必要とせず、分散型の技術である「ブロックチェーン」を基盤にしています。

この通貨は、取引や保有をデジタルウォレットと呼ばれる財布で管理します。

以下で3つの特徴を解説します。

  • 仮想通貨は様々な通貨と交換できる
  • 仮想通貨の価値が大きく変動する
  • 仮想通貨でも税金の対象になる

仮想通貨は様々な通貨と交換できる

仮想通貨は、ドルや円などの国際通貨と交換できるデジタル通貨です。

これは、仮想通貨市場において、国際的な取引が簡単に行える重要な特徴の一つと言えるでしょう

例えば、仮想通貨は国境を越えた取引に適しており、国際送金や取引が迅速かつ比較的低コストで行え、銀行取引と比べて効率的です。

そして、インターネット環境さえあれば、24時間365日取引できます。

また、仮想通貨取引所やデジタルウォレット内では、ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨を他の仮想通貨や法定通貨に交換できます。

これにより、投資家やトレーダーは自分の好みに応じて、異なる通貨間で資産を移動できるのです。

仮想通貨の価値が大きく変動する

仮想通貨チャート

(画像引用元:トレーディングビュー)

上記画像は、ビットコインの直近1ヶ月の価格推移です。

ジェットコースターのように揺れ動きます。

仮想通貨は需要と供給のみで価格が決まり、値動きは1日の中で5~20%上下することもあります

株式の平均的指数であれば、年間でせいぜい数%、一桁台の値動きです。

例えば100万円分の仮想通貨を売買した場合、5万円〜20万円が数時間で利益や損失となるのです。

これが仮想通貨の最大の特徴でもあり、注意すべき点でしょう。相場を見極める力があれば大きく稼ぐことができます。

ですが原則、売買しない限りは損益が確定しません。

もし、仮想通貨を購入したあとに価格が下がってしまっても、売却しなければ損失は出ません。利益も同じです。

ただし、ずっと価格が下がり続けた場合は、投資した資金が動かせないため、その期間の投資チャンスを失い、「機会損失」となります。

また、長期間損失を確定できずに保有しつづけることを「塩漬け」と呼んでいます。

塩漬け初心者によくある失敗例の一つです。ですが、長期保有を目的とした場合はこの限りではありません。

仮想通貨はこのように値動きが大きいため、始める際はリスクとリターンを事前に把握しておきましょう。

仮想通貨でも税金の対象になる

仮想通貨で利益が発生した場合は原則、税金が発生します。

もちろん、仮想通貨を購入しそのまま売却しなければ利益がないため、税金はかかりません。損失が出た場合も同じです。

また、基本的に年間で20万円以上の利益が出た場合は確定申告が必要となります。

ただし、20万円以下の利益でも住民税などの申告が必要なため、原則「利益が出る=税金が発生する」と覚えておくとよいでしょう。

また、仮想通貨は売買以外でも税金が発生します。

例えば、仮想通貨で商品を購入したり、別の仮想通貨に交換し、差益が発生した場合にも税金がかかります。

複雑な仮想通貨の税金ですが、利益が発生した際はきちんと利益を申告して納税しましょう。

仮想通貨(暗号資産)のわかりやすい仕組

ブロックチェーン技術による分散管理

仮想通貨は基本的に中央管理者がいません(リップルなど特定の会社が発行しているものもあります)。

自動で発行されたり、プログラムによって管理されていたりします。そんな仮想通貨のしくみを分かりやすく解説します。

仮想通貨の用語集

仮想通貨は専門用語が多く混乱しやすいでしょう。以下の基本用語を理解しておきましょう。

ブロックチェーン 仮想通貨の取引を記録する分散型の台帳。新しい取引はブロックにまとめられ、それらのブロックは時間の経過と共に鎖のようにつながっています。データが改ざんしにくいため、信頼性が高いのが特徴。
マイニング マイニングは仮想通貨ネットワークのセキュリティを維持し、新しいトランザクション(送受信)を承認すること。マイナーと呼ばれるコンピュータが数学的な問題を解いてブロックを追加し、その報酬として仮想通貨を獲得します。
トークン 仮想通貨のこと。特定のプロジェクトやアプリケーション内で使用されるデジタル資産のことを指します。
仮想通貨取引所 仮想通貨の購入、売却、取引を行うためのオンラインプラットフォーム。取引所やトレーダーを相手として取引を行います。メンテナンス時以外は基本的に24時間取引が可能。
チャート 価格や取引量のデータを視覚的に表示するグラフのこと。トレーダーや投資家はチャートを分析して市場トレンドを予測します。

ブロックチェーン技術による分散管理

ブロックチェーン技術による分散管理

ブロックチェーンの特徴
  • 情報は分散しており、一つの場所に依存しない
  • 情報は透明で、誰でも確認できる
  • 情報は改ざんしにくく、安全性が高い

ブロックチェーンは、デジタル情報を記録する特別な方法です。

通常、情報は中央の場所やコンピュータに保存され、その場所やコンピュータが管理しています。

しかし、ブロックチェーンでは情報が分散しています。

イメージとして、ブロックチェーンはノートブックのようなもので、このノートブックには取引やデータが書き込まれ、ページごとにまとめられます(このページが「ブロック」です)。

そして、このノートブックはたくさんの人にコピーされて、全員が同じ情報を持っています。

ここでのポイントは、一つの人が情報を操作しようとすると、他の人たちがそれをチェックします。

例えば、新しい取引を書き込む前に、他の人たちがその取引を確認し、本当に正しいかどうかをチェックします。

もし誰かが不正しようとすると、他の人たちがそれを見破ります。

この仕組みによって、情報は安全に保たれます。

マイニングによる承認作業

マイニングは、ブロックチェーンのネットワークの維持・管理をしてくれた人に報酬として仮想通貨が支払われる仕組みのことです。

仮想通貨を送金するとトランザクション(送受信の取引)が発生します。

これを承認し、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に新しいブロックを追加します。

マイニングは、仮想通貨の取引が安全かつ信頼性が高いかを確保するために行われます。

具体的には、以下のステップでマイニングの承認作業が行われます。

1.トランザクションの収集 まず、ネットワークに送信された新しいトランザクションが収集されます。トランザクションは仮想通貨を送受信する取引のこと。
2.ブロックの作成 マイナーと呼ばれる特別なコンピュータは、新しいトランザクションを一つのブロックにまとめます。ブロックには、数百から数千のトランザクションが含まれることがあります。
3.問題の解決 マイナーはブロックを作成する際、数学的な問題を解かなければなりません。この問題を解くプロセスを「プルーフ・オブ・ワーク」と呼びます。この問題を解くのはコンピュータの高速計算力が必要なうえ、激しい競争となります。
4.承認と報酬 最初に問題を解いたマイナーが、新しいブロックをネットワークに提供し、他のノード(コンピュータ)がそれを確認します。ブロックが承認されると、そのマイナーには報酬が与えられます。これにより新しい仮想通貨が作成されることを意味します。
5.新しいブロックの追加 承認されたブロックは、ブロックチェーンに連結され、過去の取引と一緒に保存されます。これにより、取引の履歴が永遠に保存されます。

このように、マイニングの承認作業は新しいトランザクションを安全に追加し、仮想通貨ネットワークのセキュリティを維持するために行われます。

また、マイナーにはその労力に対する報酬が支払われ、ネットワークが円滑に動作する仕組みです。

仮想通貨の売買の仕組み

仮想通貨の売買は、売り手と買い手が出会って取引を成立させます。

一般的な仮想通貨の売買の仕組みは以下の通りです。

  • 取引所への登録
    まず、売り手と買い手は仮想通貨取引所へのアカウント作成、口座開設が必要です。取引所は、仮想通貨の売買を行うためのプラットフォームで、オンラインで利用できます。
  • 注文の作成
    買い手は、取引所のプラットフォームで「買い注文」を作成、注文には購入したい仮想通貨の量と価格を指定します。売り手も同様に「売り注文」を作成します。
  • マッチング
    取引所は、買い手の注文と売り手の注文がマッチングすれば取引成立。なお、このプロセスは自動化されており、瞬時にマッチングが行われます
  • 取引の成立
    売り手は仮想通貨を買い手に譲渡し、買い手は取引所から仮想通貨を受け取ります。同時に、売り手は法定通貨を受け取り、買い手は仮想通貨を支払います。
  • 履歴と残高の確認
    取引が完了した後、取引所のアカウント履歴で取引の詳細を確認できます。また、口座残高も更新され、新しい仮想通貨の所有者となります。

仮想通貨で儲かる仕組み

仮想通貨の価値は供給と需要に基づいて変動します。

需要が高まると価格が上昇し、需要が減少すると価格が下落します。

需給は市場参加者の期待やニュース、規制変更などに影響されるのです。

また、仮想通貨市場は感情に左右されやすく、市場参加者の恐れや期待が価格に影響を与え、投機的な取引が価格変動を引き起こします。

さらに外部要因にも影響を受けます。政府の規制、法的な変更、世界的な経済の動向などが価格変動に影響を与えます。

このように価格変動する仮想通貨を購入し、値上がりを期待して保有することが一般的な投資戦略です。

価格が上昇すれば、購入時よりも高い価格で売却することで利益が得られます。

また、トレードをひんぱんに行う手法もあります。

仮想通貨の価格変動を利用して、短期間で取引を行い利益を得るトレードを行います。

トレーダーは価格の上昇(ロングポジション)または下降(ショートポジション)に賭けます。

この他にも、仮想通貨を貸し出して、利益を得るレンディングなどもあります。

また、最近ではNFTというデジタルアイテムを使って、アートを転売したり、ゲームをして稼ぐなど、稼ぎ方はさまざまです。

こうした幅広い投資ができるのも仮想通貨の魅力といえるでしょう。

初心者にもおすすめの仮想通貨(暗号資産)の儲け方

初心者におすすめな仮想通貨の儲け方は「長期保有」が基本です。以下で解説します。

現物取引

仮想通貨の種類
名称 定義 特徴
ビットコイン 世界最初の仮想通貨。
2009年に登場。
時価総額ランキング1位。
直近では米国株式(ETF)に上場するとして話題に。
アルトコイン ビットコイン以外の仮想通貨 さまざまな機能や特徴がある。イーサリアムやリップルなど他種多様。
草コイン アルトコインの中でもとくに時価総額が低い仮想通貨 流動性が低い、ボラティリティ(価格変動)が大きいなどのリスクがある。

仮想通貨を実際に購入し、保有する取引方法を現物取引といいます。

仮想通貨を購入し、価格が上昇すれば売却して利益を得ることを目指します。

少額から始められるため、初心者にも人気の取引方法ですが、実際、少額ではなかなか儲からないのが現状でしょう。

ただし、アルトコインや草コインと呼ばれる仮想通貨では少額でも稼げる可能性があります。

これらの仮想通貨は機能や話題性などにより、数倍~数百倍の価格になりました。

例えば、ビットコインで「億り人」、億万長者になったアメリカ人のウィンクルボス兄弟はFacebookの創設者、マークザッカーバーグ氏を訴えたことで有名です。

裁判に勝利して得た賠償金の一部1,100万ドル、150万BTCを購入。

2013年当時のビットコイン1枚のレートは約120ドル(約1万2,000円)が200倍に値上がりし、巨万の富を築きました。

このように当時50万円分ビットコインを購入していれば、だれでも億り人になれました。

現在はビットコインの価格は400万円前後ですので、100倍は厳しそうですがアルトコインや草コインには可能性があるとして、億り人を目指す人が後を絶たないというワケです。

ステーキング

ステーキングは、仮想通貨を保有して、ネットワークの運営やセキュリティに貢献することで報酬を獲得する仕組みです。

預けるだけの「ほったらかし投資」不労所得が実現できます。

以下に、ステーキングの要点をまとめます。

  1. 仮想通貨の保有
    ステーキングを始めるには、特定の仮想通貨を保有する必要があります。例えば、メジャーな銘柄ではイーサリアム(Ethereum)、カルダノ(Cardano)があります。
  2. ネットワークへの参加
    保有している仮想通貨を特定のネットワークに預けると、そのネットワークのセキュリティや運営に貢献します。
  3. ブロックの承認
    ネットワークで新しいトランザクションを承認するために、ステーキング参加者の通貨は一時的にロックされます。この期間中、通貨の取引はできませんが、基本的にいつでも解約できます(ものによって手数料が発生します)。
  4. 報酬の獲得
    ブロックを承認し、ネットワークに貢献したステーキング参加者には、報酬として新たな仮想通貨が支払われます。報酬は通常、ステーキング期間とステーキング量に応じて決まり、年利は数パーセント〜数十パーセント。マイナーな通貨ほど金利とリスクが高い傾向があります。

ステーキングは通常、長期的な投資戦略として考えられ、ほったらかしで報酬が得られる方法として人気です。

しかし、通貨の価格やネットワークの状況によって報酬額は変動するため、リスクを理解し、慎重に計画を立てることが大切でしょう。

積立投資

つみたてシミュレーション

(画像引用元:コインチェック)

仮想通貨には自動積立投資ができます。

毎日や毎月ごとの期間を選び銀行口座などから自動引き落としで仮想通貨を購入します。

金額と購入タイミングを設定すれば、あとはほったらかしでOK。

例えば、コインチェックでは1日約300円、月1万円から好きな仮想通貨を選んで自動積立投資ができます。

手軽で人気なため、サービス開始から約1年半で利用者は約36倍に増えているようです。

また積立手数料や口座振替、入金手数料が無料なため、コツコツ貯金感覚で仮想通貨を始められるでしょう。

投資の基本は、「長期・分散投資」。

積立投資は購入タイミングを一定期間に分散することで、大きな価格変動が起きても、購入価格への影響を抑えられます。

なお、上記画像のように長期間投資すれば、仮想通貨は値上がり益が期待できます。

時価総額が大きいビットコインやイーサリアムはメジャーな銘柄ですので初心者にはおすすめでしょう。

ステーキング同様、ほったらかしで手軽に利益を狙える人気のサービスです。

仮想通貨(暗号資産)で初心者がやめたほうがいいことや危険性

仮想通貨は「投資」であり、ギャンブルや投機ではありません。

運任せの運用や、余剰資金以上の投資は身を滅ぼしますので、絶対にやめましょう。

初心者のうちに、しっかりと以下の危険性やリスクを理解しておきましょう。

レバレッジ取引は注意

レバレッジ取引とは、自己資金(証拠金)以上の取引ができる「テコ」=レバレッジを使用した取引方法です。

国内のレバレッジ取引であれば最大2倍まで、海外の場合1,000倍のハイレバレッジ取引も可能です。

ただし、海外取引所は金融庁の認可が下りていないため利用はやめておいた方が無難でしょう。

レバレッジ取引は、「借金して取引する仕組み」です。

自己資金以上のレバレッジ部分の資金は取引所が肩代わりしているだけに過ぎません。

そのため保有する資金が一定の基準を下回ると、取引所から投資家に対してさらに追加の証拠金を入金するよう要求されます。

これを「追証(おいしょう)」と呼び、指定された期間内に追加で入金しなくてはいけません。

入金できない場合は、保有している仮想通貨は強制的に清算され、損失が発生する可能性が高まります。

取引に慣れていない初心者のレバレッジ取引はリスクが高いためやめたほうがよいでしょう。

セキュリティを万全にする

仮想通貨は詐欺や盗難が後を絶ちません。巨額の資金が動く市場であるため、仮想通貨取引所や個人保有する仮想通貨が常に狙われているといってよいでしょう。

仮想通貨取引所の口座に仮想通貨を預けている場合でも、安心してはいけません。

ログインパスワードや2段階認証の設定をしっかり行わないと、資金が流出する恐れがあります。

パスワードは個人情報から特定されにくいものにする、2段階認証では指紋や顔認証、ワンタイムパスワードアプリなどを使用してセキュリティ対策を万全にしましょう。

また、旅行先や飲食店での利用が便利なフリーWi-Fiですが、セキュリティ対策がされていない場合、情報をのぞき見され、パスワードなどが盗まれる可能性があります

なお、NFTゲームなどを利用する場合はウォレットの使用も必須です。

ウォレットは仮想通貨専用のデジタル財布で、仮想通貨やNFTを保管、送受信する機能などがあります。

アカウントを復元するためのリカバリーフレーズや秘密鍵は絶対に他人に教えてはいけません。

情報がもれた場合、保有する仮想通貨はすべて盗まれますので、絶対にやめてください。

すべての取引で損失がでることがある

繰り返しになりますが、仮想通貨は価格変動が大きい投資銘柄です。

詐欺のコインの場合は価値が0円になるものもあります。

絶対安心、値上がりし続ける仮想通貨は存在しません。

また価格は24時間つねに揺れ動きます。

利益の裏には必ず誰かが損をするようになっています。

大前提として、すべての取引で損失がでる可能性があります

リスクとリターンのバランスを考えて自身でコントロールできる範囲でゆとりのある取引をするとよいでしょう。

高額な儲けは翌年の税金に注意

2017年は「仮想通貨バブル」が到来し、当時問題になったのが、税金問題でした。

仮想通貨取引で得た利益は、原則すべてに税金が発生するとお伝えしましたが、その税金は翌年に支払わなければならないのです。

所得税の税額表

画像引用元:国税庁

例えば、大きく値上がりした仮想通貨を売却。

その後日本円にして使ってしまい、翌年に支払わなければならない税金が払えなくなったという問題が起きました

上記の表のように仮想通貨は原則、雑所得扱いとなり所得が多いほど所得税も多くなります。

さらに住民税10%も発生するため最大で55%の税金が発生します。

仮に、1億円の利益を得た場合、5,500万円の税金を納めなくてはいけません(控除額を考慮していない)。

大きな利益が出た場合は、納める税金を考慮して使用しない点には注意しましょう。

安易に草コインに手を出さない

草コインはシバイヌコインのように約50万倍の値上がりを見せた夢のようなコインである一方で、価値が大きく下がる、もしくは0円になる危険性もあります。

筆者も某インフルエンサーが紹介していた$SUNCという仮想通貨を2021年に1枚1円で購入しました。

取引所に上場後は4円まで上昇したものの、そのあと下落が続き、現在は約0.04円となっています。

このように知らない誰かが、あたかも儲かるように宣伝する仮想通貨の大半は危険といえます。

なかには価値がありますが、見極める力がないのであれば手を出さない方が賢明です。

初心者のうちは、仮想通貨取引所で取り扱うメジャーな銘柄で少額取引から慣れていくとよいでしょう。

初心者でも分かる仮想通貨の始め方

仮想通貨の始め方は、想像するより簡単です。

最短で即日から翌日で取引が開始でき、スマホと本人確認書類があれば10分ほどで取引所の口座開設は完了できるでしょう。

初心者におすすめな仮想通貨取引所3選

取引所 Coinchek
(コインチェック)
GMOコイン DMM Bitcoin
取引手数料 無料 無料 無料
売買単位 500円~ 5円~ 数百円
※時価に連動
取り扱い銘柄数 23 23 26
主なサービス
  • 積立投資
  • IEO
  • NFT
  • 積立投資
  • レンディング
  • レバレッジ取引
  • 積立投資
  • レバレッジ取引
特徴 アプリDL数No.1で使いやすい 500円~積立投資 365日対応のLINE安心サポート
初心者におすすめ度

仮想通貨取引所で口座開設

仮想通貨取引を行う際には口座開設が必要です。

口座開設はスマホ上で完結でき、審査はありますが、収入の有無に関係なく18歳以上であれば、学生や主婦(夫)の方でも申込できます

まずはメールアドレスを登録しアカウントを作成しましょう。

返信されてくるメールに記載されている手順に従えば問題なく進められるでしょう。

なお、申込には本人確認書類として免許証やマイナンバーカードが必要です。

それらとユーザーの顔写真も撮影します。ブレや明るさに注意して正確な情報をアップロードしてください。

取引所で仮想通貨を購入

コインチェックでビットコインを購入する場合の流れを解説します。

仮想通貨の購入方法1

(画像引用元:コインチェック)

アプリを開き、左下の「販売所」をタップします。

仮想通貨の購入方法2

(画像引用元:コインチェック)

「購入」をタップ。

仮想通貨の購入方法3

(画像引用元:コインチェック)

購入したい数量を入力して、金額を確認したら「日本円でBTCを購入」をタップします。

コインチェックの場合、販売所での最低購入金額は500円〜となります。

購入した仮想通貨の確認方法

仮想通貨の購入方法4

(画像引用元:コインチェック)

ウォレットメニューから上のタブ「取引」をタップすると仮想通貨(暗号資産)が一覧で表示されます。

保有している場合はこちらに数量と現在の金額が表示されます。

チャートの見方

仮想通貨の購入方法5

(画像引用元:コインチェック)

チャートでは仮想通貨の価格推移を確認できます。

例えば、コインチェックアプリですと、上記画像のように縦はビットコインの価格、横が期間を表しています。

価格はつねに変動するため、現在価格が依然と比べて上下しているかが確認できます。

チャートは1分~1日など期間を切り替えて表示できます。

短期や長期で価格がどうなっていくか分析や予想する際に切り替えて仕様します。

また、チャート図はただの折れ線ではなく「ローソク足」への切替もできます。

ローソク足は、株式市場や仮想通貨市場で「テクニカル分析」で広く利用されています。

ローソク足チャートは、価格の動きやトレンドを視覚的に表現するために使用されます。

テクニカル分析とは、過去のチャートパターンに当てはめ、同じ形のチャートが出現したときに取引を行い、利益を上げる投資手法です。

上級者になると、こうしたチャートを用いて取引タイミングを決めトレードしていきます。

所有している仮想通貨の売却

仮想通貨の購入方法6

(画像引用元:コインチェック)

コインチェックを例に所有している仮想通貨(ビットコイン)を売却、日本円へ換金する方法を解説します。

アプリを起動しチャート画面から「ビットコイン」を選択し、「売却」ボタンをタップ。

仮想通貨の購入方法7

(画像引用元:コインチェック)

売却したい数量を入力し、「ビットコインを日本円で売却」をタップ。

確認画面に切り替わるので、内容に問題がなければ売却し、取引は完了です。

今回はコインチェックの「販売所」での売買パターンですので、取引所が相手の取引でした。そのため売買価格は取引所が提示した価格でしか取引できません。

一方、「取引所方式」であれば、トレーダー同士の取引となるため価格を指定した売買ができます。

取引パターンはこのように2つあるので、それぞれの違いを知って状況に応じて使い分けるとよいでしょう。

仮想通貨初心者によくある質問

仮想通貨に関してよくある質問に関して、解説していきます。

仮想通貨を始めるには何が必要?

日本円とインターネット環境は必須です。

また日本円へ仮想通貨を換金する際には仮想通貨取引所の口座開設が必要です。

仮想通貨の知識も最低限は必要でしょう。

ビットコインなどを放置するとどうなる?

購入した時の価格より下がり続けた場合に売却せずに放置すると、他の銘柄へ投資できないため「機会損失」となります。

価格が上昇して放置していても、「含み益」になり、売却しない限り利益は確定しません。

よって税金の申告も不要です。

ただし、ステーキングやレンディングして放置した場合、報酬を受け取った時点で課税対象となるため注意が必要です。

仮想通貨はいつでも現金化できますか?

仮想通貨取引所を利用して24時間いつでも現金化できます。

ただし、まれにメンテナンス時間があり取引できない場合があります。

仮想通貨初心者まとめ

仮想通貨は中央管理者がいないデジタル通貨です。

ブロックチェーン技術による分散管理が、高いセキュリティと透明性のあるデータ管理を実現しています。

送受信は高速で低コストなため、世界中が注目しています。

一方で価格変動が大きく、ハイリスクハイリターンの投資であることは間違いありません。

ですが、初心者にもおすすめできる儲け方があります。

それは「ほったらかし投資」を実現するステーキングや積立投資です。仮想通貨を保有するだけで儲けられる可能性は高いでしょう。

最低限の知識を習得したらあとは実践してみましょう。

仮想通貨の世界は思うほど危険ではありません。

賢く利用すれば、人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。

ぜひ本記事を参考に仮想通貨に挑戦してみてください。

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