フォース
※ 分離時の攻撃の名称は区別のために適当に付けています。
※ ラウンド・ビット対応のレーザーは眼球・ビットにも対応しています。
(ライフフォースのブラッドレーザーは、眼球・ビットのみ対応(ラウンド・ビット非対応))
スタンダード・フォース
スタンダード・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
対空レーザー | 反射レーザー | 対地レーザー |
ラウンド・ビット対応:対空レーザー(赤) |
実戦に最初に投入されたフォースデバイス。
採取してきたバイド体から純粋なエネルギー素子のみを抽出し、4本のコントロールロッドにより収束・維持させている。
フォースには、触媒としての機能があり、これを通すことにより、注入したエネルギーを別の形態へと変化させることができる。
ちなみにフォースの名には物理的な「力」と精神的な「理力」の意味が込められている。
- 分離攻撃はショットを上下と前方斜めに計4発放つ。弾切れは起きないと思われる。
- 対空レーザーは正面に太めのリングレーザーを発射する。雑魚の殲滅に力を発揮するほか、レーザーの根本はひと際太く多少上下にも対応できる。画面上に2発まで出せる。
- 反射レーザーは正面と斜め45度の3方向に地形で反射するレーザーを撃つ。反射は必ず90度単位で、中途半端な方向に向くことはない。3つのレーザーがすべて命中すると侮れない威力となり、閉所では特に強力。各レーザーは細いが軌跡が長く残るため雑魚の殲滅力はまあまあ。画面上には上中下各1発まで出せる。
- 対地レーザーは上下のほぼ垂直な方向に地形に沿って進むレーザーを撃つ。正面に攻撃しないので状況を選ぶが、地形には厄介な敵が張り付いていることも多く便利。画面上には上下各1発まで出せる。
最も基本的なフォースで、赤青黄の各レーザーはそれぞれの特色を持ちつつも癖がなく扱いやすい性能。
分離時のショットは同タイプのショットを多くのフォースで使用可能であり、中でも取り扱い易いこのフォースは練習用として最適である。
究極互換機が使用可能な段階ではほぼ上位互換のスタンダード・フォース改が使用可能なため採用価値は薄いか。
初代R-TYPEから登場し続けている由緒正しきフォース。スタンダード波動砲と共にシリーズの象徴ともいえる存在である。
R-TYPEⅡでは改良されてさらに2種類のレーザーが追加された。これらのレーザーはスタンダード・フォースCで再現されている。
R-TYPEⅢでは選択可能な3種のフォースの内の1つで、「ラウンド・フォース」と呼ばれていた。既に旧式とされていたものの高い信頼性からエースパイロット向けと称して現役であった。
R-TYPE⊿ではR-9aⅡデルタのフォースとして使用できた。
スタンダード・フォースC
スタンダード・フォースC | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ショットガンレーザー | サーチレーザーL45 | 対地レーザー |
ビット対応:なし |
スタンダード・フォースのマイナーチェンジ版である。
対空レーザーからショットガンレーザーに、反射レーザーからサーチ系レーザー換装されている。
- ショットガンレーザーは正面に一定距離進むと爆発する弾を発射する。発射間隔は短く直撃の威力はなかなかあるが、爆風のダメージはあまり大きくなく雑魚の殲滅の補助という程度。弾切れは起きないと思われる。
- サーチレーザーL45は正面に敵をサーチして45度曲がり高さを合わせるレーザーを2本発射する。性質上上下に散った配置の群れの殲滅は苦手。連射力は意外に高く接近すればなかなかのダメージソースになる。画面上には上下各1発まで出せる。
スタンダード・フォースのマイナーチェンジ版とは言え、2種のレーザーが全く性質の異なるものに換装されているため同じ感覚で使用することはできない。
どちらのレーザーも範囲よりも火力に優れており、比較的接近戦が得意なフォースと言えるか。
換装されたレーザーはどちらもR-TYPEⅡで追加された2種のレーザーを再現したものである。
追加なので赤青黄とは別の色のレーザークリスタルがあり、ショットガンレーザーは灰色、サーチレーザーは緑色のクリスタルを取ることで使用できた。
スタンダード・フォースK
スタンダード・フォースK | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ショットガンレーザー改 | スプレッドレーザー | 対地レーザー |
ビット対応:なし |
Cバージョンのさらにマイナーチェンジ版である。
こちらは、反射レーザーからスプレッドレーザーへの換装が施されている。
- ショットガンレーザー改はショットガンレーザーに似ているが、爆発時に8方向に子弾をばら撒き全方位に攻撃する。赤レーザーにも関わらず自機の上下や後方までカバーするのはなかなかに反則的。画面上には3発まで出せるが、子弾がすべて消えるまで一発と数える。広い場所で撃つと子弾が消えるのに時間がかかり、若干連射力が落ちる。
- スプレッドレーザーは弾を8発縦に並べて発射する。弾は敵をサーチして45度に軌道を変えて高さを合わせる性質を持つ。見た目はだいぶ異なるもののサーチレーザーL45の強化版と言え、数が多いのもあって殲滅力が高くなっている。連射力は意外にあるが、8発でワンセットな上に縦に並べて発射されるため相当密着しないと連射はできない。画面上には1セットまで出せる。
マイナーチェンジという名目だが、実質スタンダード・フォースCをベースに攻撃範囲を強化したバージョンと言え、無印→Cと比べてほとんど上位互換に近い感覚で使用できる。
スプレッドレーザー(スプレットレーザー)はSUPER R-TYPEで登場したレーザーで、同作のベースとなったⅡのサーチレーザーから差し替えられている。
弾はオレンジ色でかなり大きく、また本作のものと違いサーチ機能はなかった。
また、SUPERではⅡと同じくショットガンレーザーも使用可能(Ⅱの物より攻撃範囲が広い)だったので、ショットガンレーザー改はそれを意識してのものか。
スタンダード・フォース改
スタンダード・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード6WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
対空レーザー改 | 反射レーザー改 | 対地レーザー改 |
ラウンド・ビット対応:対空レーザー改(赤) |
スタンダード・フォースのエネルギー効率を徹底的に
見直すことにより、レーザー変換率を約27%引き
上げることに成功している。
- 分離攻撃はスタンダードのものに加えて斜め45度方向に2発、計6発放つ。弾切れは起きないと思われる。
- 対空レーザー改は対空レーザーの根本部分の太さでそのまま真っすぐ飛んでいくようになったバージョンと言える。画面上には2発まで出せる。
- 反射レーザー改は反射レーザーの反射地点に範囲攻撃が発生するようになり、閉所での殲滅能力が増している。画面上には上中下各1発まで出せる。
- 対地レーザー改は対地レーザーの発射角度がかなり後方に向いて機体の上下をカバーするようになったもの。地形に沿って進むときは普通に前進するため、敵に攻撃するまでが遅くなってしまい使いづらい。画面上には上下各1発まで出せる。
その名の通りスタンダード・フォースの改良版であり、ほとんど上位互換。特に分離ショットは全フォースで見ても最高峰の性能と言え、各レーザーも対地以外はスタンダードの素直な拡張となっており使いやすく強力なフォースである。
対地のみやや癖の強い性能なっているので、黄クリスタルを取るかどうかはよく考えよう。
細かい性能の違いでは、第一段階のショットがすでに斜めの2Wayであるため水平方向に弾が飛ばない点に注意。
尚、説明文から誤解されやすいが実はレーザーの威力自体はスタンダード・フォースと全く変わらない。
スタンダード・フォースH式
スタンダード・フォースH式 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
H式4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
対空レーザーH | サーチレーザーH | バーティカルレーザーH |
ラウンド・ビット対応:対空レーザーH(赤) |
光学ハニカム構造の発生テクノロジーにより、空間に伝播式エネルギーフィールドを発生させ、敵を破壊する仕組みを持っている。
- 分離攻撃は前後の斜め45度に計4発放つ。弾は途中で垂直方向に軌道が変化する。4つ合わせると軌道がHの字に見えなくもない。弾切れは起きないと思われる。
- 対空レーザーHは対空レーザーに似た範囲に攻撃するエネルギーフィールドを発生させる。見た目は異なるがほとんど同じ感覚で使用できる。画面上には2発まで出せる。
- サーチレーザーHは斜め30度方向に伝播するエネルギーフィールドを発生させる。敵をサーチするか地形に当たると水平方向に変化する。威力が高く、連射力もあるので火力が結構高い。画面上には上下各1発まで出せる。
- バーティカルレーザーHは上下にジグザグに伝播するエネルギーフィールドを発生させる。自機の真上や真下を守るように撃ち出されるため、敵に攻撃するためには思い切って前に出る必要がある。画面上には上下各1発まで出せる。
スタンダード・フォースのマイナーチェンジ版で、レーザーの見た目が独特だが性能的にはディフェンシヴ・フォースと混ぜ合わせたような感じである。
ラウンド・ビット射撃の性能からして、改と並んでスタンダード系列では格上扱いのフォースと思われる。
各レーザーの共通特徴として六角形のエネルギーフィールドを単位として攻撃するため、微妙に壁を抜けて攻撃できる場合がある。
ディフェンシヴ・フォース
ディフェンシヴ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ディフェンシヴ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ツインレーザー | 着弾分散レーザー | ディフェンスレーザー |
ラウンド・ビット対応:ツインレーザー(赤) |
長距離射程機体の近距離防御能力を補うために開発されたフォース。
- 分離攻撃は上下に2発ずつ計4発放つ。正面への攻撃には使えないが、飛来する雑魚敵への迎撃能力が高い。弾切れは起きないと思われる。
- ツインレーザーは正面方向に上下から1本ずつのレーザーを発射する。2本の間に敵がいると入れ替わるように動き攻撃するが、あまり信用できない。対空レーザーのような殲滅力を期待すると使いにくく感じるが、威力が高く近距離で連射すると強い。画面上には上下各1発まで出せる。
- 着弾分散レーザーは斜め30度程度に上下1本ずつレーザーを発射する。着弾地点で炸裂し消滅する(周囲にダメージ判定はない?)。直撃の威力が高く、さらに対象との距離が離れている(レーザーの軌跡が長く伸びる)ほど高火力になる。画面上には上下各1発まで出せる。
- ディフェンスレーザーは正面下部に一本レーザーを発射する。レーザーは縦に敵をサーチすると炸裂し、上下に4発ずつ子弾をばら撒く。敵の少し手前で炸裂してしまい片側のフルヒットすらあまりしないため火力は低いが、ただ撃っているだけで雑魚を迎撃できるので便利。画面上には1発分まで出せる。子弾がすべて消えるまで1発と数える。
ディフェンシヴという名前の印象に反してレーザーの威力が高く、波動砲火力が控えめな機体群の火力面を支えるフォースである。
スタンダード系列に比べてやや癖が強くなっており、各レーザーとショットの特性をしっかり把握して使いわける必要がある。
ディフェンシヴ・フォース改
ディフェンシヴ・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ディフェンシヴ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ツインレーザーW | 着弾分散レーザーW | ディフェンスレーザーW |
ラウンド・ビット対応:ツインレーザーW(赤) |
そのバランスの良さから、スタンダード・フォース同様に広く使用されるようになったディフェンシヴ・フォース。
本フォースはその改良型である。
発射されるレーザーの特徴をさらに突き詰めた結果、2倍に近い破壊力アップを実現した。
- ツインレーザーWは正面方向に上下から2本ずつのレーザーを発射する。単純にツインレーザーの威力が倍になったと考えてよく、2倍に近い破壊力アップは伊達ではない。画面上には上下各1セットまで出せる。
- 着弾再分散レーザーは着弾分散レーザーの障害物の着弾時に1度だけ反射するようになったバージョン。反射レーザーと異なり、反射面の角度によって細かく反射角度が変化する。が、それよりも相変わらず直撃の威力が高く、着弾分散レーザー同様敵から離れるほど高火力になる。画面上には上下各1発まで出せる。
- ディフェンスレーザーWはディフェンスレーザーの炸裂時にばら撒く子弾の数が倍になっている。単純に倍の威力と言えるが元々の火力が微妙なので、若干連射力が劣るという面が目立つかもしれない。画面上には1発分まで出せる。子弾がすべて消えるまで1発と数える。
ディフェンシヴ・フォースの改良型で、やはりレーザーの火力がかなり高い。
ほぼ上位互換扱いできるが、着弾再分散レーザーは反射機能を獲得して少し異なる使い方が可能になった代わりに射撃間隔が犠牲になることもある。
搭載機体はなかなか多いが、何れも一癖ある機体であることで有名。
カメラ・フォース1
カメラ・フォース1 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
レーザー | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スカウトレーザー・赤 | スカウトレーザー・青 | スカウトレーザー・黄 |
ビット対応:なし |
早期警戒機用のフォースである。
放たれるレーザーの射程は短いが、フォースを切り離した状態でもレーザーを発射することができる。
- 分離攻撃は正面合体と同じ方向にレーザーを発射する。ショットが強い今作では微妙だが、攻撃の幅が広いのが利点。
- スカウトレーザー・赤は正面に幅広のレーザーを放つ。射程はパイルバンカー並みの短さ、なのはいいのだが威力が通常ショット1発分しかない。画面上には1発まで出せる。
- スカウトレーザー・青は斜め45度上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。射程は同じくらいだが赤と違ってまともな威力があり、かつ2発出るため接近して上下分を両方当てるとなかなか火力が出る。画面上には上下各1発まで出せる。
- スカウトレーザー・黄は垂直方向上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。やはり射程は同じくらいだが赤と違ってまともな威力がある。青と違い接近しても両方を当てるのは難しい。画面上には上下各1発まで出せる。
射程が非常に短く、連射が早いわけでもないのであまり強くない。
レーザーがご覧の有様なのでフォース切り離し状態でレーザーが出る仕様もあまり有利に働いてはいない。
ただ最弱フォースかと問われると微妙に答えづらい。底辺クラスなのは確かだが。
カメラ・フォース2
カメラ・フォース2 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
レーザー | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スカウトレーザーSP・赤 | スカウトレーザーSP・青 | スカウトレーザーSP・黄 |
ビット対応:なし |
カメラ・フォース1を改良強化したもの。
レーザーの射程が長くなっており、攻撃能力も強化されている。しかし基本的には偵察任務用のフォースなので威力はあまり期待できない。
- スカウトレーザーSP・赤は正面に幅広のレーザーを放つ。射程は倍くらいになっているもののなぜか太さは真ん中あたりで一番太くなってあとは先細る謎の仕様。しかも威力は相変わらず通常ショット1発分しかない。画面上には1発まで出せる。
- スカウトレーザーSP・青は斜め45度上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。射程はかなり長くなっているうえ、障害物で反射レーザーのように反射する機能が付いた。画面上には上下各1発まで出せる。
- スカウトレーザーSP・黄は垂直方向上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。射程はかなり長くなっているうえ、対地レーザーのように地形に沿って進む機能が付いた。画面上には上下各1発まで出せる。
カメラ・フォース1の改良型で、赤はともかく青黄はかなりまともな性能を獲得している。反射や対地の特性を得たことにより、分離時レーザーも独自の使い方ができるようになった。
ただし互換機で使用するならさらなる改良版のカメラ・フォース3を使用したほうがいいので出番はない。
青、黄はその幅の広さから、薄い壁越しに攻撃できる場合がある。
カメラ・フォース3
カメラ・フォース3 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
レーザー | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スカウトレーザーHG・赤 | スカウトレーザーHG・青 | スカウトレーザーHG・黄 |
ビット対応:なし |
カメラ・フォース2よりもレーザー制御能力に優れ、より広いレーザー効果範囲を獲得している。
これによって、より多くの地域の偵察・情報収集に対応できるようになった。
- スカウトレーザーHG・赤は正面に幅広のレーザーを放つ。先細った後、細いレーザーになりながらも画面端まで飛ぶようになった。しかし威力は相変わらず通常ショット1発分しかない。画面上には2発まで出せる。
- スカウトレーザーHG・青は斜め45度上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。SPに比べ反射後に幅がかなり太くなる。画面上には上下各1発まで出せる。
- スカウトレーザーHG・黄は垂直方向上下に1発ずつ幅広のレーザーを放つ。SPに比べ接地後に幅がかなり太くなる。画面上には上下各1発まで出せる。
カメラ・フォース2をさらに改良したもので、青黄は地形に接触した後攻撃範囲が更に太くなる性質を得ている。
実のところ火力面は1からあまり変わっていないので最強クラスからは遠い存在だが、シンプルながらも独自の仕様もあって使っていて楽しいフォースである。
青、黄はその幅の広さから、薄い壁越しに攻撃できる場合がある。
球形レドーム・フォース
球形レドーム・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
なし | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ルビー光線 | サファイア光線 | トパーズ光線 |
ビット対応:なし |
このフォースから放たれる光線は本来攻撃のためのものではなく、対象物を分析する能力を持っている。
作戦地域内でバイドをより安全・確実に分析するために若干の攻撃力が添加されている。
また波動弾誘導フィールドを展開し、波動弾に攻撃目標を捕捉・追尾させることができる。
- ルビー光線は正面に細いレーザーを連続的に照射する。
- サファイア光線は斜め30度程度の上下に細いレーザーを連続的に照射する。
- トパーズ光線は垂直方向上下に細いレーザーを連続的に照射する。
いずれのレーザーも「若干の攻撃力が添加」の解説通り威力は低いが、ヒットした対象を捕捉し、多少位置関係がずれても照射し続ける特徴を持つ。サファイア光線ならば、単一の対象に2本とも当てつつショットまで打ち込めばまあまあまともな火力になる。
波動弾誘導フィールド云々の話はゲーム的には波動砲側についている機能であり、このフォースでなくても利用可能である。
球形レドーム・フォース改
球形レドーム・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
なし | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ルビー光線改良型 | サファイア光線改良型 | トパーズ光線改良型 |
ビット対応:なし |
従来の球形レドーム・フォースの発射光線数を倍にしたもの。これにより、より広い範囲の敵を短時間で分析することができる。
- ルビー光線改良型は正面に2本の細いレーザーを連続的に照射する。
- サファイア光線改良型は斜め30度程度の上下に2本ずつ細いレーザーを連続的に照射する。
- トパーズ光線改良型は垂直方向上下に2本ずつ細いレーザーを連続的に照射する。
いずれのレーザーも球形レドーム・フォースのものに対して、威力倍、攻撃範囲増、さらに捕捉も別々に可能なので、総合的な性能はかなり上がっている。
ファイヤー・フォース
ファイヤー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット (火炎弾) | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
チェーンファイヤ | ファイヤーボム | ファイヤバリア |
ラウンド・ビット対応:チェーンファイヤ(赤) |
火炎系の武器に特化した機体R-9Skに装備されることを前提に開発されたフォースである。
小型トカマクを内蔵しており、超高温にも耐えうる設計になっている。
- 分離攻撃はスタンダード・フォースのものと性能は同じだが、見た目が火炎弾状になっている。
- チェーンファイヤは正面に炎の鎖を飛ばす。対空レーザーに似た感覚で使用できるが、フォースから離れるまでが少し長い。画面上に2発まで出せる。
- ファイヤーボムは斜め45度上下に青い炎を発射する。着弾すると燃え上がり暫く攻撃判定が残るほか、軌跡にも攻撃判定がある。直撃の威力はそこそこあるが、軌跡や炎上の威力はあまり高くない。同じような軌道で飛ぶレーザーに比べると、敵を貫通しない点で使いにくいが、攻撃判定が太い。画面上には上下各1発まで出せる。
- ファイヤバリアは前フォースだと自機の上半分から後ろまでを、後ろフォースだと自機の下半分から前までをカバーするように炎が延びる変わったレーザー。威力が低く、防弾性能がないのに視界を塞ぐため、使いどころがいまいちわからない。伸びるのが微妙に遅いうえに途中が壁や耐久敵に当たるとそこから先の炎が消えてしまうのも問題である。
色物な雰囲気に反して(黄以外)意外と堅実な性能のフォース。レーザーのエフェクトが派手で敵弾等を隠しがちなのが最大の欠点。
フレイム・フォース
フレイム・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット (火炎弾) | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
チェーンフレイム | フレイムスロワー | フレイムウォール |
ラウンド・ビット対応:チェーンフレイム(赤) |
ファイヤー・フォースの強化版である。
炎の燃焼効率アップ・燃焼時間の延長などが達成されており、すべての点においてファイヤーフォースを上回る性能を発揮する。
- チェーンフレイムはチェーンファイヤとほとんど同じで若干太くなっているかな?という程度。画面上に2発まで出せる。
- フレイムスロワーはファイヤーボムに似ているが着弾後の挙動が変化している。敵にヒットすると必ず下方向に延焼する。地形にヒットすると地形に沿って延焼する。概ねファイヤーボムに対地レーザー的要素を足したような万能型レーザーになっている。床に張り付いた状態で発射すると、上に発射する分まで即着弾してしまい延焼を開始するが、沿う地形がないせいで真上に延焼するという不思議現象が起きる。画面上には上下各1発まで出せる。
- フレイムウォールはファイヤバリアの機能に加え、伸びた炎から上方向または下方向に複数の火炎弾を発射する機能が付いた。この火炎弾の威力はまあまああるのだが、ファイヤバリアの欠点が全くそのままであるので使いにくさは変わっていない。せめて障害物で炎が短くならなければ……。
ファイヤー・フォースの改良版で、青の性質以外はほとんど同じ。青は敵や地形に当たるとその場で炎上するのみならず燃え広がるようになったため攻撃範囲と共に視界妨害力も高まっている。
性能自体は相変わらず(黄以外)堅実にいい性能をしているので、敵行動パターンを把握できていれば使い勝手は悪くない。
ギャロップ・フォース
ギャロップ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
正面3連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
レーザービーム | レーザーワイパー | レーザーチェイサー |
ラウンド・ビット対応:レーザービーム(赤) |
狭く、入りくんだ場所での使用に対応できるように作られたフォース。都市部などでの戦闘の際、周辺の被害をできるだけ少なくするために、細いレーザーが生成される仕組みになっている。
- 分離攻撃は正面に3発のショットを撃つ。シンプルだがまとまった量の射撃を単体に浴びせられるため火力が高い。画面上に5セットまで出せる。
- レーザービームは正面にレーザーを連続的に照射する。スピードが遅いと細くなるが威力が高まり、スピードが速いと太くなるが威力は低くなる。スピード1での火力は非常に高いがスピード4でも弱いというほどでもない。ラウンド・ビットによる補助射撃も連続照射系である珍しいレーザー。
- レーザーワイパーは斜めに2本レーザーを連続的に照射する。連続照射タイプには珍しく撃ち初めから画面端に達するまで若干のタイムラグがある。スピードが遅いと角度が上下に広がり、スピードが速いとほとんど正面に向く。撃ちながらスピードを変化させることでレーザーで薙ぎ払うように攻撃できるが、前述のタイムラグのせいで位置関係によっては取り逃がすことがある。威力は絶望的に低い。
- レーザーチェイサーは上下に2発地を這うレーザーを発射する。発射角度はスピードが遅いと垂直に近く、スピードが速いと45度に近くなる。性質は対地レーザーに似ているが発射角度が調整できる代わりに当たり判定が細い。画面上には上下各1発ずつ出せる。
レーザービームが非常に強力だがこれを軸にすると分離ショットと合わせて火力と引き換えに攻撃範囲が乏しくなる。赤クリスタルが後に確保できることがわかっている状況なら他のレーザーに切り替えてみよう。
他のフォースと比べてもステージのアイテム配置の理解度が問われるフォースと言える。
ギャロップ・フォース改
ギャロップ・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
正面3連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
レーザービームS | レーザーワイパーS | レーザーチェイサーS |
ラウンド・ビット対応:レーザービームS(赤) |
高い耐久力を持つ敵に対抗するため、攻撃能力を強化したギャロップタイプのフォース。従来のギャロップ・フォースに比べエネルギー変換効率が高く、より強力なレーザーを放つことができる。
- レーザービームSは正面にレーザーを連続的に照射する。レーザービームと性質は同じだが威力が強化されている。
- レーザーワイパーSは斜めに2本レーザーを連続的に照射する。レーザーワイパーと性質は同じで威力が強化されているはずだがやっぱり絶望的に弱い。
- レーザーチェイサーSは上下に2発地を這うレーザーを発射する。レーザーチェイサーと同じ性質だが威力が上がり、少し弾速が速い。ただし発射間隔で劣っており、接射して火力を上げる手は使えない。画面上には上下各1発ずつ出せる。発射間隔が遅いせいで大体上下同時に出るが1セットではなく独立はしている。
ギャロップ・フォースのほぼ上位互換性能のフォース。
黄に関しては弾速と威力を引き上げた代わりに発射間隔が落とされており完全上位ではない。地形に沿って雑魚を片付ける用途であればこちらの調整が有利。ノー・チェイサーとはレーザーチェイサーSを使わぬ者という意味ではない。
チェーン・フォース
チェーン・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
αレーザー | βレーザー | γレーザー |
ラウンド・ビット対応:αレーザー(赤) |
フォースのバイド係数増大化のためのテストモデルである。機体とフォースを結ぶ光学チェーンは、本来データ収集とフォースの暴走を制御するためのもので、実戦に配備される時点では取り外される予定であった。
- 分離すると機体とチェーンで結ばれる。チェーンは普段は真っすぐだが、射撃と連動して伸びてたわむのが特徴。接触した敵にダメージを与えるがそれほど強くない。
- αレーザーは水平方向にレーザーを連続的に照射する。本体に特筆すべき特徴はないが、ラウンド・ビットの補助射撃が機体の上下移動に連動して動くという特徴がある。
- βレーザーは水平方向に1本のレーザーを発射する。レーザーは45度単位で折れ曲がり、敵をサーチして高さを合わせるように進む。サーチレーザーL45の1本版と言えるが、そのため1本が上下両方に対応しているのが特徴。接近して連射するとなかなかの火力が出るのも同様。画面上には1発まで出せる。
- γレーザーは上下を薙ぎ払うように2本レーザーを発射する。垂直方向に対して後ろ15度程度の角度から前15度程度まで1往復を1セットとし、途中で射撃ボタンを離してもこの1セットは継続する。威力が高く、フォースを押し付けるようにして密着し集中ヒットさせると恐ろしい火力になる。
分離ショットの代わりにチェーンで攻撃するのが特徴的なフォース。チェーンは使いこなすと面白い運用が可能ではあるがショットに比べて火力に欠ける。
レーザーは赤青は可もなく不可もなくと言った性能だが、黄のγレーザーはかなり飛びぬけた性能。αレーザーはγの弱点を補ってくれる性能ではあるが、いかんせん黄クリスタルは比較的レアなので手放したくないのが実際のところ。
後継のアンカー・フォースや改に比べるとγで微妙に後方までカバーできるのは地味な利点。
解説文と機体列伝で光学チェーンの件が微妙に矛盾していたりする。
アンカー・フォース
アンカー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン アンカーアタック | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
シェード・α | サーチ・β | ターミネイト・γ |
ラウンド・ビット対応:シェード・α(赤) |
フォースの持つ破壊本能をカギ爪状のコントロールロッドに伝え、接触した物体に貪欲に食いつかせるような構造になっている。
バイドエネルギーを大量に使用するため、制御システムとしてコントロールロッドだけでは不十分となり、R戦闘機から有線制御せざるをえなくなった。
- 光学チェーンの性質はチェーン・フォースと同じ。フォースシュート時に敵にヒットさせるとその敵に食いつき、継続してダメージを与える。さほど強くはないが、位置関係によっては光学チェーン分のダメージも入るようだ。
- シェード・αはαレーザーのような水平連続照射レーザーだが、上下に移動した際に残像が残り、この残像にも攻撃判定がある。サージのように画面端から次々と敵が湧いてくるような状況で有利。ラウンド・ビット補助射撃の移動連動もαレーザーから引き継いでいる。
- サーチ・βはサーチレーザーL45の色違いのようなレーザー。接近して連射するとなかなかの火力が出るのも同様。画面上には上下各1発ずつまで出せる。
- ターミネイト・γは真下から真上にレーザーで薙ぎ払うように攻撃する。この薙ぎ払いはワンセットであり途中で射撃を止めても最後まで払いきる。γレーザーほどの圧倒的火力はなく後方をカバーしないが、前方全域を一瞬で制圧する恐るべきレーザー。
光学チェーンに加えてフォースシュートした対象に食いつくフォース。これによりフォースの位置を一時的に固定でき、チェーンの使い方の幅が広がりを見せる。
レーザーの性能はチェーン・フォース同様黄のターミネイト・γが一歩抜きんでた性能と言えるが、γレーザーほど圧倒的ではない。
後継の改に比べてフォースの暴走がないので、チェーンを軸に使う場合はこのフォースを使おう。
R-TYPE⊿でもR-13ケルベロスが装備していたフォース。バイド系フォースでもおなじみの着脱時の生物のうめき声のようなサウンドも当時からのもの。
アンカー・フォース改
アンカー・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン アンカーアタック 暴走体当たり | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
シェード・α+ | サーチ・β+ | ターミネイト・γ+ |
ラウンド・ビット対応:シェード・α+(赤) 暴走:分離中に敵の攻撃を受け続けると暴走する |
アンカー・フォースのバイド係数をさらに高めたフォースである。
全てのフォースの中でも最も高い攻撃力を持つ。
しかしながら、高いバイド係数を持った結果、フォースが暴走し、機体からの制御を受け付けなくなると言う事故が頻発した。
- 光学チェーンと食いつきはアンカー・フォースと同じだが、分離した状態で敵の攻撃に晒され続けると暴走してしまうデメリットが付与された。暴走するまでの猶予はチェーンの色で判別でき、合体状態で過ごすと沈静化する。一度暴走すると暫く敵を自動サーチして暴れまわり、しばらくすると勝手に引き戻しモードで戻ってくる。
- シェード・α+はシェード・αの根本に波形のように縦に広がった部位が追加され、多少上下に対応できるようになった。ラウンド・ビット補助射撃の移動連動も引き継いでいる。
- サーチ・β+はサーチ・βのように敵をサーチして折れ曲がるが、水平方向から折れ曲がる際に枝分かれして増える。これによりサーチL45系の弱点であった縦に厚い集団に対しても高い殲滅力を発揮するようになった。画面上には上下各1発ずつまで出せる。
- ターミネイト・γ+はターミネイト・γを上下から挟み込むように2本同時発射する恐るべきレーザー。ターミネイト・γの汎用性にγレーザーの火力を合わせたような凶悪な性能を誇る。
アンカー・フォースの改良版……なのだが暴走の問題があるので上位互換というより実質マイナーチェンジ版のようなフォース。
暴走は意外と厄介な性質で、フォースシュートを多用したい場合やチェーンを活用したい場合はアンカー・フォースの方が使いやすいだろう。
レーザーはやはり黄色のターミネイト・γ+が凄まじい性能をしており、それには及ばないもののサーチ・β+もなかなかの性能である。一方シェード・α+は追加された波形部分の威力が微妙に低く、完全な上位性能にはなっていない。
全フォースの中でも最も高い攻撃力というのはさすがに吹かしだが、実際γ+はかなり強力なのでレーザー重視なら全フォースでも最強候補の一つではある。
シャドウ・フォース
シャドウ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
オールレンジブラスター | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
リバースレーザー | オールレンジレーザー | ガイドレーザー |
ビット対応:なし ラピッドリターン:フォースの引き戻し速度が速い |
完全に人工(バイド体を一切使用していない)のフォースである。支援兵器として、シャドウユニットが装備されており、360度全方位攻撃が可能である。
- 分離攻撃はフォース本体とシャドウユニットからショットが出る。画面上に各2発ずつ出せる。分離中、シャドウユニットはフォースの周辺に固定され、機体とフォースを結ぶ直線と平行な向きを向くので、合体時よりも制御しやすいと思われる。
- リバースレーザーは正面に2本と、斜め上下に2本のレーザーを発射する。斜めに飛ぶ方はすぐに方向転換して真後ろに向かう。正面に飛ぶ方は威力が1本あたりショット1発分、後ろに飛ぶ方はショット2発分程度の威力。画面上には前に出る方が1 セット、後ろに飛ぶ方が2セット出せる。
- オールレンジレーザーはフォースの正面に2本、シャドウユニットからも1本ずつレーザーを発射するが、シャドウユニットはショットを撃たなくなる。画面上には各1発ずつ出せる。
- ガイドレーザーは上下垂直方向と正面に2本の計4本のレーザーを発射する。各レーザーは対地レーザーのように地形に沿って進む。画面上には各1発ずつ出せる。
フォース合体時にはシャドウユニットはフォース本体から一定距離離れると引っ張られるように動き、機体とシャドウユニットを結ぶ線上で機体の反対方向を向く。暫く移動しないと徐々にフォース本体に近づく。
リバースレーザー、ガイドレーザー使用時にはシャドウユニットはショットを撃つ。シャドウユニットのショットは画面上に各2発まで出せる。
人工フォースだからか色や形が独特なフォース。性能の方も独特で一筋縄ではいかないが、弱くはない。
レーザーは多方向に攻撃できるように見えて意外と斜め方向に攻撃してくれないので、シャドウユニットをうまく活用していく必要がある。
最大の利点としてはラピッドリターンにより分離からの引き戻しがスムーズな点で、分離ショットも使いこなすと便利な性質を持っている。
R-TYPEⅢで登場した3つのフォースの内の一つで、人工フォースという設定も当時からのもの。
ただしデザインはだいぶアレンジされており、見比べると現在のデザインの方が人工らしく整った外見になっているような気がする。
サイクロン・フォース
サイクロン・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サイクロンパワーアタック | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スルーレーザー | スプラッシュレーザー | カプセルレーザー |
ラウンド・ビット対応:カプセルレーザー(黄) アクティブコントローラー:フォースの脱着途中切り替え可能 |
バイド生命体をゲル状に加工し制御コアを埋め込んだフォースである。
- 分離すると2つのユニットが高速回転し、防御範囲が縦に広がる。接触威力も少しだけ上がっているようだ。
- スルーレーザーは壁を貫通するレーザーを発射する。幅が広くなく殲滅力は頼りないが、連射力はあるので接近して連射すると火力になる。画面上に2発まで出せる。
- スプラッシュレーザーは扇状に5本のレーザーを発射する。各々の威力が高めで、接近してすべてヒットさせると火力が高い。画面上に各1発ずつ出せる。
- カプセルレーザーは設置型の変わったレーザーで、設置点から水平に暫くショットを撃ち続ける。画面上に2つまで設置できる。ラウンド・ビット補助射撃がサーチタイプなのも特徴。ちなみに黄色レーザーでラウンド&眼球・ビットの補助射撃があるのはこれのみ。
ゲル状の青い球体に、二つの小さい球体が随伴しているという特徴的な外見のフォース。
分離時にショットを撃たない代わりに、この小球が旋回して防御範囲が広がることに加えて、引き戻しをキャンセルすることで合体せずに位置関係の調節が可能な点が特徴。
レーザーはスプラッシュレーザー以外は微妙な性能なので、基本的には分離状態を維持して波動砲を軸に戦うことになるだろう。
R-TYPEⅢで登場した3つのフォースの内の一つで、その中では最強とされる性能だった(感じ方には個人差があり、シャドウ・フォースの方が強いという人もいる)。
シャドウ・フォース同様デザインはかなりアレンジされており、当時は球形というよりは不定形寄りで、小球の色が二つとも黄色だった。
Leo・フォース
専用ビットである「サイ・ビット」と連動して、レーザーを発射する仕組みを持っている。
発射されるレーザーも今までのレーザー開発のテクノロジーをすべて注ぎ込んで作られている。
- クロスレーザーは正面に連続的に照射するレーザーと、それとクロスする1対の弾を発射する。サイ・ビットからはさらにクロスする1対の弾をフォース本体よりも広い幅で発射する。フォース、ビットからそれぞれ2対ずつ出せる。
- リフレクトレーザーは正面と斜め45度上下計3方向に反射するレーザーを発射する。反射レーザーに似ているがヒットしたのが雑魚でも反射し、1発当たりが短く連射が効く。また、正面に発射する分は斜めに飛ぶ2本のレーザーに分かれる。サイ・ビットからも斜め45度に1発ずつ発射する。弾切れは起きないと思われる。
- サーチレーザーLRGは敵をサーチする3本のレーザーを発射する。敵と横位置が合うと垂直に曲がり攻撃するが、上に発射した分は上の敵に、下に発射した分は下の敵にしか反応しない。サイ・ビットからも同様のレーザーを1本ずつ発射する。弾切れは起きないと思われる。
スタンダード・フォースに似ているが、ごっついコントロールロッドがカッコいいフォース。
各レーザーは威力も範囲も十分で使い勝手が良いものがそろっている。ショットもスタンダード系で隙が無い。
サイ・ビットとワンセットの設計になっているためサイ・ビット無しだと弱いくらいに思われがちだが単体でも十分な性能である。が、それはそれとしてサイ・ビットを失うとテンションが下がるのはわかる。
各レーザーはR-TYPE LEOに登場したレーザーを再現したものだが、そもそもLEOにはフォースがないので、このフォース自体はFINALで追加されたものである。
Leo・フォース改
Leo・フォースの改良型。実戦ではもっとも頼りになるフォースとして、パイロット達にとっては憧れのフォースである。エースパイロット専用であり、使用できるパイロットはごく少数に限られている。
- クロスレーザー改はクロスレーザーとほぼ同じ性質で威力が高まっている。
- リフレクトレーザー改はリフレクトレーザーとほぼ同じ性質で威力が高まっている。
- サーチレーザーLRG改はサーチレーザーLRGとほぼ同じだが、フォースから発射する分に関してはサーチして折れ曲がるとき、1度だけ枝分かれして増えるようになっている。
Leo・フォースの上位互換性能のフォース。究極互換機で使うならこちらで。
OF・フォース
OF・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ドリルレーザー | Vバルカン | サイドレーザー |
ビット対応:なし |
OF系機体専用のフォースである。
従来の「バイドの切れ端」から作られたフォースとは外見が大きく異なる。搭載されるレーザー発射機構に互換性があるため、多くの改良型が存在する。
投入当初は耐久力が低く、ちょっとした敵弾に触れただけで破損していた。現在、実戦で使用されているものは、他のフォースと同程度の耐久力を有するように改良されている。
- ドリルレーザーは正面に2本のレーザーを発射する。威力はやや低めだが連射力がある。画面上には上下各2発まで出せる。
- Vバルカンは斜め30度ほどの角度に上下に弾を発射する。やはり威力は低いが連射力を重視している。画面上には上下各3発まで出せる。
- サイドレーザーは垂直方向上下に弾を発射する。これも連射力が重視されている。画面上には上下各2発まで出せる。
OF・フォースシリーズ第一弾。シンプルに特定方向に連射するレーザーが揃っている。使い勝手はよいが、ややパンチ力に欠けるか。
これをはじめとするOF・フォースのレーザーはイメージファイトシリーズに登場した武装を再現したものである。元ネタでは解説にあるように敵の攻撃で壊されるためフォースとは似て非なるものだった。
OF・フォースⅡ
OF・フォースⅡ | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
リングレーザー | 反射ボール | サーチレーザーLRG |
ビット対応:なし |
OF・フォースのレーザー換装バージョン。
非常に強力なレーザーが載せられているが、実戦に投入されたのは、ごく一部である。
- リングレーザーは正面5方向にリング状の弾を発射する。連射すると前、上45度、下45度、上22.5度、下22.5度(角度は推定)の順に発射するが、少し間を開けてから再び撃つとまた前から撃ち始める。赤レーザーの割に幅広く攻撃でき、威力は控えめだが連射力が高くなかなか強力。画面上には5発まで出せる。
- 反射ボールは斜め45度方向に一発ずつ弾を発射する。弾は反射レーザーのように障害物に反射する。威力は低いが連射力が高い。画面上には上下各3発まで出せる。
- サーチレーザーLRGは正面に2本のレーザーを発射する。Leo・フォースの同名のレーザーとほとんど同じ性質だが同時発射数で負けているうえ、弾切れもあるが、連射力は勝る。画面上には上下各2発まで出せる。
OF・フォースシリーズ第二弾。コンセプトはよくわからないが解説通りなかなか優秀なレーザーが揃っている。使い心地も癖がなく素直なもので、OF・フォースの中ではシンプルに強い方である。
OF・フォースⅢ
OF・フォースⅢ | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ワイプレーザー | プラズマフレイム | マルチバリア |
ビット対応:なし |
エースパイロットに支給されたOF系フォース。
扱い方が難しいタイプのレーザーが多く、使いこなすのには、かなりの熟練度を必要とした。
- ワイプレーザーは水平方向に1対のレーザーを発射する。撃った後も自機の縦位置と同期する特徴がある。威力は低く、雑魚殲滅に特化している。画面上に4対まで出せる。
- プラズマフレイムは2本の炎を噴射して攻撃する。炎は初めは水平方向を向いているが、自機の移動に合わせて向きを垂直方向まで変化させることができる。威力は非常に低い。
- マルチバリアはフォースの周辺に防弾性能のある丸いバリアを展開する。バリアは展開後、自機の移動に合わせて少し位置が変化する。波動砲を溜めている間もバリアは維持されるのが特徴で、さらにアップデートで展開までできるようになった。ショットを暫く撃たずにいるかフォースシュートするとバリアが射出されるが、この時射出方向はバリアの位置によって異なる。射出したバリアはそこそこ威力があるが、性質上連射は全く効かない。画面上に1対まで出せる。
OF・フォースシリーズ第三弾。自機の動きに連動するタイプのレーザーが揃っている。その時点で扱いの難しさは想像がつくが、なぜか赤青の威力が異様に低いため、難しい割に使いこなし甲斐があまりない残念なフォース。
黄のマルチバリアだけはそこそこ優秀かつ面白い特性を持っており、使用するならこれを軸に据えることになるであろう。
OF・フォースⅣ
OF・フォースⅣ | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
グラビティーボム | サーチミサイル | グランドミサイル |
ビット対応:なし |
特殊な局面での使用を想定して開発された次期OF系フォース。ミサイル系の兵器の搭載など新しい試みがいくつか見られるが、実戦には使用されていない。
- グラビティーボムは爆発する弾を正面に発射する。連射は遅いが威力はなかなかあり、さらに爆風で追加ダメージを与えられる。弾の当たり判定は小さく連射が遅いので対雑魚には全く向かない。弾切れは起きないと思われる。
- サーチミサイルは敵を追尾するミサイルを正面に発射する。連射は効くが威力は通常ショット未満とかなり低いうえ、ミサイルだからか無耐久の雑魚も貫通しない。画面上に6発まで出せる。
- グランドミサイルは上下に地形に沿って進むミサイルを発射する。やはり連射が効き貫通しないタイプだが威力はサーチミサイルよりはある。画面上に上下各4発まで出せる。
OF・フォースシリーズ第四弾。実弾系の攻撃が揃っている。グラビティーボムは連射が遅く、ミサイル系は貫通しないため、全体的に雑魚集団に向いてない感じがある。Ⅲよりは扱いやすいものの微妙な性能で、光るところも特にない地味なフォースである。
OF・フォースⅤ
OF・フォースⅤ | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スピードキャノン | 7WAYバルカン | バリア |
ビット対応:なし |
最後のOF系フォースである。
合計5基、レーザー15種類を数えたOF系フォースも、このフォースを最後に2度と開発されることはなかった。
- スピードキャノンは正面に弾を発射する。自機のスピードが遅いと威力が高く、スピードが速いと連射力が高くなる。弾は2発1対に見えるが独立していない。画面上には自機のスピードレベルど同数まで出せる。
- 7WAYバルカンは扇状に7発の弾を発射する。自機のスピードが遅いと幅広く発射し、スピードが速いと発射角度が狭くなる。一発当たりはショットと変わらない程度の威力だが何しろ数が多いので火力もある。画面上には1方向ごとに1発ずつ出せる。
- バリアはフォースの正面に防弾性能のある2つの円形バリアを形成する。スピードが遅いほどバリアが大きくなる。波動砲チャージ中にもバリア展開ができるのが特徴。
連射しているとスピードチェンジしたときにバリアの大きさが更新されるが、波動砲チャージ中はそのままになる裏技じみた仕様があるアップデートでチャージ中も大きさが更新されるようになってしまった。マルチバリアと違い射出されない。
OF・フォースシリーズ第五弾。スピードに連動して変化するレーザーが揃っている。7WAYバルカンがとにかく優秀でこれがあれば大抵の局面は乗り切れるだろう。
OF・フォース-
OF・フォース- | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ドリルレーザー | 7WAYバルカン | サーチレーザーLRG |
ビット対応:なし |
No Data... No Data... Mariko No Data...
有料追加機体「OFX-X MARIKO」に付属しているフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
これまでのOF・フォース系から選りすぐりのレーザーが搭載されている。
- ドリルレーザーは正面に2本のレーザーを発射する。威力はやや低めだが連射力がある。画面上には上下各2発まで出せる。(OF・フォースのレーザー)
- 7WAYバルカンは扇状に7発の弾を発射する。自機のスピードが遅いと幅広く発射し、スピードが速いと発射角度が狭くなる。一発当たりはショットと変わらない程度の威力だが何しろ数が多いので火力もある。画面上には1方向ごとに1発ずつ出せる。(OF・フォースⅤのレーザー)
- サーチレーザーLRGは正面に2本のレーザーを発射する。Leo・フォースの同名のレーザーとほとんど同じ性質だが同時発射数で負けているうえ、弾切れもあるが、連射力は勝る。画面上には上下各2発まで出せる。(OF・フォースⅡのレーザー)
既に存在していたOF・フォースのレーザーの内優秀なものを集めたフォース。結局7WAYバルカンに落ち着く気がするが、他のレーザーも使いやすい点でⅤに勝るか。バリア系がないのでZ7.0に挑む場合は実力勝負になる。
テンタクル・フォース
テンタクル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ4連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スティング・RAY | ハウンド・RAY | スネイル・RAY |
ラウンド・ビット対応:スティング・RAY(赤) |
コントロールロッドに金属の触手を取り付けてある。
触手はシナプスツリーを介してフォースエネルギーが触手全体に行き渡るような構造になっており、レーザーの制御精度や防御性能の向上を実現している。
特徴的な触手はフォース装着方向に移動すると開き、反対に移動すると閉じる。
- 分離攻撃は敵をサーチして狙いを定め、4発のショットを撃つ。画面上には5セットまで出せる。ただし、ショットを撃たない時は敵サーチ行動を行わない。
- スティング・RAYは正面に幅広いレーザーを照射する。触手が開いている時は攻撃範囲に優れ、触手が閉じているときは威力が高くなる。
- ハウンド・RAYは触手の先端から細いレーザーを照射する。レーザーは敵にヒットすると位置関係が変わっても同じ敵に照射し続ける特徴を持つ。
- スネイル・RAYは触手の先端からレーザーの触手を生やして攻撃する。触手の開閉や上下移動に連動してしなるのでうまく敵に当てよう。
特徴的な触手状コントロールロッドにより高い防弾性能を持つフォース。サーチ式の分離ショットは使い方が非常に難しいが使いこなせば強力無比だ。一方でレーザーはいずれもあと一歩足りない微妙な性能であり、玄人向けのフォースと言えよう。
R-TYPE⊿ではR-Xアルバトロスが装備していた。
フレキシブル・フォース
フレキシブル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ3連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
触手イナズマレーザー | ジョイントレーザー | ダブルスネイルレーザー |
ビット対応:なし |
テンタクル・フォースとは別のチームが開発した触手装備型のフォース。触手部分にX-マルチプル構造を採用しており、テンタクル・フォースに比べ、よりしなやかな動作を実現している。
触手の動作はテンタクル・フォースとはだいぶ異なり、デフォルトは上下に真っすぐ伸びた状態で、移動方向に応じてしなるように変形する。暫く動かないと真っすぐに戻る。フォースの合体方向に移動すると自機を包み込むような形になり、フォースで防げる攻撃に対してほぼ無敵になるテクニックがある。
- 分離攻撃はテンタクル・フォースのものに似ているが、ショットが3発になっている。
- 触手イナズマレーザーは触手の先端と本体部分から水平方向にレーザーを発射する。ワイプレーザーと同じくフォースや触手の動きにレーザーが追従する性質があり、触手をしならせることにより集中攻撃や薙ぎ払いなどもできる。意外と連射力があるが、3発ワンセットなので連射し難い。画面上に1セットまで出せる。
- ジョイントレーザーは触手の中腹から計6本ものレーザーを発射する。触手のしなり具合で発射方向が変わるため狙った敵に攻撃するのはかなり難しい。1発の威力は低いが、数が多く連射力があるのでうまく使うと強い。画面上に2セットまで出せる。
- ダブルスネイルレーザーは触手の先端から二又の触手を生やして攻撃する。触手のしなりを利用することで全方位に攻撃ができ、威力も悪くない。
長い触手により最強クラスの防御力を誇るフォース。レーザーはいずれも癖が強く取り扱いが難しい。分離ショットはテンタクル・フォースのものと比べると少し弱い程度で、同じように使うことができる。
このインパクトのある長い触手は、Xマルチプライの自機を再現したものである。
ロッドレス・フォース
ロッドレス・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ3連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
フラクタルレーザー | サンダーレーザー | 触手レーザー試作タイプ |
ビット対応:なし |
次世代のフォースを開発するためのテストモデル。
特に触手レーザー試作タイプは、その後に開発される「テンタクル・フォース」開発に役立った。
- フラクタルレーザーは正面にジグザグに進むレーザーを発射する。地形に当たっても正面方向でなければ消滅しないのが特徴。画面上に2発まで出せる。
- サンダーレーザーは斜め45度上方に向かって1本のレーザーを発射する。レーザーは画面上部や天井に達すると、下30度程の扇形に3本のレーザーをばら撒く。発射間隔がかなり長く、弾切れは起きないと思われる。
- 触手レーザー試作タイプは正面方向に触手を伸ばして攻撃する。触手は上に移動すると上にしなり、下に移動すると下にしなるのが特徴。また、地形を貫通するが徐々に短くなっていく。
テストモデルゆえか一風変わったレーザーが特徴的なフォース。どのレーザーも癖は強いがきちんと特性を把握すれば使い出のあるものである。分離ショットも取り扱いの難しいサーチ系であり、初期から使えるフォースの中では上級者向けと言える。
ニードル・フォース
ニードル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ニードル全方位ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
波形レーザー | 3WAY反射レーザー | バウンドレーザー |
ラウンド・ビット対応:波形レーザー(赤) |
フォース本体が不安定な性質を持っているため、多数のトゲ状のコントロールロッドで制御している。
トゲの位置は機体によって微妙に異なり、メンテナンスに手間取るため、量産には不向きとされる。
- 分離攻撃は前から反時計回りに計32発のショットを撃つ。発射間隔が機体の通常ショットと変わらない程度で1発ずつの発射となるため火力はあまりないが、ショットボタン一回での攻撃時間が長く、波動砲を1ループなら溜めながら攻撃することができる。
- 波形レーザーは正面に心電図のような波形を描くレーザーを発射する。波打っていない時の当たり判定が狭いがそれ以外は対空レーザーとほぼ同じ。画面上には2発まで出せる。
- 3WAY反射レーザーは、上下の斜め方向に3発ずつ計6発のレーザーを発射する。各レーザーは壁に当たると1度だけ反射する。攻撃範囲は広いが威力が低め。画面上には上下各1セットずつ出せる。
- バウンドレーザーは上下に1発ずつの弾を発射する。弾は地形に当たると弾むように移動し続けるのが特徴。画面に長く残りやすいが、連射力そのものは高め。画面上には上下各1発ずつ出せる。
レーザーは全体的にスタンダード・フォースのアレンジバージョンと言った趣で、かなり癖が強くなっている代わりに攻撃範囲が優れている。分離ショットは全方位を攻撃できるのはいいが、これもなかなかの曲者である。
R-TYPE⊿の隠し機体であるパウ・アーマーで使用できたフォースで、「バイド・フォース」と呼ばれていた。当時は隠し要素ということもあって非常に強力なフォースだったが、本作ではかなりマイルドな性能になっている。
ニードル・フォース改
ニードル・フォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ニードル全方位ショット改 | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
超波形レーザー | レインボーレーザー | イレギュラーレーザー |
ラウンド・ビット対応:超波形レーザー(赤) |
熟練の技術者がコントロールロッドを打ち込み、調整を行ったニードル・フォース。このフォースから放たれるレーザーには技術者の人柄が反映されているという。
- 分離攻撃は上下から順に反時計回りに2発総計64発のショットを撃つ。ニードル・フォースのものに比べて上下に先に攻撃でき、片側が長時間留守になる弱点が解消されている。
- 超波形レーザーは正面方向にレーザーを発射する。弾速がやや遅く、時折上下に波打って攻撃範囲が広くなる。画面上に2発まで出せる。
- レインボーレーザーは上下斜め45度1発ずつレーザーを発射する。レーザーは障害物に当たると反射し、7本に分かれて広範囲に攻撃する。分かれる前も含めて威力は低め。画面上には上下各1発ずつ出せる。
- イレギュラーレーザーは上下に1発ずつ弾を発射する。バウンドレーザーとほぼ同じだが、弾むときに敵が近くにいると大きく弾む機能が追加されている。画面上には上下各1発ずつ出せる。
ニードル・フォースの改良型であるが、レーザーの使用感は結構変わっていて単純な上位互換とは言い難い性能。分離ショットはかなり使いやすくなっている。
ドリル・フォース
ドリル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ドリルフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ドリルドリルレーザー | 竜巻レーザー | 対地火炎弾 |
ラウンド・ビット対応:ドリルドリルレーザー(赤) |
フォースシュート時に敵に突き刺さる強力な「ドリル」を備えている。
また、ドリルの回転を利用してレーザーを発射することも可能。
- 分離攻撃はショットは撃たないが、フォースシュート時に敵に突き刺さってショット3発分程度のダメージを与えた後そのまま刺さり続けて継続的にダメージを与える。
- ドリルドリルレーザーは正面に円錐状のレーザーを発射する。円錐は9発連なっており、それぞれショット1発分程度の威力があるが貫通しない。画面上には1セットまで出せる。
- 竜巻レーザーは正面に竜巻型の弾を発射する。攻撃範囲はやや広めで、特定の雑魚敵を吸い寄せる効果もある。どちらかというと赤レーザーっぽい性能。画面上には2発まで出せる。
- 対地火炎弾は下方向に火炎弾を発射する。火炎弾は地形に当たると地形に沿って進みながら、先端と中腹から炎を噴き上げるため攻撃範囲がやや広い。画面上には1発まで出せる。
漢のロマンを体現するドリル型のフォース。性能の方は火力はそこそこあるものの、レーザーや分離攻撃共に縦方向への範囲が足りておらずあまり強い方とは言い難いものがある。
敵に食いつくタイプのフォースとしてはフォースシュートだけでそれなりに火力が出る点で有利。互換機で色々な波動砲と組み合わせてみよう。
Mr.ヘリ・フォース
Mr.ヘリ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
Mr.ヘリ3WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
パワーアップショット | 2WAYショット | プロペラレーザー |
ビット対応:なし |
プロペラ状のロッドを取り付けたフォース。
このプロペラは飾りではなく、戦闘時には回転し、接触した敵にダメージを与える武器となる。
- 分離攻撃は下方向斜め45度と真下に計3発のショットを撃つ。上方向に攻撃できないのが難点。弾切れは起きないと思われる。
- パワーアップショットは正面に5発のショットを撃つ。5つのショットは広がる、収束する、広がるという独特の軌道を描き、射程が微妙に短い。1発当たり通常ショット2発分程度の威力があり、連射力も高くなかなか強い。画面上には2セットまで出せる。
- 2WAYショットは上下斜め45度に1発ずつショットを撃つ。撃ち出したショットは3つに分かれるがそれぞれ通常ショット1発分程度の威力がある。画面上に2セットまで出せる。
- プロペラレーザーはプロペラが黄色い光をまといながら高速回転して攻撃する。黄色い光には防弾性能があるため少し防御範囲が広がるほか、一度発動するとショットを撃たずに展開され続けるのが特徴。高速回転していない時の威力は低い。
Mr.ヘリ専用の、何もかもが独特なフォース。レーザー、分離攻撃共に火力はあるが攻撃範囲に一癖あり、特性を把握していないと使いにくい。強力な方ではあるのでしっかり練習して使いこなそう。
レーザーの内パワーアップショットは、Mr. ヘリの大冒険におけるパワーアップできる通常ショットの再現である。
キューブ・フォース
キューブ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ダブルフラクタルレーザー | スラントフラクタルレーザー | ヴァーティカルフラクタルレーザー |
ビット対応:なし |
ロッドレスフォースで使用されたフラクタルレーザーの理論を応用し、2本のレーザーを同時に発射できるように、改造したもの。
- ダブルフラクタルレーザーは正面に2発交差するように発射する。
- スラントフラクタルレーザーは斜め45度方向に2発発射する。
- ヴァーティカルフラクタルレーザーは上下方向に2発発射する。
いずれも1本あたり通常ショット5発分の威力があり、地形に当たると水平方向に進むようになる。画面上には2セットまで出せる。
インパクトのある変わった外見とは裏腹に、レーザー分離ショット共にシンプルなフォース。レーザーは幅が狭くジグザグに進むせいか若干敵に当てにくい感じはある。火力はなかなかあるので、慣れれば使い勝手のいいフォースである。
ヌードル・フォース
ヌードル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ニードル全方位ショット改(反) | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
心波形レーザー | ペインターレーザー | スラッジレーザー |
ラウンド・ビット対応:心波形レーザー(赤) |
ニードル・フォースの構造を基に、バイド体を利用して作られた紐状のコントロールロッドを打ち込んだフォース。
その影響で、放たれるレーザーも似て非なる物に変化している。
なお、多数のコントロールロッドは長いうえに揺らめいており、しかもバイド体から作られているため、製造やメンテナンスは命懸けである。
ニードル・フォースの派生で紐状のコントロールロッドがたくさん生えてるからヌードル。やかましいわ。
製造やメンテナンスが命懸けなど、バイド系フォースの例にもれず危険なフォースである。
- 分離攻撃はニードル・フォース改と同じに見えるが、実はショット方向の順序が逆になっている。
- 心波形レーザーは正面に心電図のような波形を描くレーザーを発射する。一定区間ごとに青と赤が入れ替わるように生成され、フォースの位置に応じてレーザーも移動する。
障害物への当たり判定はフォースから水平方向に延びるレーザーのみにしか存在せず、薄い地形ならば波形部分が貫通する。障害物に接触した場合は色で分けられた区画全体がダメージを与えながら消失する。敵に直接当てるよりも、かすめるようにして連続ヒットを狙うのがうまく扱うコツである。射撃を止めるとフォースから波形が切り離されてゆっくり進んでいくが、これが消滅するまで次を撃つことができないので注意。 - ペインターレーザーは、上下の斜め方向に2発ずつ計4発のレーザーを発射する。各レーザーは壁に当たるとはじけるように複数の色の光球に分裂し、広範囲に攻撃する。光球は弱い敵を貫通する。レインボーレーザーに似ているが、威力は格段に上がっており使いやすい。画面上には上下各1発ずつ出せる。
- スラッジレーザーは、弾は地形に当たると弾むように移動し続けるのが特徴。画面に長く残りやすいが、連射力そのものは高め。レーザーの軌跡にも攻撃判定が残るほか、弾んだ地点に攻撃判定がかなり長く残る。総じてバウンドレーザーの上位互換と言える性能だが、エフェクトが濃く画面が見えづらくなるのが欠点。画面上には上下各1発ずつ出せる。
ニードル・フォースの改良版で、もともとなかなか一癖あるフォースだったのが更にバイド化して非常に癖の強い仕上がりとなっている。特に心波形レーザーは他に類を見ないもので、特性を把握していないとさっぱり役に立たない。全体的に性能自体は上々であるので、練習あるのみである。
グランビア・フォース
グランビア・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ミサイル | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
連射魚雷 | 超音波魚雷 | 散弾魚雷 |
ビット対応:なし アクティブコントローラー:フォースの脱着途中切り替え可能 |
水中用機体のためのフォース。
工学兵器の威力が照射後に液体内を進むにつれて減衰するのを防ぐために魚雷上の構造物にエネルギーを封じめて射出する仕組みを持っている。
- 分離攻撃時は自機が持つミサイルを発射する。自機とは別に射出判定を持つため、自機がミサイルを射出中でもミサイルを発射する。
ミサイルは自機の持つレベルに依存するため、ミサイルアイテムを持たない復帰時などは攻撃を行わない。 - 連射魚雷は直進する魚雷を連射する。ヒットすると炸裂して小範囲を巻き込むが威力はかなり低い。射撃間隔が安定して速く癖が少ないので、このフォースを機体に着用して用いる場合は主兵装としてこのレーザーを採用することになるだろう。弾切れは起きないと思われる。
- 超音波魚雷は射出した周囲に攻撃判定のある衝撃波を発生させる魚雷を発射する。この衝撃波はHP1の雑魚敵を引き込む。このフォースのレーザーの中では安定して広範囲を攻撃できる。画面には1発のみ出せるが、衝撃波が消滅するまで発射できない。
- 散弾魚雷は一定距離を進むと破裂して光弾を射出する魚雷を発射する。破裂した光弾は少しの間残り続ける。至近距離で光弾まで全てヒットさせればこのフォースのレーザーの中では最も火力が出せる。画面には1発のみ出せるが、光弾が消滅するまで発射できない。
全体的にレーザーの火力が低いうえ、基本的に正面しか攻撃できない。雑魚散らし用と割り切り、火力はミサイルと波動砲で補おう。
このフォースの真価は分離時のミサイル射撃にある。波動砲チャージ中でもミサイル射撃を行うため、ショットを打てない時の貴重な火力源となる。アクティブコントローラー機能を有効活用しよう。
バイド・フォース
バイド・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
バイド体液 | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ゴンドランレーザー | ガウバーレーザー | ノーザリーレーザー |
ラウンド・ビット対応:ゴンドランレーザー(赤) |
鞭毛状のコントロールロッドを有するフォース。
バイド素子の研究によって完成したフォースで、極めてバイド係数が高い。戦闘態勢にはいると、その表面から強酸性の体液を分泌する。
- 分離攻撃は真下に4発の液体を垂らす。スピードは各々まちまちだが一度に4発出るため真下限定でかなり火力が高い。画面上には各3発ずつ出せる。
- ゴンドランレーザーはゴンドランの形をしたレーザーを正面に撃ち出す。威力は低めだが連射力が安定している。ビット射撃共々弾切れは起きないと思われる。
- ガウバーレーザーはガウパーの形をしたレーザーを上下斜め45度に1発ずつ撃ち出す。ガウパーは壁に当たると1度だけ反射し、敵に当たると一瞬停止する。弾速が遅く連射も遅いが数は多く出る上威力はなかなか。画面上には上下各3発まで出せる。
- ノーザリーレーザーは上下に水平方向に進むノーザリー型のレーザーを1発ずつ撃ち出す。ノーザリーは上または下に敵を感知すると4発のショットを撃ち出すほか、本体の威力がそこそこ高い。接近すれば連射もなかなか早い。画面上には上下各1発ずつ出せる。
Stage7.1で強制使用させられることで名高いフォース。見た目は強烈だがバイド系フォースの中では意外と堅実にまとまっている方。特にノーザリーレーザーはサーチ系の面と高威力の面を使い分けられる性質でかなり優秀。
各レーザーは過去作に登場したバイドの姿を模しているが、追加DLCによりいずれのバイドも本作に登場できている。
スケイル・フォース
スケイル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スケイル4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スケイルシュート | スケイルブラスター | スケイルランサー |
ビット対応:なし |
全体がバイド生命体のうろこで覆われているフォース。
このうろこはダメージを受けてもすぐに再生する。
全てのうろこがコントロールロッドで制御されており、
切り離したうろこを撃ち出すこともできる。
- 分離攻撃はスタンダード・フォースのものに似ているが弾が大きい代わりに画面上に2セットまでの制限がついている。
- スケイルシュートは正面にうろこを1対撃ち出す。射程は長くないが連射力が非常に高い。弾切れは起きないと思われる。
- スケイルブラスターは6方向にうろこの弾を撃ち出す。威力は低めだが攻撃範囲と連射力に優れ使いやすい。画面上に18発まで出せる。
- スケイルランサーは上下に1発ずつのうろこの槍を撃ち出す。槍は地形に突き刺さるとしばらく滞在し触れた敵にダメージを与えられる。画面上に6発まで出せる。何気にオレンジの敵弾をかき消すことも出来る。
レーザーの連射の仕様が他のフォースと異なっており、レーザーごとに画面上に弾が存在できる総数が決まっていて、一度に発射する弾数に残弾が満たない場合に弾切れ扱いになる、という形らしい。
分離ショットがスタンダード系と同じと見せかけて連射能力で劣っているという罠がある。スケイルブラスターもスタンダード改の分離ショットにそっくりだが威力が微妙に低い。全体的な使い勝手は悪くないのでそれらの点に気を付けて使おう。
クロー・フォース
クロー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
アンカーアタック | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スクリューレーザー | アークレーザー | レーザークロー |
ビット対応:なし |
巨大なバイドの「爪」を移植したフォース。
非常に不安定なフォースであるため、機体から伸びるアームによって、常に暴走を抑制している。発生するレーザーの威力は高いが射程距離に少々難がある。
- 分離攻撃はショットを撃たず、フォースシュートでヒットした相手に嚙みついて継続ダメージを与える。ドリル・フォースと異なりヒット時のダメージはない。
- スクリューレーザーは正面にレーザーの刃を出現させる。刃は機体の前後移動に応じて回転するがこの時はダメージが大きくなっている。高耐久敵を攻撃するときはノコギリで切るように前後に動くとよい。
- アークレーザーは上下60度ほどの角度に1発ずつレーザーを発射する。レーザーは地形に当たると半円を描くような独特の軌道で地形を這って進む。最初のまっすぐ進むレーザーを直接当てるとあまり強くないが、地上を這っているときに当たるとかなりのダメージになる。画面上には上下各1発ずつ出せる。
- レーザークローは正面に爪状のレーザーを出現させる。爪はショットボタンを全く押さなくてもフォースと合体状態ならば常に展開するのが特徴。ショットに合わせて爪が掴みかかるように動き微妙に射程が延びる。威力はなかなか高く、波動砲を溜めながら使える攻撃としては最強クラス。当たり判定は上下の爪で独立しているらしく、両方を当てることで火力を高められる。また、根本には判定が存在しないのか、近づきすぎると威力が落ちる。
オーガニックアンカー・フォースと言った感じの外見をもつフォース。各レーザーは火力がなかなかあるがどれも独特なので使い方をよく考えよう。食いつき機能もあるが、特に追加の特性はなく単にフォースを固定できるのみで単体だとあまり意味がない。究極互換機で面白い組み合わせを探してみよう。
セクシー・フォース
セクシー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ体当たり | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
リップスティックRay | アイシャドウRay | マスカラRay |
ビット対応:なし |
機体と同様、ゼリー状のバイド物質(BJ物質)でできているフォース。
この物質がパイロットの意思を感知すると妖しくゆらめくことからこの名が付いた。
- 分離攻撃はショットを撃つ代わりに4本の触手を振り回しながら敵をサーチして移動する。威力はさほどでもないがDOSE値を溜めるのにうってつけである。
- リップスティックRayは4本の触手からそれぞれレーザーを連続的に照射する。触手の開閉状態で真っすぐと斜め方向の使い分けができ、幅広い状況に対応できる。
- アイシャドウRayは4本の触手が青く発光する近接系のレーザー。触手の先端が少し伸びているものの射程は長いとは言えない。威力はかなり大きい。
- マスカラRayは4本の触手から曲線を描くように上下に飛び去る弾を発射する。軌道が独特で威力も低めだが連射がかなり効く。画面上に出せる弾数が特殊なようで、対になっている触手ごとに4発まで出せる?
四本の触手を備えるが、常に曲がっているのでテンタクル・フォースなどに比べると少し防弾性は悪くなっているが、閉じてもあまり変わらないので安定しているともとれる。レーザーは優秀に見えるが、実際に使ってみると何とも言えない微妙感に襲われる。分離時の性能も敵を追いかけまわすだけでショットが出ないのであまり強くない。取り合えず壁際で触手をめり込ませると挙動が不安定な感じになるので開けた場所で使った方がいいだろう。全体的につかみどころのない感じの性能である。
他の触手系フォースと異なり、分離時にも触手が格納されず当たり判定が大きいまま漂う。
ライフ・フォース
ライフ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ライフ6WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ブラッドレーザー | スパートレーザー | ニューロンレーザー |
眼球・ビットのみ対応:ブラッドレーザー(赤) |
生命の持つ根幹的機構を模して開発されたフォース。
ただ、兵器としては、従来の枠を超えたものではなく、あくまで、今後開発されるであろう特殊フォースへの一里塚的なものである。
- 分離攻撃は周囲に6発のショットを撃つ。同時発射数は多いが画面上には2セットまでしか出せないので連射があまり効かない。ショットの形については気づかなかったことにしておきたい。
- ブラッドレーザーは正面に赤血球の形をした弾を発射する。弾速が微妙に遅く威力も微妙に低いが、連射力自体は高めで、接射すると火力が出る。ラウンド・ビットでは補助射撃が出ないが、眼球・ビットならば補助射撃が行われる。画面上には1発まで出せる。補助射撃は上下4発ずつ出せる。
- スパートレーザーは正面に上下に急速に曲がる弾を2発発射する。弾は地形にヒットすると2発に分裂して水平方向に波打ちながら進むようになる。威力はまあまあで、特に分裂後の弾を二発とも当てると強力だが軌道が独特で弾速が遅めなため使い勝手はよくない。画面上には上下2発ずつ出せる。
- ニューロンレーザーはフォースの上下に枝分かれするニューロンのようなレーザーを伸ばす。正面への射程はほとんどないが、上下には広く攻撃できる。威力はかなり高い。触手系レーザーに見えるが、ほとんどしならない。
全方位を攻撃できる分離ショットは一見優秀だが適当に使っていると連射性の低さに悩まされる難しい性能。レーザーは癖はあるが一応赤青黄の得意分野は踏襲しているので使い分けは容易な方か。バイド系フォースの一番手らしくほどほどに使い勝手の悪い感じが楽しいフォース。
ミスト・フォース
ミスト・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
なし | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ビーム・日光 | ビーム・降雨 | ビーム・落雷 |
ラウンド・ビット対応:ビーム・日光(赤) 噴霧:攻撃判定のある霧を常に放出している |
霧に包まれた謎のフォース。
発射可能なレーザーがすべて下方向にしか撃てないため、活躍できる場面は限られている。
- 分離攻撃はないが、分離中合体中問わず攻撃判定のある霧をまとっており、移動すると軌跡のようにわずかな時間残る。何に使えるのかはわからないどころか、この霧で雑魚を倒すとDOSEが溜まらないので足を引っ張ってすらいるような……。
- ビーム・日光は下方向にレーザーを連続的に照射する。当たり判定が細い点で降雨に劣る気がするが、ビットの補助射撃があるため少々頼りないものの前後への攻撃手段が確保できる。
- ビーム・降雨は下方向にたくさんの雨粒を降らせる。ショットボタン一回である程度まとまった数が放出される。弾切れは起きないと思われる。
- ビーム・落雷は斜め下方向に雷状のレーザーを発射する。雷は枝分かれする。発射間隔が非常に長いが威力が高い。弾切れは起きないと思われる。
いずれも自機の前後移動に応じて発射角度が変化し、進んだ方向と反対方向の角度に傾く。そのためもともと下にしか攻撃しないのにより前方に攻撃するのが難しくなっている。ビーム・落雷のみニュートラルで微妙に斜め前を向いているが、この角度は後方合体でも変わらないため、後ろには輪をかけて攻撃しにくい。自機のスピードを下げれば融通を利かせやすくなるかと思いきや傾くスピードも遅くなるので無駄である。フォースを分離してから機体を前または後に移動した後に合体するとニュートラルの角度に戻るのでうまく調整しよう。
使い勝手の悪さにかけては右に出る者はいない非常に癖のあるフォース。火力は一応なかなかのものがあるので最弱とは言い難いがこれを使用すること自体が一種の縛りプレイと感じる程度には使いにくい。
解説文にすら「謎のフォース」などと言われてしまっている。いったいどうやって作ったのやら。
愛のフォース
愛のフォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
愛の波動 | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ハートアタック | ハートブレイク | ハートビート |
ラウンド・ビット対応:ハートアタック(赤) |
レーザーエネルギーを愛の波動に乗せて放つフォース。
と、説明には書かれているが、本当のところは何一つ判明していない。謎のフォースである。
- 分離攻撃はフォース周辺をハート型の波動で攻撃する。範囲はそれほど大きくないものの、壁があっても貫通して攻撃が可能。威力もかなりある。
- ハートアタックは正面にハート型のレーザーを1対発射する。対空レーザーのように円形にクロスしながら飛ぶが、当たり判定は各弾独立していて見た目通りであり、壁際で使うと壁に当たって消えてしまうので注意。画面上には3対まで出せる。
- ハートブレイクは上下斜め40度程度の方向にハート型のレーザーを1発ずつ発射する。レーザーは放たれた角度で真っすぐ飛ぶが、1回だけ円を描く独特の軌道になる。弾切れは起きないと思われる。
- ハートビートは上下垂直に近い角度にハート型のレーザーを1発ずつ発射する。角度以外はハートブレイクと似通った性能。弾切れは起きないと思われる。
いずれのレーザーもハート弾一発当たりの威力は同じくらいのようだが、軌跡部分の攻撃力がかなり高い。狙って利用するのは難しいが状況次第で瞬殺できる敵もいる。
ミスト・フォースに先立って作られた謎のフォース。BX-2からB-3Aはミュージアムで横並びだが謎つながりなのだろうか。
ハートまみれの色物感が強いフォースだがその実、意外と堅実に優秀な性能を持っている。特に分離ショットはオンリーワンの性質を持ちながら火力もあり、特に強力。
アイビー・フォース
アイビー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ヴァインレーザー | ウォールレーザー | ウィップレーザー |
ラウンド・ビット対応:ウォールレーザー(青) |
蔦(つた)状の細長いバイド体でできているフォース。
長いままではコントロールロッドが打ち込みにくいため丸くまとめられている。
放たれるレーザーも蔦のように細い。
- ヴァインレーザーは正面に1対のレーザーを発射する。レーザーは大きく∞の字を描くように飛んでいくがそのため弾速が遅め。対空レーザーと違って判定が見た目通りであり、壁に当たると消えてしまうほか、攻撃範囲が細くスカスカなので動きの遅い敵や小さい敵がレーザーの間に入って当たらないこともしばしば。画面上には2対まで出せる。
- ウォールレーザーは正面に1対のレーザーを発射する。レーザーは円を描くようにして方向転換して、そのまま後方に飛び去るのが特徴。やはり判定が細く後方に攻撃する手段としても頼りない。青レーザーでは唯一眼球&ラウンド・ビット補助射撃があるが、これも曲線を描いて後方に飛んでいく。ビット射撃も併用し上下分を全部ヒットさせればこのフォースの攻撃としては最も火力が出る。画面上には2対まで出せる。
- ウィップレーザーは正面にレーザーの蔦を伸ばして攻撃する。蔦はかなり長めで、自機の動きに対して大きくしなり振り回すことができるほか、壁に当たっても短くならず貫通するのが特徴。威力はやや頼りないが、壁を無視できるレーザーとしてはトップクラスの攻撃範囲がある。
チェーンタイプのフォースであり、食いつきのないフォースとしてはチェーン・フォース以来。比較するとレーザーの使い勝手はこちらの方が悪いが、黄レーザーが優秀な点は共通している。火力は全体的に壊滅しているのでテクニカルな運用でカバーしていきたいところ。
フラワー・フォース
フラワー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ3連ショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
シードキャノン | スパイクレーザー | フラワースイング |
ビット対応:なし |
- シードキャノンは正面に小さな弾を発射する。触手が閉じていると発射せずに溜め、触手が開いた時に解放して攻撃する。5発溜まるごとに大きくなり威力が飛躍的に増し、20発分溜めると最大となりスタンダード波動砲2ループと同等の威力になる。画面上に6発まで出せる。
- スパイクレーザーは正面に5本の棘を発射する。威力はかなり低いものの数が多く通常ショット並みの連射力があるが、青レーザーなのに斜めに攻撃できない変わり者である。画面上に3セットまで出せる。
- フラワースイングは触手の先から長い花を生やして攻撃する。触手の開閉で周囲を薙ぎ払うように攻撃できるが、威力は低め。
テンタクル・フォースの植物版と言った趣のフォース。触手系フォースの中ではレーザー火力に期待できる方であるが、使いやすくなっているわけでは決してない。赤青のレーザーは攻撃範囲に問題があり、攻撃範囲のある黄のフラワースイングは威力に難ありと一筋縄ではいかない。しかし分離ショットは標準的なサーチタイプのため慣れているプレイヤーであればスッと使いこなせるだろう。
ビースト・フォース
ビースト・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
対空レーザーB | 反射レーザーB | 対地レーザーB |
ビット対応:なし |
バイド生命体の組織を使用して作られたフォース。
長短2対の触手を備えているのが特徴。
レーザーエネルギーを得ると単純な構造のバイド体を吐き出す。
- 分離攻撃はテンタクル・フォースと同じように敵をサーチするが、弾はフォースの向いた方向に対して垂直方向と斜め方向に計4発発射される。弾切れは起きないと思われる。
- 対空レーザーBは各触手の先端から水平方向にオタマジャクシを放って攻撃する。画面上に2セットまで出せる。
- 反射レーザーBは各触手の先端から斜め45度の方向にオタマジャクシを放って攻撃する。オタマジャクシは地形で反射する。画面上に2セットまで出せる。
- 対地レーザーBは各触手の先端から垂直近い角度にオタマジャクシを放って攻撃する。オタマジャクシは地形に沿って進む。画面上に各2発まで出せる。
触手系フォースとしては分離ショットに特徴があるタイプのフォース。レーザーはシンプルで、弾切れに注意すればそんなに問題のない性能。分離ショットはサーチ系であるが、敵の方を向くのに真っすぐにショットを撃たないという斬新な性質を持っている。向きを変えながら周囲に弾をまき散らすため雑魚散らしにはかなり優れているが、うまく使わないと火力が出にくい。密着していればテンタクル・フォースと同じ四連装なので最大火力が低いわけではない。
メタリック・フォース
メタリック・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
メタリック3WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ランスメタル | Vメタル | Iメタル |
ビット対応:なし 反射:オレンジの敵弾を反射する |
切り離すと、装備した機体を模した形状に変形する流体金属状のフォース。
レーザーエネルギーを得ると特定方向へフォースが伸びる。
- 分離攻撃は正面と上下斜め45度の計3方向にショットを撃つ。ちょうどスタンダード・フォースのショットがカバーしていない角度である。弾切れは起きないと思われる。
- ランスメタルは正面方向に流体金属が伸びて攻撃する。
- Vメタルは斜め45度方向に流体金属が伸びて攻撃する。
- Iメタルは垂直方向に流体金属が伸びて攻撃する。
いずれも触手系レーザーほどではないがある程度しなるので狙ったところに攻撃するにはちょっと慣れが必要かもしれない。威力は球体1個につきショット一発分くらいのような気がする。
フォースが伸びるという説明文に反し伸びた部分に防弾判定はなく、金属質のため敵弾が重なると完全に見えないので注意。
敵弾反射機能を持っているが、ミラーシールド・フォースと違って防弾判定を拡大することができない。その分レーザーを撃っていない時でも反射できるので一長一短である。
装備した機体を模した形状とあるが、究極互換機に搭載してもR-9Aのような形にしかならない。
ゴールド・フォース
ゴールド・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ゴールデンアロー | ゴールデンスフィア | ゴールデンシーカー |
ビット対応:なし |
コントロールロッドに金銀銅の金属を用いたフォース。
パワーアップすると、フォース内のバイド体によってこれらが増幅され、体色が銅・銀・金と変化する。
フォースを分解すると成分量はもとに戻る。
- ゴールデンアローは正面に1発のレーザーを発射する。威力は高くないが連射が少し速い。本体の当たり判定は狭いが、射撃に連動して子弾を近くの敵に発射する。尾の部分にも攻撃判定があり、かすめるように当てると大火力が出ることがある。画面上には1発まで出せる。
- ゴールデンスフィアは正面に浮遊して停滞する球体を設置する。球体は暫くその場にとどまるため、サージなどが現れるポイントにうまく設置すれば自動的に倒し続けてくれる。耐久敵や障害物に当たる、または時間経過で炸裂するが、この時地味な見た目に反して広めの範囲に攻撃判定が出る。画面上には5発まで出せる。
- ゴールデンシーカーは上下に2発ずつレーザーを発射する。レーザーは対地レーザーのように地形に沿って進み、一定間隔で垂直にレーザーを発射する。判定が細く威力は低めだが垂直レーザーのおかげで制圧範囲は広い。画面上には上下1発ずつ出せる。
他に類例を見ない青のゴールデンスフィアが目を引くが、他の二つもなかなか一癖ある性能である。全体的に火力は欠けているので、スタンダード系の分離ショットで補っていこう。
プラチナ・フォース
プラチナ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ホリゾンタルレーザー | チェイスレーザー | ヴァーティカルレーザー |
ビット対応:なし |
このフォースの最大の特徴は波動弾を分散させる能力である。フォース内に波動粒子誘導触媒が含まれており、設定された方向へ波動弾を分散させることができる。
- ホリゾンタルレーザーは水平方向にレーザーを連続的に照射する。きわめてシンプルなレーザー。
- チェイスレーザーは前方に2本のレーザーを発射する。レーザーは敵をサーチして追いかけるが、対象が近いほど鋭く曲がって攻撃する。威力はかなり低いが連射が効く。軌跡にもダメージ判定があるのだが、当たり方によっては連続ヒットしてかなり火力が出る。画面上には上下2発ずつ出せる。
- ヴァーティカルレーザーは上下垂直方向にレーザーを連続的に照射する。シェード・αのように軌跡が残って継続的にダメージを与えられる。
設定上ではそれしか語られないほど重要な波動弾分散能力だが、ゲーム上では波動弾が分散するのはハッピーシャワー砲の性能に含まれており、このフォースは関係ない。
バイド系らしからぬシンプルに強い優等生タイプのフォース。チェイスレーザーがやや不安定な程度で使い勝手の良い優秀なフォースである。
ダイヤモンド・フォース
ダイヤモンド・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
なし | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
スタースパイラル | シューティングスター | スターダスト |
ビット対応:なし |
このフォースに含まれるバイド結晶は、波動エネルギーにレーザーエネルギーを添加する能力を持っている。
このフォースに波動砲を撃ち込むと七色のレーザーとなって分散される。
- スタースパイラルは正面方向を扇形に攻撃する近距離型レーザー。射程はそこそこだが伸びるのが微妙に遅い。威力もあまり高いとは言えない。
- シューティングスターは正面方向に上下4発ずつのレーザーを発射する。幅広く攻撃できるが1発当たりの威力はさほど高くない。軌跡にも攻撃判定があり、うまく当てると火力が出る。画面上には上下1セットずつ出せる。
- スターダストは上斜め45度にレーザーを発射する。レーザーは一定の高度に達すると水平方向に向きを変え、後ろ斜め45度の角度に大量の子弾をばら撒き始める。レーザー本体は地形に沿って進む。一定高度以上で発射した場合は初めから水平に進み子弾をばら撒く。子弾の弾幕はかなり強烈だが、本体の威力が低めな上、攻撃範囲に癖があり状況を選ぶ性能。画面上には1発まで出せる。
プラチナ・フォース同様波動砲を分散する能力はプリズムリズム砲の性能に含まれている。
系譜上はプラチナ・フォースの後継に当たる筈だが、分離ショットがないうえにレーザーの性質も全く異なっており、プラチナ・フォースの性質を少しも引き継いでいないことが伺える。赤のスタースパイラルは微妙極まりないが、青黄はなかなかやれる性能である。ただしどちらも真価を発揮できる状況が限定されており、優秀なフォースとは言い難い。
シールド・フォース
シールド・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ディフェンシヴ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
レーザーランス | レーザーブレード | レーザーシールド |
ビット対応:なし |
人型変形機の守備能力を高めるのが目的で開発された
フォースである。職人気質のパイロットに愛用された。
彼らは、守備的なはずの本フォースを急速接近、
急速離脱と言う非常に攻撃的な戦法に用いた。
彼らのフォースの使用方法からヒントを得て開発
されたのが、後に登場する「ビームサーベル・
フォース」であることはあまりにも有名な話である。
- レーザーランスは正面に4本のレーザーの刃を出現させ、高速回転させて攻撃する。
- レーザーブレードは斜め45度ほどの角度に4本のレーザーの刃を出現させ、高速回転させて攻撃する。
- レーザーシールドは垂直に近い角度に4本のレーザーの刃を出現させ、高速回転させて攻撃する。
いずれのレーザーも撃ち続けている間、コントロールロッド間にバリアを展開し防弾範囲が拡大するのが特徴。フォース合体時にコントロールロッドが展開されるが、この時点ではまだ防弾範囲は拡大していない。
防弾判定はあくまでバリア部分にあり、レーザー刃にはないので、特にレーザーシールドは見た目ほどの防御範囲はないことに注意。
また、レーザー刃が伸びきってからはショットを止めても暫く攻撃を続ける性質を持ち、波動砲が1ループギリギリ溜まらないくらいの時間は防御し続けることができる。
ミラーシールド・フォース
ミラーシールド・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ディフェンシヴ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
レーザーランス | レーザーブレード | レーザーシールド |
ビット対応:なし |
シールドフォースに鏡面処理を施したフォース。
他のフォースが吸収できる程度の敵弾であれば、跳ね返して、こちら側の攻撃とすることができる。
レーザーはシールドフォースと同じものである。
基本的な性能はシールド・フォースと同じであるが、レーザー発射時に展開されるバリアに敵弾反射機能が付いている。
反射できる敵弾は多くのバイドが発射してくるオレンジ色の小弾のみで、他の攻撃は防御できても跳ね返すことはない。
反射するのはバリア部分のみで、フォース自体には反射機能はないので、レーザーを発射している状態でないと反射しない。
ビームサーベル・フォース
ビームサーベル・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ビームサーベルフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ビーム・紅蓮 | ビーム・群青 | ビーム・黄昏 |
ビット対応:なし |
フォースに取り付けられた2本のアームにより光学剣状兵器を制御し、敵に対して直接ダメージを与える。レーダーなどが使用できないエリアで特に有効な兵器である。
- 分離攻撃はショットを撃たないが、フォースシュート時にレーザーエネルギーをまとった状態で前進するのが特徴。通常のフォースシュートよりも攻撃範囲がわずかに広いが威力のほどは不明。
- ビーム・紅蓮は赤いビームサーベルを展開して振り回して攻撃する。振った時に水平方向にソードビームのようなものが飛んでいき遠距離攻撃もできる。
- ビーム・群青は青いビームサーベルを展開して斜め45度の角度で高速回転して攻撃する。切っ先からソードビームのようなものが飛んでいき遠距離攻撃もできる。
- ビーム・黄昏は黄色いビームサーベルを展開して振り回して攻撃する。先端が激しく光って主張しているが、攻撃範囲はサーベル全体にあるので安心。
いずれも撃ち初めにビームサーベルを伸ばす演出が入り、伸びきるまで振り回さないが攻撃判定は普通に存在しているので、ショットの間隔を調整して振り回さずに攻撃し続けることも可能。
後継のフォースと比べると攻撃範囲と速度に優れており、対雑魚ならばこれが一番優秀。
ビームアックス・フォース
ビームアックス・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ビームアックスフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ビームアックス・紅蓮 | ビームアックス・萌木 | ビームアックス・黄昏 |
ビット対応:なし |
フォースに取り付けられたアームにより光学斧状兵器を制御し、敵に対して直接ダメージを与える。ビームサーベル・フォースに比べると攻撃速度が遅くなっているが、威力は向上している。
- 分離攻撃はビームサーベル・フォースと同様にフォースシュートがレーザーエネルギーをまとうものだが、範囲が大きくなっている。
- ビームアックス・紅蓮は赤いビームアックスを展開して振り降ろして攻撃する。ビーム・紅蓮に比べて動作が遅い分接触ダメージが向上している。振り降ろした時に発生する遠距離弾の威力は変わらない模様。
- ビームアックス・萌木は緑色のビームアックスを展開して斜め45度の角度で高速回転させて攻撃する。ビーム・群青とほぼ同じで接触ダメージが向上している分上位互換の性能と言える。見た目が斧の刃になっていない部分でひっぱたいているように見えて微妙にかっこ悪いのが欠点。
- ビームアックス・黄昏は黄色いビームアックスを展開して振り降ろして攻撃する。ビーム・黄昏に比べて振り降ろす動作が遅い他攻撃範囲も狭い気がする。先端が激しく光っているせいであんまり斧に見えないのが欠点。
振り回すたびにダメージを与えているわけではないため、振り回すのが遅い欠点は範囲攻撃のし辛さに現れてくる。一方で同じ敵に継続してダメージを与えたい場合はむしろメリットともなりうる。
その他、ビームサーベル・フォースと比べると赤黄の攻撃範囲が目に見えて狭いので、高い威力を活かした対ボス向けの調整になっていると言える。
ビームダブルクロー・フォース
ビームダブルクロー・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ビームダブルクローフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ビームダブルクロー・紅蓮 | ビームダブルクロー・群青 | ビームダブルクロー・黄昏 |
ビット対応:なし |
ビームサーベル・フォース、ビームアックス・フォースをさらに改良して強化したフォース。フォースに取り付けられたアームから2本の爪状のビームが発生し、敵を破壊する。
- 分離攻撃はビームアックス・フォースと同様にフォースシュートがレーザーエネルギーをまとうもので、範囲はさらに大きくなっている。
- ビームダブルクロー・紅蓮はビームアックス・紅蓮に近い性質だが振り回したときに発生する遠距離弾が2WAYになり、弾の威力は変わらないため実質2倍になっている。飛ぶ方向が正面ではなくなったが汎用性は上がっている。
- ビームダブルクロー・群青はビームアックス・萌木に近い性質だが紅蓮同様発生する遠距離弾が2WAYになり強化されている。
- ビームダブルクロー・黄昏はビームアックス・黄昏に近い性質で、遠距離弾が出ないのであまり目に見える違いはない。
ビームアックス・フォースと比べて細かい改良点はあるが全体的にはあまり違いはない印象。ほとんど上位互換と思っていいだろう。
ブレイズ・フォース
ブレイズ・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
スタンダード4WAYショット (火炎弾) | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
チェーンブレイズ | ブレイズスロワー | ブレイズウォール |
ラウンド・ビット対応:チェーンブレイズ(赤) |
フレイム・フォースの強化版である。
火炎武装の火力の増強と攻撃範囲の拡大により、バイドの同時殲滅能力がより強化されている。
すべての面においてフレイム・フォースを上回る性能を発揮する。
- チェーンブレイズはチェーンフレイムの強化版で、威力が向上している。ラウンド・ビットによる射撃も強くなっており、正面方向への火力がかなり高い。画面上には2発まで出せる。
- ブレイズスロワーはフレイムスロワーの強化版で、威力が向上しているほか、着弾時の延焼が逆側にも発生するようになった。攻撃範囲の拡大に加え、カラーリングが白に近くなったことにより視界妨害性能もパワーアップしている。画面上には上下各1発まで出せる。
- ブレイズウォールはフレイムウォールの強化版で、威力の向上に加え、炎がより長く伸び周囲270°をカバー、伸びる速度も上昇している。カバー範囲の増加により火炎弾も上下から発射されるようになっており、見違えるような性能に生まれ変わっている。
フレイム・フォースの改良版で、基本的な性質は引き継ぎつつ全体的に威力と範囲が向上しており、非常にバランスの良いフォースである。特に産廃同然だった黄の強化が著しい。
惜しむらくは分離ショットが据え置きであることだが、それでもかなり強力な部類のフォースと言える。ただし相変わらず視界不良の問題があるので運用には慣れが必須である。
ヘルフレイム・フォース
ヘルフレイム・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン アンカーアタック(火炎) 暴走体当たり(火炎) | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
チェーンヘルフレイム | ヘルフレイムスロワー | ヘルフレイムウォール |
ラウンド・ビット対応:チェーンヘルフレイム(赤) |
フレイム・フォースを元に、アンカー・フォース改の技術を応用して作られた新型フォース。
レーザーの性能はフレイム・フォースとほぼ同じものになっているが、バイド体の影響を受けて炎の色が変色している。
フォース自体の性能としてはフレイム・フォースよりもアンカー・フォース改に近く、有線による制御や敵への食いつきといった機能を持つ。
敵に食いついた際には、フォースの余剰エネルギーを利用し接触箇所に火炎を発生させ、敵にさらなるダメージを与える。
- 分離攻撃は概ねアンカー・フォース改に近い性質だが、食いつきおよび暴走時に炎上効果が発生し、破壊力が段違いになっている。
- チェーンヘルフレイムはチェーンフレイムとほぼ同じで、威力が若干向上している。
- ヘルフレイムスロワーはフレイムスロワーとほぼ同じで、威力が若干向上している。
- ヘルフレイムウォールはフレイムウォールとほぼ同じで、威力が若干向上している。
フレイム・フォースとアンカー・フォース改を合体させたような性能のフォース。
レーザーはフレイム・フォースとほぼ同じだが威力が若干向上しているほか、炎の表現の違いにより敵弾を見失いにくくなっている(個人差があり、こっちの方が見難いという人もいる)。
分離時の性能はショットを撃たなくなり、代わりにアンカー・フォース改のチェーン、食いつき、暴走の三点セットで敵を攻撃するタイプになった。
食いつきおよび暴走時に攻撃個所を炎上させて追加ダメージを与えるため、食いつき型フォースのなかでも段違いの破壊力を発揮する。
一方ショットがなくなったことにより柔軟性、万能性が失われてややピーキーな使い勝手に変貌しており、素直な使い心地のブレイズ・フォースに比べて扱いが難しい。
バイドフォース改
バイドフォース改 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
バイド体液 バイド体液フォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ボルドレーザー | ムーラレーザー | ドップレーザー |
ラウンド・ビット対応:ボルドレーザー(赤) |
変質したバイド・フォース。
バイド・フォース時点で高かったバイド係数が更に高まっている。
あまりにも危険なため平時は完全隔離されている。
- 分離攻撃はバイド・フォース同様に真下に4発の液体を垂らす他、フォースシュート時に体液を飛び散らせて攻撃することもできる。この飛び散る体液は5つほどが放物線を描いて飛び、地形に当たると消滅するが、敵に当たっても消滅せずに継続ヒットする。一定以上の間隔を開けないと再度の発射は出来ない模様。
- ボルドレーザーはボルドの形をしたレーザーを正面に撃ち出す。ボルドは縦3横6の18個のパーツに分かれており、それぞれが独立して当たり判定を持つ。ボルドの各パーツは敵弾に対しても当たり判定を持ち、ヒットすると貫通せずに消滅するが、この時フォースでかき消せる敵弾ならば同様にかき消すことができる。威力は驚異的に高く、パーツの半分がヒットしただけでスタンダード波動砲2ループより高い可能性がある。発射からボルドの全体が出現しきるまではフォースの移動に追従するため、自機を移動させて強引に敵に当てに行くことも可能。ボルドは画面上に1機まで存在でき、ビット射撃は弾切れを起こさない。
- ムーラレーザーはムーラの形をしたレーザーを前方に撃ち出す。ムーラは波打つような軌道で進み、地形などにヒットすると胴体が拡散し、広範囲に攻撃する。威力はなかなかのものがあり、特に胴体拡散弾が集中ヒットすれば高火力が期待できるが、制御が難しい。拡散時の弾速が遅いため、次弾の発射が遅くなりやすい。また、ムーラの全身が現れる前にヒットするとその分胴体の数が減るので火力、殲滅力ともに悲しいことになる。画面上に2発まで出せる。
- ドップレーザーは上下にドップ型のレーザーを1発ずつ撃ち出す。ドップは地形や画面端に到達するとカクカクと向きを変えて画面内を動き回る。他の対地系や反射系レーザーと比較すると判定が分厚く、画面端でも方向転換する点で殲滅能力が極めて優秀。画面上に長く残りやすい関係上、自機周辺が死角になりやすいので安全確保はしっかりと。画面上に上下各2発ずつ出せる。
有料追加機体B-99専用のフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
見た目はバイド・フォースに似ているし分離ショットも同様のものであるが、レーザーの性質に特に共通点はない(ビット射撃のみかなり近い性能だが)。
各レーザーは威力が高いものの、あまりにも独特の性能をしておりとても使い勝手が悪い。その分ハマった時の性能たるや凄まじいものがあるので病みつきになってしまう人もいるかもしれない。
全体的に発射間隔が遅めになりがちなので、波動砲をうまく交えて使えるといい感じに火力が出せるだろう。
フォースシュート時にまき散らす体液は一見非力そうに見えるが、地形以外を貫通する超性能により意外に高い火力を発揮する。イービルウェーブ砲と合わせてレーザーを撃たずに敵捌くための設計かもしれない。
各レーザーは過去作に登場したバイドの姿を模しているが、追加DLCを含めてもまだ本作には登場していないバイドばかりである(ドップのみ、背景にちらほら見受けられる)。
また、バイド・フォースと合わせるとノーザリーを除き、初代の各ステージを代表するバイドが選ばれている(ような気がする)、つまり……?
ゴンドラン:ステージ1
ガウパー:ステージ2
ムーラ:ステージ5
ドップ:ステージ6
ボルド:ステージ7
キカイマシーン・フォース
キカイマシーン・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ドリルフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
キカイマシーン対空レーザー | キカイマシーン反射レーザー | キカイマシーン対地レーザー |
ラウンド・ビット対応:対空レーザー(赤) |
未知の超機械文明の技術を取り入れて開発したフォースだという触れ込みだが、形状以外のところで今のところ超機械文明さを感じられるところはない。
クラウドファンディングの高額支援者に配布されたR-9uso800専用のフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
- レーザーはスタンダード、分離攻撃はドリルを参照。
ドリルホルン・フォース
ドリルホルン・フォース | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
ドリルフォースシュート | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ドリルドリルドリルレーザー | 竜巻音符レーザー | レインボー機関砲 |
ラウンド・ビット対応:赤レーザー(赤) |
ドリル・フォースをパワーアップし、音響面でも強化したフォース。
クラウドファンディングの高額支援者に配布されたTW-3B専用のフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
- 分離攻撃時に甲高い効果音が発生する。画面端に近い場所で連発すると非常にうるさい。
- レーザーに関してはカラフルだったり音符が付いている以外は概ねドリルフォースに近いが、ドリルドリルドリルレーザーはショットが7連になっており弱体化。
ビースト・フォースX
ビースト・フォースX | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
サーチ4WAYショット | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
対空レーザーBX | 反射レーザーBX | 対地レーザーBX |
ビット対応:なし |
バイド生命体の組成を使用して作られたビースト・フォースが不規則に成長して形成されたフォース。
ドースゲージが最大値に達すると一定時間フォースからエネルギーがあふれ出し、フォースの幻影を発生させる。
クラウドファンディングの高額支援者に配布されたBX-1CX専用のフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
レーザーは基本的に元のビースト・フォースと変わらない。
装備している波動砲を最大まで溜めることで、溜めている間は触手の先から棘が出る。
そのためBX-1CXのバイドスピリット砲Xだと7ループ必要で、スタンダード波動砲試作型だと1ループ満タンにするだけでいい。
棘にも当たり判定はあるが、波動砲を発射すると同時に棘も消えてしまうため実用性はあんまりない。
また、DOSEゲージが満タンになると約15秒間フォースの上下に「フォースの幻影」とされる青い球体が付く。
これにも攻撃判定はあるのだが、特に弾を撃てるわけでもなく判定も小さいのでこちらも実用性は低い。
アンカー・フォースB5
アンカー・フォースB5 | ||
分離攻撃 | ||
---|---|---|
光学チェーン アンカーアタック | ||
赤レーザー | 青レーザー | 黄レーザー |
ゴールデンアロー | チェイスレーザー | スターダスト |
ビット対応:なし |
アンカー・フォースのマイナーチェンジ版。
ベースとなったフォースの性質や操作性はそのままに、発生させるレーザーを鉱物系バイド機体B-5シリーズのものに換装している。
- クラウドファンディングの高額支援者に配布されたR-99X専用のフォース。入手すれば究極互換機でも使用可能。
- ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの各フォースから装備を換装しているアンカーフォース。少々クセのあるレーザーが揃っており、換装前と比べて使いづらく感じるかも。
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